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元祖〇一堂

2014-06-03

ゲームマーケット2014春に出品されたゲームで遊んでみた(その1)

 というわけで、ゲームマーケット2014春で購入した新作同人ゲームの感想についてまとめ。

  • 基本的に同人ゲームのみのレビューとなります。またあくまでゲームマーケット2014春に出品されていたゲームですので、初出が2014春ではないものも含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。

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 今日はちょっと時間がないので二本だけ。

●エイジ・オブ・クラフト〜大建築時代(チキンダイス)

  • 毎度、素敵なダイスゲームを出している「チキンダイス」が放つ本格派拡大再生産ダイスゲーム。
  • まず手番プレイヤーは3つのダイスを振り、そこから好きな目のダイスを1つ獲得します。残りは他プレイヤーが1つずつ獲得します。この獲得したダイスは「資源」として、カードの獲得に使用することができます。
    • 注意点として、自分が持っている「ダイスの数」が、この3つのダイスを振った際の「ダイス目の合計」より多かった場合、バーストとしてダイスの半分を没収されてしまいます。これが結構地味に効いてくるんですよね。
  • カードは基本的な生産系の施設の「基本サプライ」と、ランダムに選択する「ランダムサプライ」があり、カードごとに決められたダイス目のダイスを支払うことでカードを購入することができます。

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↑基本サプライのカードは「生産」系のカードが多い。

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↑ランダムサプライはランダム性が高いだけあって効果の高いものが多い。

  • カードには「各ターンごとに1回使用できる」「建設時に効果がある」「常時使用できる」といった効果が設定されており、こういったカードの効果をうまく組み合わせ、最初に得点が20点を超えたプレイヤーが勝者となります。
    • まず重要なのが、基本サプライにもある、各ターンに1つ特定のダイス目を獲得できる「生産系」の施設。このゲーム、結構建築に必要なコストが高めに設定されているので通常のダイス獲得だけではカード獲得がスムーズにいきません。そこでダイスを獲得できる生産系施設があれば、かなり有利にゲームを進められます。また、20点を取った時点で勝者となるため「得点系」のカードも重要です。推奨サプライのカードだと「図書館」はかなり強いですね。
  • プレイ感は「王への請願」+「ドミニオン」といった感じで、ダイスゲームと拡大再生産系ゲームの良いところを取った感じでしょうか。地味にバーストのアイディアがよくできていて、単純に資源を貯めるだけではなく積極的にカードを取得していく展開になりやすく、ダイスゲームらしからぬ収束性となっています。これかなり面白いよ。

●もりやトリック(こっち屋)

  • 東方二次創作タイプのゲーム。東方系ゲームはわりとどこかで見たゲームが多い印象だがこいつはかなりオリジナリティの高い一品(というか同一内容のオリジナル版も出していました。今回はこっちをチョイス)。
  • このゲームは招待隠匿系タイプのゲームになります。まずプレイヤーは最初に5枚の正体カードから1枚を受け取ります。それぞれに番号と勝利条件が設定されており、自分の正体を隠しつつ、勝利条件を満たしていくことが基本目的となります。

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↑正体カード。なぜか魔理沙がいない。謎の人選。

  • 各プレイヤーは手番が来たら6個のダイスをまとめて振ります。その中から1種類のダイス目を選び、同じダイスの数だけのアクションを行うことができます。

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↑ダイスを振ってアクションを選ぶ。

  • ダイス目が2〜5の場合、ボード(カード)の対応する目の場所に人間(白)チップ、あるいは妖怪(黒)チップを置きます。複数個をまとめておく場合、全部同じ種類のチップを置かなければなりません。

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↑ボード(代わりのカード)。ここに人、妖怪といったチップを置いていく。

  • 1の目が出た場合はお金チップを獲得、6の目が出た場合は誰かのお金チップを奪うことができます。
    • このお金チップを使うことで、「場の人間、妖怪チップを1枚ストックに戻す」、「任意のダイスを振りなおす」のどちらかができます。使ったお金チップはゲームから除外されます。
  • こうして人間、妖怪、お金チップをやり取りし、どれかのストックがなくなった時点でゲーム終了。その時点で勝利条件を満たしているプレイヤーがいる場合、そのプレイヤーが勝者となります。
    • 勝利条件は各キャラごとに「地域別の勝利数で人間が勝ち越し」「お金を最多所持」「総数で妖怪チップが多い」「人里(4の目)で人間が勝ち越し」「地域別の勝利数が人間と妖怪で引き分け」の5つ。同時に勝利したプレイヤーがいた場合、キャラクターの数字の小さいプレイヤーが勝者となり、逆に誰も勝利条件を満たしたプレイヤーがいない場合、数字の大きなプレイヤーが勝者となります。
  • このゲームで最もエキサイティングなルールが「因果の倒錯」。なんとダイス目がフルハウス(同じ目3つ+同じ目2つ)の目を出したプレイヤーは、任意のプレイヤーと正体カードを交換できるというもの。これにより勝利間近という状況が一発で逆転されたりという、正体隠匿系にあるまじきシステムw
  • プレイ時間は15分ほどと短めで、正体隠匿系のエッセンスを詰め込んだゲームシステムと、正体交換という一発逆転要素がコンパクトにまとまったなかなかの佳作だと思います。

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