カクカクの北海道Uターン週記

「元」日本語教師 /「元」旧司法試験受験生によるカクカクの北海道Uターン週記

大冒険(新記録のオマケつき)

 仕事は今週から秋休み(2週間弱)。季節もいいし、ここは一発ロングドライブ、といきたいところだが、間の悪いことに妻が里帰り中である。
 
 いや待てよ、ドライブなら一人で行ける。方向音痴ゆえ迷子になるかもだが、それも一興…ということで、少し前から計画を練っていた。ある程度は土地鑑のあるところがよい*1。となると、必然的に6年住んだ北陸。R8沿いなら自家薬籠中である。目標はやはりB級グルメで、いろいろ調べて「糸魚川ブラック焼きそば」にロックオン。
 
 
 妻に(里帰り前に)プランを練ってもらった(アバウトな地図も書いてもらった:写真参照)。以下の2泊3日である。
 *1日目:昼ごろ(妻を送ってから)出発し、山中越え → R161(湖西道路)→ R8 → 里山海道 → 道の駅「ころ柿の里しか(こちら参照)」@石川県志賀町車中泊
 *2日目:「ころ柿の里しか」→ R8 → 糸魚川にて「ブラック焼きそば」→(余裕があれば、道の駅「うみてらす名立(こちら)」@新潟県上越市)→ 引き返して道の駅「カモンパーク新湊(こちら)」@富山県新湊市車中泊
 *3日目:「カモンパーク新湊」→ R8 → R161(湖西道路)→ 帰宅
 
 
 
 …これなら、全行程が下道で、地理的にも(ほぼR8沿いゆえ)わかりやすい。妻がいない独りの時間を有意義に過ごすべく、大冒険を決行することにしたのである。ま、どうせ休みだし、不都合があれば変更すればよい(予約があったりするわけでもないため)。出たとこ勝負でお気楽に、と。
 
 妻はちょくちょく里帰りしているのだが、いつもは私も日中は仕事がある。しかし、今回は秋休み中につき明らかに孤独な時間が多くなる。独りで家にいるとうつも悪化するに違いない(下手すると “一日中布団から出ない” なんて事態もないとは言えない)。
 
 
 で、実際行ってきたのであるが、結論を言えば、1泊2日に短縮した(笑…1日目は計画どおり。2日目は車中泊をやめて走りに走って帰ってきた)。ま、普段一人では何もできない私としては、蓋し上出来であった。
 
 1日目は295km(このうち4kmほどは妻が同乗)、2日目は521km走った。復路の途中で63,000kmに達したが、62,000km-63,000kmの1,000kmで、22.1km/L の途方もない大記録を樹立。これはボルトの9.58秒並みの不滅の金字塔であろう。周囲の交通に迷惑を及ぼさないという条件下では限界の数字だと思われる。
 
 道の駅「ころ柿の里しか」での車中泊は、一人での設営となったが思いの外スムーズに。寝床が1人分でよいため、運転席側を荷物置き場にできたのが勝因か。しかし、夜中は 寒かった!*2  持って行ったフリースやバスタオルなど、あるだけのものを掛けてもなお、震えた*3。寒さを甘く見てはいけない。何か対策を取らないといけませんね。
 
 
 2日目のブラック焼きそばは大層美味だった。オムそば的なものだが、麺が黒いのはご想像のとおりイカ墨。具としてはイカの他、もやしやキャベツが入っている。写真右上は、もろみのようなコチュジャンのようなもの(名前を失念)。ピリリと辛く、付けて食すとアクセントになる。また、トッピングされたフライドガーリックがいい仕事をしている。これで税込800円とは安い。
  
 
 チョイスしたお店は月徳飯店(こちら。写真は幟が裏返ってますが)。本格中華のお店。他のメニューも魅力的で、是非もう一度(今度は妻と)来たいところである。
 
 
 
 18歳のときに、オートバイで日勝峠を越え、帯広(幕別)に住む友人を訪ねたことがあった。帰りは大雨で大変だったっけ。そのとき以来の冒険だったなあ。冒険は若いうちにやらないといけないことのひとつですね(写真は車中泊明けの朝。私の影も写ってますね)。
 

*1:結局弱気ですね(笑)

*2:寝る前に道の駅併設の温泉にゆっくり浸かって温まっていたはずなのだけど

*3:2日目の夜のために、途中で使い捨てカイロを購入したりもした(結局帰ったので使わなかったけど)