X-QUEST『演戯王』と8割世界『欲の整理術』『ガハハで顎を痛め

実験作!?

朝5時に起き,空腹で困って近くのコンビニにておにぎりとコーヒーを購入。

食べながら,ブログの原稿を作ろうとしたが,パソコンの電源ケーブルを忘れてきており,やむを得ず,サードパーティの電源を求めて秋葉原ヨドバシカメラへ。

ここは,パソコンの機種さえ正確に伝えられれば大抵の電源は探してくれるようで重宝している。
ということは,何度もACアダプターを買っていると言うことになるのだが...残念。

山手線にて秋葉原へ。ついでに,ヘッドフォンやポータブルオーディオプレイヤーなども大量に購入。
うーん,こんなに買って良いものか?


と悩みつつ,御徒町へ。
まずゴルフ店へ寄り,シューズブラシ(靴底の溝に土が嵌まり込み取れなくなるので)とペットボトルドリンクケースを購入。
ゴルフの世界では,1Rで500mlペットボトル2本という定説があるらしく,ゴルフ店でペットボトルキーパーを買うと大抵2本セットのケースが出てくるようだ。

駅前で牛たん定食を食す。店前で何人かがつい立ち止まるだけあってまずまずのお味。それより冷された麦茶が印象に残った。やっぱり暑いから...

その後,アートスポーツでいろいろと購入。夏の間,十分体が動かせれば...と期待に胸膨らませながら,結局沢山買ってしまった。


一路,吉祥寺シアターへ。
ここは比較的新しいようで,雰囲気の良い劇場。さあ,楽しみだ,思う存分演ってくれ。

...と思ったら,ちょっと不発?客席がかなり後ろだったのもあるが,何だか声が通りにくいのだ。
また,暗いシーンが多くて,前作のイメージとかなり違う。何をやっているのかわかり難い...

前回公演を観た唐沢先生が『デキが良くない』と評しておられたが,当劇団,こういうこともあるのか?

最後のほうの全員ダンス,ユニゾンだったが,よく見ると,ラジオ体操第一。時間が無かったの?
偉そうになってしまうが,前作と違ってテーマがわかり難い。『どこへ連れて行かれるか判らない』感(ワクワク)と『どこへ行ったか判らない』感(アレ...)はやはり違う。


パンフレットを見ても,『ボクらは今まで頑張ってきたんです...』と(申し訳ないのだが...)やや言い訳っぽいことが書いてある。

全体に身長が高い俳優の中,片桐はづきだけが低いので『あそこにいる!』とスグわかるのは演出上の狙いだったのか?
それにしても,ちょっと物足りない感じの公演だった気がする。

前作が相当良かっただけに,次作に期待である。


外へ出たら猛暑の中,吉祥寺駅前は選挙の演説がやかましく響き渡っていた。

吉祥寺は菅首相のお膝元ということで,与野党入り乱れて午後の間,激しかったようだ。

一旦渋谷のホテルに戻り,しばし涼む。


ハルサメ店にて軽い夕食。いやいや,そう軽くも無いんだが。
土地勘が無いのもあるが,新宿経由で阿佐ヶ谷の『かもめ座』へ。
『8割世界』の『欲の整理術』『ガハハで顎を痛めた日』を観る。
何となく,鈴木雄太の演出がスキなのかもしれない...とちょっと思った。
今回,ちょっと実験作ということのようだったが,当劇団はコメディが楽しい。

失望したわけではないが,次作に期待である。

前作『学生・生徒〜』で北村先生を演じておられた川久保宏之が真後ろで観ていたようで,終演後驚く。

若い皆さんの今後の活躍が楽しみである。
(例によって敬称略)