急に気温が高くなり、梅雨の気配がしてきて、体調が不安定になりがちなこのところの気候に何とかついていきつつ日々をこなしているうちに、あっという間に今年も6月になってしまった。
6月を迎え、庭に植えてあるブルーベリーの早生の品種の実が色づき、食べごろになったものがいくつか。
世話が行き届いていないからか、なかなか実の数が増えない。
というより、毎年この時期は草刈りに切羽詰まっていて、ブルーベリーよりも下に生えている雑草の方に目を取られ、
そうだ!
ブルーベリーがもう食べられるようになる頃だよな・・・
と思い出して木に目をやった頃には、カラスに先を越されて
しまった〜!
やられた!!
もう 実がなくなっている!!!(怒)
という顛末になっていることがほとんどなのだ。
以前、会津でブルーベリーを育てていた時など、あともう少しで食べごろだな・・・と数日後に実を摘みに行ったりすると、あれ?あの実はいずこに・・・???と、まるで神隠しにでもあったように食べ頃の実が全部なくなっていることがよくあり、それ以来、完熟直前の実を見つけた時にはその瞬間に摘まなければもうないと思え!という教訓を胸に深く刻んだのだった。
真岡の実家に引越してから植えたブルーベリーは、かれこれ5年目になるだろうか。
3年生と2年生の苗を6本くらい植えたのだけれど、去年から今年にかけて、ようやくしっかりした大きさになって、実付きがよくなってきた。
これから色づくこの実は、カラスにやられる前に自分で食べなければ!
と、固く決意しているのだが、ちゃんと自分のお腹に入るだろうか?
庭では、ラベンダーも咲いている。
ラベンダーとブルーベリー。この二つの植物には、個人的にいろいろな思い出や記憶がある。梅雨入り前の心身が不調に陥りやすいこの時期に、何度も救い出してもらったような気がする。そんな深い思い入れもあって、自宅の庭に植えている。
どちらも紫色、というところも感慨深い。カラーセラピーか何かでは、紫色には心にある悲しみや怒り、不安を癒す心理効果がある、ということになっている。