デグーを飼育するためのおすすめのケージ（大きさ、レイアウト） ~イージーホーム80ハイ組み立て、使用法など~

さて、今回はデグーを飼育するためのおすすめのケージについて書きたいと思います。

↓デグー（名前はハル、♂、生後7ヶ月）、スマホでパシャリ↓

私も最初、ケージはどれがいいのかと悩みました。
デグーについて調べ始めた時は、たとえばハムスターのように衣装ケースで飼うことはできるのか、などを思いました。
実際には、衣装ケースでデグーを飼うことはできても衣装ケースはまったくおすすめしません。というよりやめたほうがいいでしょう。

デグーを飼うケージを考えるうえで大事なこと

湿気がこもらないこと（金網ケージなど。逆に衣装ケースなどは湿気やすい）

デグーは気温ももちろん大事なのですが、湿度にも気をつけてあげる必要があります。高い湿度がある環境はデグー飼育に適さないので、ケージも通気性が良い金網タイプのもののほうが良いと思われます。衣装ケースだと空気が入るところを作ったとしても基本的にかなり密閉されており、ケージ内の湿度が高くなりがちです。金網タイプのケージにするほうが湿度という面では優れているでしょう。もちろん、ケージを置いてある部屋全体の湿度の状況把握も大切です。

ストレスがたまらない大きさがあり、物が設置しやすいこと

ハムスターとは違い、デグーは縦やら横やら飛び回って活動します。回し車があるのはデグーの運動という観点から望ましいと思いますが、それだけでは飛び回ったりすることはできませんよね。
大事なのは広さがしっかりあることだと思います。デグーは見晴らしが良い所を好み、設置したコーナーステージやステップを上へ上へ飛んでいくこともできるので、縦の高さがあっても良いですね。イージーホーム 80ハイやイージーホーム40 ハイなどの「ハイ」（高い）が大切だということですね。衣装ケースでは高さもでません。

ケージ内の掃除がしやすいこと

デグーもおしっこやうんちをしますが、ケージ内において掃除がしやすいことは飼ううえでとても大事です。デグーの排泄物はほとんど無臭できつい臭いを発するものではないのでよいのですが、放置していては不衛生ですし量はけっこうでます。排泄物をさっと掃除して清潔な状態にできるかどうかはとても大事です。

ざっと挙げてみました。

ずばり、デグーを飼育するためのおすすめのケージは！？

イージーホーム 80ハイでしょう！

大きさも機能も申し分ありません。
デグーを単頭飼育していてもペア飼育などしていてもゆとりがあるタイプだと思います。
通気性もよく、扉の中に扉のある（後に詳述）や下部にある引き出しが掃除のしやすさを生み出しています。

下の写真は我が家のイージーホーム80ハイの全体図。曇りの日かつ逆光だったのであまりうまく撮れず。。。

イージーホーム40 ハイでも良いと思いますが、デグーの寿命は6年以上、個体によっては10年以上生きることを考えればイージーホーム80ハイで十分な大きさを提供してあげることはコストパフォーマンス的に悪いものではありません。長く生きるんだから、最初からお家もしっかりしてあげたら良いのでは、というのが私の考えです。単頭飼いだと広すぎると言う人もいますが、まったく広すぎるとは思いません。ケージのレイアウトをどのようにしようかいつも考えまくりで、ハルは楽しそうにケージ内を飛び回っています。配置するスペースと予算があるなら迷わず80ハイ、一人暮らしのワンルームなどであまりするスペースがとれないなら40ハイ、という感じでしょうか。

下部が引き出しのようになっていて、うんちなどをさっと綺麗にすることができます。写真ではキッチンペーパーを敷いてますが、新聞紙などでも良いです。これらの写真は以前に撮っていたものなのですが、今は新聞紙を使っています。新聞紙は湿気をよく吸うので、湿度の高い時期には特に重宝します。多くのペットショップでもこのタイプのケージで、よく店員さんがこの引き出しを出して掃除してます。

下の写真は、扉の中に小さな扉がある、という説明のための写真です。
スマホで写真を撮ることに集中してたせいで脱走しそうになってますが（笑）、これがあることで大きな扉を開ける必要がなくなり、想像以上に重宝しますよ！

イージーホームの組み立て

イージーホームが来た日に組み立てた様子を写真に撮っていたので、順番に。
まずダンボールを開けて説明書を取り出す。初めての人にとっては説明書なしで組み立てるのは少し厳しいと思います。なぜならケージは立体構造なので、どれがどの面なのかなどが分かりにくいのです。コツとしては、金網を地べたに敷いて水平に考えるのではなく、地面に立てて垂直に考えるとイメージがつかみやすく組み立てることができます。
（説明書を広げて、さあこれから組み立てようという時の様子）