りとすら

書きたいことがあんまりありません

本谷、トップランナー

本谷有希子が昨日のトップランナーで興味深いことを言ってた。

熱くなるってカッコ悪いじゃないですか。
中高生のころってイケてるか、イケてないか。ってのが一番重要なんですよ。


演劇部に入るときも友達をうまくコントロールして
「えー、いきたくないのに」
って言って入りました。
事実だけを見れば「連れてこられたんですよー」って言えますからね。

完全に中二病。典型的な「文科系女子」で、
策略と妄想ばっかしてる陰険な女の子・・・


僕の周囲をみても、本谷好きな(たぶん、ビジュアル的に)オトコは多いんですが
作品は、自意識暴走パターン(阿部和重的な)のものが多くて*1
たぶん、人を選ぶ。(というかオトコを選ぶ)
ってか、トップランナーでビジュアルとか喋るべきじゃないとは思うんだけど
はてなのエントリーでそういうのが多かったので、一応。





本谷って先輩から嫌われるだろうなあ。絶対いやだもん、あんな後輩。
縦割り社会の演劇業界で生き残るには、
役者さんに認められるだけでも可能だということを
証明しつつあるのでは。



本谷が実践的な発言をしていて、それは舞台を目指す作家たちにとても参考になる気がする。

舞台って、役者さんの力が6割以上だって事に気づいて、
いい役者さんを呼ぶために、大きい小屋借りるんです。
ホンだけじゃダメなんだなって。

やはり戦略を考えないと、演劇で食ってくことはできない。

*1:腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」しか読んだことないんですが、たぶん作風は同じでしょう