カクカクの北海道Uターン週記

「元」日本語教師 /「元」旧司法試験受験生によるカクカクの北海道Uターン週記

忘れないために

 何か重要なことを覚えておく必要がある場合、小中生などは手の甲に大きくサインペンでメモしたりする。こうすればいやでも目に付くし、万が一自分が忘れても、他の誰かが指摘してくれるかもしれない。これは非常に有効な方法である。
 
 いい大人になってもコレをやっている人があるが、やはりスマートさに欠けることは否定できない。そこで、手の甲を諦めて、手帳やメモ帳を使うことになるわけだが、その手帳なりメモ帳なりを見忘れると悲劇である(しかもその悲劇はわりと頻繁に起こる)。
 
 こうした事態を避けるためには、必ず見るもの/場所に、メモを残すのがよいわけだが、私などは「(外出時に)絶対に○○を持って行かねばならない」というような場合は、玄関の靴の上に、メモ(場合によっては○○そのもの)を置いておく。まさか靴を履くことは忘れないだろうから、その際に確実に目に入るからである(ビジネスマンならパソコン画面の横っちょ辺りに、主婦なら冷蔵庫の扉などに付箋をぺたぺたと貼り付けておくというのもこの類の工夫であろう)。
 
 …さて、前置きが長くなってしまったが、確実に見る[es]のToday画面に付箋を貼る、という話。もちろん、物理的に貼るのではなく、ソフトの力を借りる。利用させていただくのは、「MiniEdit」というアプリ。以前は別のアプリを使って、Today画面にテキストを表示させたりしたこともあったのだが、あまりにTodayに溶け込みすぎて今ひとつ目立たないように感じたので、今回乗り換えてみたのである。
 
    
 写真左が見慣れたToday画面、右は「MiniEdit」を起動した状態である。これだけ目立ってくれれば、メモを見ることを忘れる、ということはなさそうである。例えば、「家庭教師先で、帰る前に交通費の話をしなければならない」というような場合がある。指導中はもちろん[es]をマナーモードにしておくが、玄関を出るとすぐに不在着信等がないか、サッと確認するだろう。そのときにメモに気付けば、大過なしというわけである。
 
 さらに、今回は「KLChgExec」というアプリを組み合わせてみることにした。これは、キーロックのOn/Offに連動して、任意のアプリを立ち上げることができるアプリ。前から知ってはいたのだが、いい使い道が思いつかず、保留していたものである。これでキーロックをOffにしたときに「MiniEdit」を立ち上げるようにしてみてはどうか。

 つまり、こうである。[es]は、普段持ち歩く際には(意図しない画面タップやキー押下を避けるために)、常にキーロックをかけてある(キーを押したりしても反応しない状態にしてある)。また、「KeyLockSuspender」というアプリにより、キーロックすれば画面も真っ暗になるようにしてあるので、[es]を使おうとする場合は、何はなくてもまずキーロックをOffにする必要があるのだ(そうしなければToday画面すら見られない)。先の例だと、家教先を辞した後、最低でも車に乗り込む前に(画面確認のため)キーロックを一度Offにするだろう。そのときにメモが立ち上がるのである(こうすれば、朝から夜まで「MiniEdit」を立ち上げっぱなしにしないで済む)。
 
 ということで、「KLChgExec」をインストールし、設定ファイル(写真右)を記述。思ったとおりの結果を手に入れることができたのであった。
 
 関与したアプリは、以下の3つ。
 1.「KeyLockSuspender」
 2.「KLChgExec」
 3.「MiniEdit」

 別ページもご覧下さい(そのうち更新しときます)。