もう少し見直してよい、固形燃料の実力

温泉旅館でよく一人鍋用に出てくる固形燃料、以前に1合のご飯を炊くのにジャストフィット、と紹介しました。
色々実験してみたのですが、この固形燃料一つで500ml前後の水を沸騰させられるだけの熱量があります。
500ml!、意外に多い、と思いませんか?!
とは言え、固形燃料の熱量全部使って500mlフルの水を沸騰させるには、20分かかります。
おそらく冬場のクソ寒い避難所などだともっと条件は悪く、これより少ないと思います。
実際には、180〜250mlの水を、2〜3回に分けて沸かすことになるでしょうか。
固形燃料一つで1合の炊き込みご飯を炊いて、もう一つでスープあるいは味噌汁をつくる。
計算上は固形燃料二つあれば、大人二人が生き延びる分の食料が、なんとか賄えそうな計算です。
カップラーメン用のお湯を沸かすにも、固形燃料一つでなんとか二人分が確保できそうでしょうか。

ということでみなさんも是非、騙されたと思って防災袋の中に、固形燃料もお一つどうぞ。
100円ショップで3つ100円です。あ、もちろんですが、ケトルもしくはコッヘル、それと水も忘れずに。
をっと、もっと肝心なライターあるいはマッチも忘れずに。