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札幌で菜食

2009-04-07 うそつき油に注意しようと思ったときのはなし

kawauso9992009-04-07

写真はチリ産のグレープシードオイル。

「低温圧搾法」とラベルに書いてある。

「低温圧搾法」は「コールドプレス法」とも呼ばれていて、要するに、低温で油を搾り取る方法でつくられたということらしい。



ところで、我が家で以前使っていたJ・オイルミルズのグレープシードオイルは、

新鮮なぶどうの種子から搾ったオイルです。

サラッと軽やかな風味で、クセのないさっぱりとした食感が特長です。

ドレッシングやマリネなどそのままお使いいだだくお料理におすすめです。

と、説明されている。http://www.j-oil.com/product/home/a_grape.html

(URL変更されていたので2013年追記:http://www.j-oil.com/product/health/a_grape.html)2013年7月時点で絞ったという文言は訂正されていない。


搾ったオイルです」と書いてあったし、サラダ油や菜種油ではなくグレープシードオイルだったので、本当に搾ってつくっているのだと思って使っていた時期がある。

ある時、「あれ、この油はJ・オイルミルズ社のものだ」と、ふと気になった。J・オイルミルズといえば、僕が毛嫌いしている味の素を売っている会社だ。(確たる根拠は無いが、消費者の健康は無視した拝金主義の鬼畜会社だと信じている。)

気になって電話で確認したところ、この油は低温圧搾法ではなく、溶剤抽出法によって製造されていることがわかった。


「溶剤抽出法」については、(株)イングスの「コワイ油〜溶剤抽出法〜」がわかりやすかった。

一般的に溶剤にはヘキサン(ノルイマンヘキサン)などが使われるらしい。Wikipediaには、下記のように毒性が説明されていた。

慢性毒性として、アルカンの中でヘキサン(ノルマルヘキサン)は特異的に毒性を有する。代謝系でヘキサンが酸化され2,5-ヘキサンジオンが生成し、これが末梢神経を侵すために歩行困難などの多発性神経症が発症する。

急性毒性としては500ppm以上の濃度のヘキサンに曝露する事で頭痛や軽度の麻酔作用が現れることがある。


「溶かしたオイルです」ではなく、「搾ったオイルです」と表示するのは、消費者を騙していることになると僕は思う。少なくとも僕は騙された。詐欺同然だ。


J・オイルミルズのライバル会社、日清オイリオでもグレープシードオイルを販売している。

フランス産のぶどうの種から搾ったナチュラルグリーンの100%ピュアグレープシードオイルです。

コレステロールゼロで、必須脂肪酸リノール酸を約70%含んだ体にやさしいオイルです。

http://www.nisshin-oillio.com/catalog/shokuyou.shtml

同じように「搾った」と書いてあるが、実際のところはどうだろう?

誰か調べたら教えてください。


「搾った」という(嘘の)説明書きに騙されず、「低温圧搾法」と表記された油を選びたい。

(山中油店のWebサイト内には、オリーブオイルの分類について書かれていて、これによると、有機溶剤によって抽出した油は「オリーブオイル」と表示してはいけないIOC規程があるらしい。オリーブオイルであれば、知らぬ間に溶剤オイルを食べているということを気にしなくて済むらしい。)




商品説明

「チリ・アンデス産 グレープシードオイル 500ml」は、空気が清浄なアンデス山麓で有機栽培されたぶどうが原料。500mlに対し、500kgのぶどうを絞ってつくっているグレープシードオイルです。ビタミンEポリフェノールが豊富に含まれています。油に弱い方でも、お召し上がりいただけます。熱に強く酸化しにくい為、焼き物、炒め物、パスターをゆでる塩と一緒になど、様々なお料理にお使いいただけます。グレープシードオイルのさっぱりした特徴を生かし、そのままパンにつけて食べても美味しく召し上がれます。

原材料・栄養成分(メーカーより)

[原材料] 食用ぶどう種子油

[栄養成分表 (100gあたり)] エネルギー 900kcal, たんぱく質 0g, 脂質 100.0g, 炭水化物 0g, ナトリウム 0mg, コレステロール 0mg

■内訳⇒内容量:500ml ■サイズ:53*70*205(mm) ■原材料⇒原材料食用ぶどう種子油栄養成分表(100gあたり)エネルギー 900kcal、たんぱく質 0g、脂質 100.0g、炭水化物 0g、ナトリウム 0mg、コレステロール 0mg

バターしょうゆご飯をグレープシードオイルで

グレープシードオイルでケーキ

ラーメンの仕上げにグレープシドオイル

おろし生醤油ラーメンにもグレープシードオイル

アボカド丼にグレープシードオイル

googleでトランス脂肪酸を検索

「On-line 糖尿病ウォッチャー」>「『健康エコナ』は本当に”健康”だろうか?Part2 Diacylglycerol, Pros and Cons」



***2010年4月追記***

「レビログ」>「エコナがダメならキャノーラですか?キャノーラは果たして安全か、自分の目で確認しましたか?」

http://revilog.com/2009/09/011932.html

さて、みなさんはどうしますか?安全だと信じる油を沢山使う生活ですか?でも、結局どの油も一長一短。しそ油・アマニ油だって、将来なにがしかの危険性が見つからないとは限りません・・・

グレープシードだって、オリーブだって、良く選ばなければ農薬が圧縮されている可能性は捨て切れません・・・

結局、バランスの良い食事、多くの食材をまんべんなく使う、油は避ける。これが長寿の秘密らしいです。

そういう意味では、量が少ないなら、菜種油でもOKなわけで、キャノラーなら尚良し。という事でしょうか?

そうすると油は酸化する物ですので、大量買いをさけてこまめに使い切るぐらいの注意が良いのかもしれませんね。


***2010年5月追記***

asahi.com」 > 「固い大豆からどう油をとるの?」

http://www.asahi.com/shimbun/nie/tamate/kiji/20091118.html

ののちゃん でも、大豆ってカチカチに固いじゃない。そこからどうやって油を搾(しぼ)り出すの?

 ◆先生 大豆は、重(おも)さの2割(わり)が油よ。その油を「搾り出す」んじゃないの。じゃあ、「大豆油のできるまで」を説明(せつめい)しましょう。

 ◇ののちゃん 待(ま)ってました。

 ◆先生 まず、大豆を1粒(つぶ)あたり数個(すうこ)に砕(くだ)き、次にローラーで圧(あっ)しつぶして、厚さ0・3ミリほどに薄(うす)く延(の)ばすの。コーンフレークみたいに。コーンフレーク知ってる?

 ◇ののちゃん ホテルのバイキングの朝食(ちょうしょく)に並(なら)んでる、あれね。

 ◆先生 そう。フレークは「薄片(はくへん)」という意味(いみ)よ。この場合(ばあい)は大豆のフレークね。なぜ、フレークにするかというと、次の段階(だんかい)「抽出(ちゅうしゅつ)」の準備(じゅんび)よ。

 ◇ののちゃん チュウシュツ?

 ◆先生 ののちゃんの家では梅酒(うめしゅ)をつくる?

 ◇ののちゃん うん、毎年(まいねん)漬(つ)け込(こ)むよ。

 ◆先生 その「漬け込む」のが抽出よ。ウメの実から成分(せいぶん)をアルコールに溶(と)かし出すのね。大豆が含(ふく)んでいる油は、ヘキサンという液体(えきたい)を使って抽出するんだよ。それを効率的(こうりつてき)にやるために、大豆をフレークにしたわけ。こうすると、大豆の組織(そしき)の中で油がたんぱく質(しつ)から離(はな)れやすい状態(じょうたい)になるの。そのうえ、薄(うす)っぺらな形だから、大豆がヘキサンと接(せっ)している面積(めんせき)が広くなって抽出がはやく進(すす)むの。

 ◇ののちゃん へえー。それにしてもヘキサンって初耳(はつみみ)だよ。油の成分(せいぶん)表示にもなかったし。

 ◆先生 梅酒は抽出に使ったアルコールごと飲(の)むけど、ヘキサンは蒸発(じょうはつ)させて油から完全(かんぜん)に除(のぞ)き、回収(かいしゅう)して次の抽出にまた使うの。

 ◇ののちゃん リサイクルだね。

 ◆先生 そうね。そしてヘキサンを除いたのが「粗原油(そげんゆ)」。まだ油以外(いがい)の成分も多く含んで、薄いコーヒーみたいな色をしているわ。一方、粗原油を抽出した後(あと)のフレークは、「畑(はたけ)の肉(にく)」と言われるほどたんぱく質が豊富(ほうふ)な大豆が元になっているだけに、たんぱく質がいっぱい残(のこ)っているの。だから細(こま)かく砕いて家畜(かちく)のエサにするのよ。

 ◇ののちゃん 上等(じょうとう)のエサだね。

 ◆先生 そうね。粗原油からも、チョコレートに加(くわ)えるレシチンという成分がとれるわ。さらに不純物(ふじゅんぶつ)を除いたり、色やにおいを除いたりして、大豆油の完成(かんせい)よ。

 (取材協力=J―オイルミルズの山下勝さん、横溝和久さん、藤田一郎さん、構成=武居克明)

トランス脂肪酸 表示の指針案(札幌で菜食)

「アミノバイタル プロ」など回収=味の素(札幌で菜食)


***2012年5月31日追記***

http://okyakusama.ajinomoto.co.jp/qa/giftoil08/01.htmlには、

Q:味の素KK「一番しぼり キャノーラ油」の特長を教えてください。

A:キャノーラ種の菜種を圧搾法でじっくり搾った、軽い風味が特長の油です。

とあった。こんど調べてから買ってみようかな。



「エコナがダメならキャノーラですか?キャノーラは果たして安全か、自分の目で確認しましたか?」>「レビログ( ぼくがかんがえる さいきょう・・・ってなに?)」http://revilog.com/2009/09/011932.html

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ボージーボージー 2009/04/09 07:22 偶然。ウチでもこのオイル。いくつかあって悩んだのだけど決め手はこのボトルが可愛いのと使いやすそうだったからだったりして。もちろん低温圧搾法のものを、と選んだけれどしかし『搾った』表記、この記事を知らなければ私もまんまと騙されてたクチだな。役に立つ記事でした。ありがとう。

くにくにくにくに 2009/04/09 09:45 えぇ!それは嘘つきですよ!!
「絞った」=「溶剤抽出法ではない」と考えてました・・・
気をつけます!!

kawauso999kawauso999 2009/04/10 07:19 書きながら、嘘だと感じるのは僕が神経質すぎるせいだろうかと少し気になっていたけれど、コメントがついて少し安心。あれは嘘だよね。
http://d.hatena.ne.jp/kawauso999/20061019のように指摘したら改める企業と、http://d.hatena.ne.jp/kawauso999/20080725のように堂々と矛盾を掲げる企業がありますね。
他にも、ネット上で指摘したら材料の表記が(近いタイミングで)なおったケースもあったし、消費者が声をあげることが大事だと思う。

ゆずゆず 2014/09/28 13:32 搾ったという表記が紛らわしいってことですが、
低温圧搾法ならアピールポイントになるので、
わざわざ描かないってことはないと思いますよ。

ゆずゆず 2014/09/28 13:32 搾ったという表記が紛らわしいってことですが、
低温圧搾法ならアピールポイントになるので、
わざわざ書かないってことはないと思いますよ。

りんごりんご 2014/12/14 22:50 小さい子供がいるので最近体にいいものを揃えています。
グレープシードオイルが気になっていて
どれにしようか迷っている中、こちらの記事に辿りつきました。
参考になる記事をありがとうございます。

そこで思ったのですが
メーカーはかいてないのですが
イタリア産でローマ字でグレープシードオイルとかかれていてぶどうのが絵が入ってるものを某通販サイトで見ました。
コールドプレスですか?とショップに質問したら
グレープシードオイルはオリーブオイルと違って圧搾して絞りだす事が出来ないので
溶剤抽出。(溶剤の残留は0%)
という返信がきました。
溶剤の残留0%なら問題ないということでしょうか?

けどこちらに載ってるチリ産のグレープシードオイルはコールドプレス。。

グレープシードオイルはコールドプレス
できるのですか??
どちらが正しいかわからなくなりコメントさせてもらいました。
また小さい子供には、オリーブオイル、グレープシードオイルどちらがよいとかありますか?
よければお返事下さい。

kawauso999kawauso999 2015/05/12 17:53 長らくこのブログを放置しておりました。

再びこちらを見られることはないと思いますが・・・

グレープシードオイルでも、コールドプレス製法はあるようです。
油のことには詳しくないのですが、質問したショップで扱っているオイルは低価格低品質のもので、圧搾できないというのは、その価格帯では、ということではないでしょうか。 

ユーチューブでいつけた動画のURLを下にコピペします。
この動画では、種を絞ってオイルを抽出しているように見えますがいかがでしょうか。
https://www.youtube.com/watch?v=Ha8IOyNPMyE

森の山猫森の山猫 2015/11/06 13:22 N-ヘキサンは残留してるとこと。デルモンテのブドウ種オイルについて問い合わせたところ、上記の返事でした。
仮に100%残留していないにせよ、数度に及ぶ高温処理で、トランス脂肪酸はしっかり生成されてます。
メーカーや製品によりますが多いものはマーガリンと変わらないほど含まれています。
今話題のコメ油も圧搾したものもありますが高圧圧搾だし、最終工程で、高温スチームの洗礼を浴びてます。
国産材料を使った山田製油(玉締め)ゴマ油や会津満田屋さんの差菜種油(軽く焙煎してあり手作業玉絞り)がお勧め。
低温圧搾と記載していても、溶剤抽出したものをブレンドしている場合もある。なおかつご丁寧に噴きこぼれ防止のためシリコンが添加されています。業務用より添加率が低いので記載は免除されてます。業務用の一斗缶などにはしっかりシリコンと記載されてます。
前述の山田製油さん満田屋さんはシリコン添加などしてないのでご安心を。
ま、シリコンは安全無害とされているのだけどね。

森の山猫森の山猫 2015/11/06 13:25 誤字がありました。
差菜種ーー>菜種

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