柴田哲孝『ＧＥＱ』角川書店＜23＞

GEQ

これは衝撃的な本だ。ここに書いてあることをすべて鵜呑みにするわけではないけれど、まさに「事実の積み重ね」がこれほど恐ろしいとは。

乾くるみ『蒼林堂古書店へようこそ』徳間文庫＜24＞

蒼林堂古書店へようこそ (徳間文庫)

ものすごく楽しい本だ。古書店主と常連客の会話はもちろん、章末ごとのミステリ案内も充実。ニヤリとするラストだったけどまだまだ続編希望。

高殿円『トッカン−国税特別徴収官−』早川書房＜25＞

トッカン―特別国税徴収官―

珍しく仕事に直結するエンタメ小説かなと思って読んだけど、ふつう、僕らでいう「トッカン」は国税特別【調査官】のこと。キャラが立ちすぎてコメディ色が強いけどまあ楽しめました。