ネパールフェスティバル


昨日は代々木公園のケヤキ並木で開催のネパールフェスティバルに行ってきた。
たまたまネパール料理の店に入る機会があり、その時一緒にだった友だちが、
「今年ももうすぐネパールフェスタがあるよ」
って言う何気ない一言から始まった訳だけど、メインイベントの民族衣装のショーでファッションモデルを募集してるとのこと。
チビで黒い自分が(ちょっと自虐デフォルメだよ)モ、モデル!?
2つ返事で参加してみることに。


ネパールでは狭い国土ながらも標高(海抜)差が大きく、気象の違いから色んな区々で様々な文化があり、北のエベレストがあるような地帯から高原地帯、さらに蒸し暑い南側の平地と、衣装も実にバラエティーに富んでいると知った。

舞台裏で一緒に行った仲間も着替えに入り、1人また1人と鮮やかな衣装に身を包んで出てくるけど、なかなか自分には声がかからない。着付けが少人数だし、ステージでも出し物が同時進行中だし、てんてこ舞いで忘れられてるかと何度か心配になりながら待っていた。控え室テントの脇からは舞台がよく見えるので、観客に混じるように出し物を眺めていると、ネパールだかベトナムだかのナニ人かの男に話しかけられて、彼が何を言ってるのかステージの音楽で聞き取り辛く、何度か聞き返してしまったのだけど、突然「あぁ、すみません、そこの椅子貸してもらえますか?」とはっきりした日本語で訊ねられハッとした。どうやら僕の事を同じ人種と思い違いしていたようなのだ。

まだ衣装も着てないのに…。
まあ我ながらしかし無理もないと思う自分もいる。ハワイに行った時も、日本人女性の二人組が地図を片手にちょっと片言の英語で道を訊いてきたこともあったし(苦笑)。


さて、そんな僕の着た衣装はどんなだったかと言うと、リンブー族の正装ってことだったんだけど、このリンブー族というのがまだ詳細が知られていないらしく、もちろん本邦初公開で歴史的なトピックなのだと、主催幹部でもあり司会進行を務めておられた岡本さんが、熱く語っていた。
デザインも逸秀で、シンメトリーな二枚の布を、右・左と羽織っただけの斬新で簡素な作りの衣装だった。

族によって、だいたいは各々男女のペアで花道をウォーキング。サリーの女性陣もグループで華やかにステージを回ってくるけど、リンブー族は自分だけ独りだった。

男しかいない訳ではあるまいにリンブー。
女性はどうなってるのかリンブー。

それだけ珍しく貴重だってことだったのでしょう。


天気も良くてとても気持ちのいい1日でした。


ちなみにベトナムフェスティバルと隣り合わせの開催で、そちらのメインステージではサンプラザ中野くんやダイヤモンド☆ユカイに混じり、クイーンのコピバンGUEENも出てて、前日の流れからびっくり!

GUEEN、最高だった!

帰ってから、CDを聞き直したりライブ映像を見たり、クイーン熱が再発したのは言うまでもない。