マイクロソフト社の「ワード」など標準的な規格と互換性のないソフトを原則として新たに購入しないことになりました。
「ワード」など 国は購入せず - NHKニュース
「特定の製品ばかり」じゃ,「公平性に欠け」っての理由は,まぁ,そのとおりかと。ただ,「標準的な規格と互換性のないソフト」ってのは,何?
追記:詳しいページがあったので追加。
指針では、新たに購入するソフトはISOなどの国際的な規格や国内のJIS規格に基づいた製品を優先するとしています。最も広く使われているマイクロソフト社の文書や表計算のソフト「ワード」や「エクセル」は、現段階ではこうした規格に沿っていないため、業務に支障がある場合などを除き原則として今後購入できなくなります。
「ワード」など 国は購入せず] - NHKニュース
「Google Docs & Spreadsheets」も関係ないね,たぶん。
追記2:「OpenDocument」を全く知らないでいた。いや,見たことはあったのだろうが,まったく記憶に残らないでいた。
OpenDocument Format(ODF, OpenDocument Format for Office Applications)とは、XMLをベースとした各種オフィススイート共通のファイルフォーマットである。
OASIS(構造化情報標準促進協会)、国際標準化機構(ISO)および国際電気標準会(IEC)によって標準規格に認定されている。
2006年7月5日に、マイクロソフトは、Microsoft Office用のアドインを無償で提供することによりODFに対応するというプレスリリースを行った。
OpenDocument Formatを採用しているオフィススイートは次の通りである。
* 一太郎 2006以降、花子 2007(追加モジュールを導入することにより対応)
* Google Docs & Spreadsheets
* KOffice
* NeoOffice 2.1
* OpenOffice.org 2.0 以降
* StarOffice (StarSuite) 8.0
* IBM Workplace Managed Client 2.6
* WritelyODFを積極的に採用するオフィススイートはまだ少ないものの、ISO/IECの国際標準に認定されたことで、特定の企業のオフィススイートの形式を強制することが好ましくない公的機関などで採用の動きが強まることが予想される。