「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

「号泣する準備はできていた」感想

号泣する準備はできていた

号泣する準備はできていた

最近、身近にいるあるひとを見習って、もう少し本を読まなきゃな、と思い、図書館で2冊借りてきたうちの1冊です。短編集。20Pくらいのが10本入ってる。
あまりにさくさく読めてびっくりしました。2日で読み終わった。読書リハビリにはちょうど良かったのかもしれません。
積んでるBL小説がずいぶんあるけれど(笑)。


いろんな人々の人生のワンシーン、って感じですね。
夫と仲たがいした女のところに、昔ホームステイで世話になった家の娘が現れたり。
浮気した経験のある主婦が、姑と温泉旅行に行って彼女の世話をしたり。
父の代から親友同士という女2人が、それぞれの(現在の)夫と過ごす時間に煙草のキャンギャルが現れたりとか。
ある女が高校時代の無免許運転ドライブデートを振り返ったり(行き先は海)。

3本目「熱帯夜」はレズビアンカップルの話で、63Pにある「人生は恋愛の敵よ」という言葉がいちばんインパクトを持って響いた。

次は「落下する夕方」行こうかな。アラサーカップルと若い女の三角関係話。