「残照の彼方」
題名:「残照の彼方」
撮影日:08年8月18日
場所:京都市右京区・広沢池
「京都新聞写真コンテスト」
嵯峨野は広沢池にて。
夕焼けを期待して西空を狙っていたのですが、あっけなく雲が覆ってしまいました。しかし、ふと東の空を見てみるとなにやら明るい…。
急いで対岸へと移動し、東に目をやると遠くにたなびく積乱雲が落陽に照らされて紅く染まっている…。滅多に見ることのできない光景に慌てて機材をセットして、わずか4カットを撮るのが精一杯であっという間にその残照は色褪せていったのでした。
風景とは一期一会だと改めて認識させられた一瞬でした。
※上部真ん中、白い点は月です(ほぼ満月でした。)。
「快晴の下輝く」(京都新聞写真コンテスト「京滋の130景」第一回 入賞作品
おかげさまで京都新聞写真コンテスト「京滋の130景」(第一回)において、優秀賞をいただきました。この場をお借りして、入選に関わってくださった京都新聞とはてなの関係者の方々、およびこのページを見てくださった方々に厚く御礼申し上げます。
澄んだ青空をバックに、金閣が建ち誇るようなアングルが功を奏したようで、自分の中でもお気に入りの一枚になっていますが、まさかその後にこうやって賞をいただけるほどの一枚になろうとは考えてもいませんでした。
また、ちぎれ雲がフワフワと出ていたのもアクセントになり、これがなければ味気ない写真になったであろうことを考えると、シャッターチャンスを捉えることの難しさを改めて感じさせられます。
なお、PLフィルタを使用して、空の青さを強調しています。
題名 :「快晴の下輝く」
撮影日:05年12月18日
場所 :京都市北区・鹿苑寺
カメラ:キャノン EOS-7
レンズ:タムロン 17-35mm F3.5-4
絞り :F8
シャッタースピード:絞り優先AE
ISO :100
「京都新聞写真コンテスト「京滋の130景」(第一回)」
※手持ち撮影
※画像は35mm判のポジフィルムをスキャニングしてデジタル化してあります。