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2006-10-03 9/23 日本物理学会 言葉が水の氷結状態と水中元素濃度に及ぼす影響

[]ニセ科学物理学会での発表 22:58 ニセ科学の物理学会での発表を含むブックマーク ニセ科学の物理学会での発表のブックマークコメント

kikulogで話題になっているように、ニセ科学で有名な江本グループの「水からの伝言」絡みの発表が日本物理学会で行われました。(水伝の詳細は菊池先生のところを参照)

kikulogで紹介されている内容は多少足りないところがあったり、発表者の意図を伝え切れていない印象を受けるため、自分でもまとめます。

2006.9/23 日本物理学会原子核分会、奈良女子大学23SF会場、午前の部11:45〜12:00

登壇者は、目録によれば見たことのない人にマルがついていたためその人かと思いきや、高尾征治氏という九州大学工学研究科の助手が登場。実験者本人のようである。

発表の直前くらいから会場に人が増えてきて、立ち見も出た。

トンデモの発表”を聞きつけた連中がワンサカ沸いたようである。

本当はこの実験の理論的側面という内容で20日に二回ほど発表があったようであるが、僕は日程の関係で行けなかった。さて、内容である。

世話人の方が「えー午前の部の最後は、九州大学高尾さんによる・・”言葉が水中微量元素濃度に与える影響について”・・・」

と言うと、同時に会場からクスクスと笑いが起こる。

トンデモ見たさの連中は始めからニヤニヤとしていて、後ろから見ていても気分がよいものではない。

(以下、極めて支離滅裂な文章を書くが、決して脚色せず事実のみを伝える。これは本当に物理学会にて行われた発表の記録である。なお記憶を頼りに書くので一部言葉が違ってしまう恐れがあるので了承頂きたい。)

高尾氏:私は言葉が水の氷結状態に影響を与えるという効果を今まで研究してきました。つまり、言葉の持つ意識エネルギーにより水中の核反応が・・(云々、会場は笑い声が止まらない。)

これは協力して研究している江本さんという方の実験で、水からの伝言という本にまとまっていますが・・・水にありがとう、ばかやろうと声をかけた結果できた結晶の写真です。(ありがとうにはきれいな結晶、ばかやろうには汚い結晶を示すとのこと)

次に、これは○○県の一介の主婦の方の提案により行われた実験結果です。ふたつのごはんを入れたビンを用意し、子供さんに毎日学校から帰ってきたとき片方には「ありがとう」、もう片方には「ばかやろう」という言葉をかけ続けてもらった結果、ありがとうの方はこのように発酵し、ばかやろうの方はこのように真っ黒に腐敗してしまいました。

以下、言葉のエネルギーによる水中微量元素濃度の変化を生じ、結果として脱臭、生体活性作用を示すことを示していきます。これは、初日に理論的側面を説明させて頂きましたが、「弁証法的物神一元論」で理解することができます。すなわち、物質と精神の相互作用があり・・・ニュートリノとは半物半神の精神粒子であり、これが関与していると思われます。(このあたり説明が早く追いきれなかった)

次に、サンプルとして「ありがとう」「ばかやろう」「thank you」「you fool」というラベルをつけたビンをひとつずつ用意し、市販の精製水を入れました。まず、自然の元素変換があるのかを調べるため、<ラベルなしのビンに入れて>20ヶ月経ったところでICP(質量分析装置)にかけてカルシウム濃度の変化を見たところ、変化が見られました。

「ばかやろう」のビンはカルシウム濃度が急激に上昇しましたが、その後急速に減少していきました。結果・・・<データを見せながら>ありがとう、とばかやろう、には結果に違いが見られました。

・・次に、愛、感謝実験の説明に入ります。これらの言葉は宇宙をつくるものであり・・・こちらは、私は”やずやの香酢”で有名なやずやの社長と親しく、愛・感謝と書いたビンを頂き、この中に水を入れて表決状態を観察しました。水は枚方の水を使いました。

・・ICPにかけたところ、Si、CaFeの濃度が増加しており、またCu濃度も増加していました。

これはニュートリノ励起原子ラジカル経由で核反応が起こり・・・

(反応例として6C+14Si→20Ca、20Ca+1H→21Scなどを示す。また、濃度のグラフに平気でマイナスの値が入っていたりする)

次にビンの内壁の写真を示します。ありがとうの方は曇っています、ばかやろうの方は輝いています。これはありがとうの方で核反応が起こっていたことを示しているのではないのでしょうか?

・・・と、信じられないような結果ですが、このように出ました。(非常に自信なさげに)

すなわち、虚・実境界0点経由の光子、ニュートリノ重力子が生じているということで・・・(理解不能のため追いきれない)

EMBをアルミ缶に近づけると、Cu増加速度が上がりました。また、EMBは水をおいしくする作用があります。(氷にしたときの結晶をきれいにするから)

この相関は、ペンローズツイスター重力論に関係しており、ニュートリノなどの精製、時空創造の際に造形されるのではないでしょうか?

・・・(等々、発表は終了。次に質疑応答)

  • Q:「非常に申し訳ないことを質問させて頂きますが、これは科学と言えるのでしょうか?」

A:えー・・・科学とは何かを定義するのは非常に難しいものだと思います。今回の結果については非常にあいまいであり、三回の再現性もあったことですから、科学であると考える人がいてもいいのではないでしょうか。

  • Q:「言葉の影響の定量性と、三回の再現性とは?つまり何回のうちの三回なんですか?分母をはっきりさせてください。」

A:今回の実験については三回中の三回です。言葉について(氷の形)は、私には実験できませんのでしていません。

(当然ながら、濃度をマイナスで出すような間違った測定系で再現性がいくらあろうが科学的に再現性があったとは言わない。)

  • Q:「実験にはどのICPを使いましたか?メーカーは?誤差が大きいのでは?」

A:九州大学のICPを使用しました。・・・(このあたり記憶なし)

  • C:「もしこれが本当にあったとすればですね、我々の身の回りの・・・車が動くことでもなんでも、そういう既存理論による結果が全部崩壊してしまうわけですよ。過去の実験の積み重ねで成り立ってきた物理学の理論がひっくり返ってしまうわけです。それではおかしいと言っているんです。」(後半は特に記憶が曖昧ではあるが、発言者の意図はこういうもの)
  • Q:「定量性についてはどうお考えですか?言葉の影響を検証するには、二重盲検法といった方法が簡単に思い浮かびますが、なぜされていないのでしょうか?簡単なことでは?」

A:それは江本さんの実験ですから、私はやっていなくて・・・(座長から制止が入る「あ、回答はもう結構です。次の質問」)

  • Q:「意識のエネルギーというものを考えた場合にですね、やはり定量性を議論することができないとそのグラフのX軸を決めることもできないですから・・・」

A:そうですね・・・しかし少なくとも、ありがとうという言葉から何らかの精神エネルギーがビンに入っていると思います。・・・

えー、私自身この研究を始めてから大学で村八分に遭いまして、学生もおりませんしずっと一人でやっております。新しいことに対する大学の頭の固い態度はとても寂しく・・・。今回は、このような現象もあるという物理学に対するサジェスチョンとして発表を行ったのであり、まだまだ検証が必要であると感じています。

(座長の締め)ありがとうございました、これで午前の部を終了します。

終了後 18:42 終了後を含むブックマーク 終了後のブックマークコメント

発表後、最後の質問をしたM多先生(同じ大学の知り合いの助教授の方)と一緒に昼食をとることになった。この発表については、「精神エネルギーというものを考えたとして、定量的な実験事実があるのならば認めざるを得ない」という、僕と同じ理解をされていることがわかった。

また、トンデモの発表は今まで何度も物理学会であったんですよね、ということを話すと「しかしあそこまでひどいのは見たことがない」とのことであった。

勿論、”信じがたい結果”であっても確実な再現性と定量性があるのならば、客観事実として科学的研究の対象とはなるだろう。その結果、何か新しいことがわかることを”科学の発展”と呼ぶのであり、既存の常識を破っていくこそが進歩である。しかし、ほとんどのトンデモについては理論も実験も支離滅裂であり、科学者側が採り合う態度を示すには何一つ条件を満たしていないのが現実である。

(勿論今回の発表では全く示せていない)

僕が行っているトンデモの定義とは、「既存の学問で片がついていることを掘り起こして滅茶苦茶なことを言い出し、しかも内容がナンセンスであるもの、もしくは未知のものに対して、何の検証も行わず断定的結論を下して商売を始めるもの」である。科学の最先端では、常に自分がやっていることを疑う態度は必要であるとはいえ、これを成功させるんだという強い信念も必要であるから、ニセ科学に転ぶ危険は常にはらんでいるともいえる。

だからといってそんなものできっこないからやめろというのは知的好奇心の減退につながるだけであり、科学とニセ科学の間には広大なグレーゾーンがあることを改めて感じる。

忘れてはならないのは、"未だわかっていないことについては極端な言い方をすれば”何を言っても良く”、「実証主義科学的態度を貫き未知のものを研究した結果、仮に間違ったとしてもそれは責めれれるべきものではない」ことである。

次に物理学会でなんでこんな発表が行えるのかについて書いておく。

知らない人は驚くかもしれない。実は、物理学会の発表には審査がない。学会員であれば、会員の権利として規定の料金を支払いどんなことでも発表することができる。実は今回、もうひとつ大きな「飯田物理学」というナンセンスな発表があった。飯田修一という東大の名誉教授が、核物理をやっている身からすれば非常にナンセンスな研究を続けているらしい(僕は見にいけなかったので多くは語れない)

過去にも「UFOの飛行原理」とか「重力発電」とか「タイムマシン製造法」とかの発表も行われている。

なんでこんなことが許されるかというと、これも知らない人は驚くかもしれない。物理学会の発表は研究者の業績にならないからである。個人のHPで持論を展開するのと根本的には違わない。

むしろ、自分の研究を広く知ってもらうため、また人前で発表することの経験を積むためといった意義が大きい。

また、日本物理学会誌に論文を投稿するということも、ほとんど業績にはならない。文部科学省の方針で、ほとんど海外(主にUSA)の科学雑誌に投稿された数で研究者の点数が決まってしまうからである。

ちなみに、音の世界では・・日本音響学会での発表、学会誌への掲載は、分野が小さいということもあるのかかなりの権威があるようである。

以下は鹿島勇の感想である。

発表内容については、上に書いたそのままなのでもう何も語らない。一言、ナンセンス。

内容以外について気になるところがあったのである。

ひとつは、発表者が終始自信なさげで、どうも見ている限り自分でも心底信じている様子ではなかったことである。M多先生とも話していたことで、自分でも信じていないとすれば一体どのような意図で発表したのか、それが読めなかった。江本グループとしては自分の商品に「物理学会で発表、話題沸騰」とでも書きたい意図があるとしても、高尾氏本人がこの研究によりメリットを得ず、むしろデメリットを被っている事実、何より自信のなさが混乱の原因であり、この記事を書くのが遅れた理由でもある。現在は、おそらく高尾氏自身もどのように振舞えばよいのかわからない状態に陥っているのではないか。

もうひとつは聴衆の態度である。確かに内容を現場で見れば笑ってしまうのはわからないではないが、最初から何の発表かわかっている連中は終始ニヤニヤとしていた。トンデモ叩き(特にと学会関連)の連中はこのような態度でトンデモに臨むことが多いようである。

このような態度は非常にマズイ。不真面目な態度が気に入らないというのではなく、一般市民に与える印象である。(物事をどのように解釈するかは笑おうが泣こうが個人の自由である)

マイナスイオンなどのトンデモ(+その商売)に対応する上で、忘れてはならないのは一般市民は科学的に正しいか間違っているかは基本的に判断できないということである。批判する側が仮に科学的に正しいことを主張たとしても、ふざけた態度で臨めば(例えば、 (^^;; とか m9(^Д^)プギャー とかの顔文字を使ったり、ギャグを交えたり)、市民に対する啓蒙活動としての批判は失敗する。市民は印象で判断するからである。

だからと学会をはじめ、この手の連中の批判方法は好きでない。少し考えればそれくらいのことは思い当たるのに、結局ふざけた態度を取り続けるのであれば何をやりたいのかがわからない。

また、今回は質問にも問題を感じた。ほとんどの質問は「水伝」を前から知っている人のはじめから用意された質問であり、今回の発表を聞いての質問ではなかった。(例えば二重盲検法など、今回はICPを使ったデータがメインなのだから、真っ先に出てくる言葉ではない)おそらく発表者も聴衆も今回のような顛末になるのはわかっていただろうから、予定調和ならぬ予定混乱である。

少し話は変わり、僕自身もぱっと見るとふざけた態度という感じで批判をしたことはある。例によってAVに関することで「炊飯器電源ケーブルを変えたら米の味が変わるかどうか、ブラインドテストでやってみたら?」ということだった。

これは、印象としては確かにまずかったのではあるが至って真剣な提案である。このような実験で信頼できる結果が出たならば、精神エネルギーといったものをもう少しまともに考えてやってもいいかもしれない。しかし、現状ではトンデモ側から信頼できるデータが出ることは皆無であり、実証主義科学の立場を取る者としては”検証不要”の一言である。(してもいいけど)

追記

こんな辺境の学問の黒板にしては珍しく、トラックバックというものを頂いた。少し僕の言葉が足りなかったようで誤解めいたことを起こしてしまったようだ。よって追記。

発表後の部分で書いたように、物理学会はかなりラフな場として会員には認知されている。参加者の服装も私服が多い。トンデモ系の発表には拍手がついたりもする。これは遊びの場であるということではなくて、発表により何か審査されるような場ではないということである。発表者も聴衆も、普通は真剣そのものである。しかし、今回の発表で聴衆が笑ったのは、現場にいたら仕方ない部分はある。(いきなり、次は「愛・感謝実験」とか言い出すのだから・・・)

本文でも書いてあるように、”と学会のような態度”や顔文字をふんだんに使った態度が好ましくなく、また一般に対する印象も悪いということであり、と学会顔文字を使っているとは書いていない。(と学会員が主にネット上で顔文字を多用することはある。菊池先生もそれに当てはまる)

  • 科学的根拠に基づく批判

本文ではこれは当たり前のこととして書かなかった。勿論、トンデモに対して「これはこうだから間違っている」ということを明確に示しておくことは必要である。しかし、誰が見てもわかるような無茶な話に「それはね・・・」と切り返すのはあまりにも疲れるし、次々出てくるトンデモ理論に対しては対応しきれないことが多い。科学者も「市民も、知識がなくてもセンスで判断してよ」と言いたいところであろう。しかし、今までの事例を追いかけると、市民は印象で判断するという結論に至ってしまう。(反対に、「センスがあれば知識がなくとも判断できる」という人は、おそらく信奉者と議論したことが全くないのだろう。)

学問の黒板では、世の中を支配しているのは科学的事実ではなく市民感覚であるとずっと主張してきた。常に科学者側は負けているのである。

このように書いている鹿島勇にしても、自分の専門分野については(主に物理学)多少の判断力を持っているかもしれないが、専門外の分野については、大いなる誤解や間違いを大量に抱えていることだろう。

自分で判断する力をつけるためには様々な知識が必要なのであり、科学者だから、市民だからというよりは、自分でいかに知識を吸収したかである。

通りすがり通りすがり 2006/10/09 02:21 「AVに関すること」と「炊飯器の電源ケーブル」がどう繋がるのかさっぱり分からなかったのですが、この場合の「AV」とは「Audio Visual」ではなく、物理学上の専門用語か何かなのでしょうか?

kazimakazima 2006/10/09 19:33 いいえ、”Audio Visual”のことです。アンプやプレーヤの電源ケーブルを交換して音質云々という話をする人がいますから、それなら炊飯器の電源ケーブルでも交換して米の味が変わるかどうかやってみたら?という話です。本来の意図としては、別に炊飯器でなくても何でも構いません。

A-WINGA-WING 2006/10/19 10:36 はじめまして。
トンデモ叩き側の態度についてですが,そもそも物事を印象で判断してしまうような人たち(印象派)は,説がトンデモかどうかを自力で判断しようとしない人たちですよね。
であるならば,多少なりともトンデモのトンデモさを理解できる者がそれを笑ってみせることは,世間の雰囲気に流されるような印象派の人たちに「あぁこの話は専門家にも笑われるような話なんだな」という印象を与えることが出来るので,情報戦略的に有効ではないかと思います。

kazimakazima 2006/10/19 20:09 >A-WINGさん
はじめまして。
今回の記事を読んで、市民的観点から”確かに学会でニヤニヤした態度を取るのはよい印象を受けない”という感想を頂いています。
もちろん時と場合によっては、効果的な場合があるかもしませんが、これは数の問題です。
本文で書いたように、僕もどちらの態度も取ったことがあります。
AVはニセ科学のオンパレードの世界ですから、常にどちらの態度を取るかを迫られます。
何度もそういった局面に出くわし、色々な対応と反応を見てきた結果、トンデモを笑う態度はほとんどの場合効果がなかったという経験から今回のような結論に至っています。

予想でなく、どこかでトンデモを笑うという態度が市民を啓蒙したという場面を見たことはありますか?
そのとき、笑っている側が正しいことをどうやって確かめますか?特に自分の”専門外”の分野について、考えてみてください。

ただし、僕は笑う態度を全否定しているのではないことは忘れないでください。それは時と場合によりけりです。

A-WINGA-WING 2006/10/20 18:05 「笑いで市民を啓蒙するもの」は一般に,「芸術」あるいは「エンターテイメント」と呼ばれ,古くから存在しています。
シェイクスピアしかり,歌舞伎もそうですし,落語や漫画,アニメにもそういう要素はあります。

ちなみに私も以前はオーディオマニアでしたが,グッズの謳い文句について科学的に考えられるほどに知識がついたころ,それとは関係なく,私も周囲も音にこだわりがなくなってきていたので,Kazimaさんのように「どちらの態度を取るかを迫られ」たりした経験はありません。
またそのころはむしろ,「ウソだ」「いやホントだ」と言い合うことに楽しみがありました。
たぶん「水伝」とちがってAVは道楽に過ぎないので,そもそも科学的に証明することに意味がない問題だったからだろうと思います。

kazimakazima 2006/10/20 19:35 >A-WING さん
>「笑いで市民を啓蒙するもの」は一般に,「芸術」あるいは「エンターテイメント」と呼ばれ,古くから存在しています。

今回のトピックについて、そのように解釈するのならば僕から何かあなたに言うことはもうありません。

A-WINGA-WING 2006/10/21 19:35 なぜに発言を放棄してしまわれるのか良くわかりませんが,つまりkazimaさんは「芸術には市民を啓蒙する力はない」あるいは「市民の啓蒙のために芸術を用いてはいけない」とお考えだということでしょうか。
であるならば,個人の主義の問題なので,私としても何も申し上げることはございません。

Shibata@KGCShibata@KGC 2007/12/24 01:33 kazima様

高尾征治氏の名前で検索し、本エントリーを拝見させて頂きました。
大変冷静に、かつ好奇心旺盛に高尾氏の研究を分析されておられ、非常に参考になりました。

私どもは未来の常識になりうる研究者の方々を発掘し、その研究を加速させるために共同研究者やスポンサーを紹介しております。その関係で、先日高尾氏にご連絡し、お会いする機会がございました。高尾氏の実験結果の発表については、ご報告にありますとおり、興味深い結果であるとはいえ、データ不十分かと思っております。しかしながら、理論については、なかなか論理的に否定しづらく未来の常識になりうる可能性を感じております。しかしながら、理論物理の研究者の方々のご意見を十分集めておりませんので、まだ判断がつかないのが現状でございます。

そこで、大変ご多忙であることは重々承知しておりますが、もし宜しければ、kazima様にもご意見を頂く事はできないかと思いご連絡した次第です。

ご検討のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
#もしご迷惑でなければ、メールにてご連絡頂けましたら幸いです。

----------------------------------------------------
YUZO SHIBATA(柴田有三) President of KGC
KGC Web Site: http://www.npo-kgc.or.jp
e-mail: yuzo@npo-kgc.or.jp

kazimakazima 2007/12/28 20:29 >柴田有三 さん

はじめまして。貴方がコメントされた内容について、
・高尾氏のデータは興味深いがデータ不十分
・理論物理的に否定するのが難しく判断がつかない
・未来の常識になりうるかもしれない

という内容から判断するに、僕が貴方にとって有利な意見を提出できるとは思えません。本文にさんざん書いたことながらもう一回書いておくと、
高尾氏の発表内容はあらゆる意味で”ナンセンス”、その一言です。

理論的にこうこうだからダメだというような代物ではありません。
もし物理の言葉で書いてある内容が理解できず是非の判断がつかないのであれば、書店で高校数学、物理、化学の教科書を購入して通読してみてください。日本の平均的な理解力をお持ちの方であれば、それだけでなぜ僕が”ナンセンス”という言葉を使っているのか理解できるはずです。
もしそれでも僕の言葉が理解できなかった場合、残念ながら僕は貴方と対話をとることは不可能です。

メール云々については、もう一度学問の小部屋全体(特に「はじめに」)をよくお読みの上、どのような方法で僕にコンタクトを取るのが正解なのか考えてみてください。