アラスカロックの風が吹く

kazume_n2004-05-29

「アラスカ行きだー!」
 というわけではなくって。
 写真はカクテルの「アラスカ」。エリキシ・ベジタルとジンで作ってみたもの。
 規定量は15ml:45mlで総量60mlですが、三分の一量で作ってブロックアイスてんこもりで入れてます。(軟弱者との誹りは甘んじて……; でもねエリベジで作るとほとんど甘くないんだよ)
 ちなみに手前に映ってるのはエリベジに同封の説明書。シャルトリューズの歴史絵図です。(フードで顔の見えない修道士の絵ってちょっと妖しげ)

 しかしジンと氷を大量に入れてもこの色、というので、いかにエリベジが濃い緑色か分かりますな。だから先日のボトルの写真も褐色瓶に入ってるわけじゃなくって、無色透明ボトルの中に深緑色の液体が収まってるわけです。
 このエリベジ、度の強さとともに特に印象的なのが香なんですが、普通のシャルトリューズより更にもろ「草の匂い」。
 ハーブの薬草酒だから当然といや当然だけど、ミントとその他に、青臭いというほどでもないけど別の草の匂いが加わっている感じ。長い冬の間に夏の野原でも思い起こしたかね、と思うような香ではあります。
 でも今の季節に飲むと、ああ夏だね、と感じる味わい。やはりイメージは「グリーンアラスカ」というより「エメラルド・アイル」かねえ。

 今度またアクアビットと混ぜてみるかなと思ってるのだけど、なんだろねこのカクテル。デンマークにアラスカと対応するような氷原はあるのだろうか?

(そういやマジックポットは倒すとエリクサーを入手できるモンスターじゃなくって、ただエリクサーをせびるモンスターでしたな; ながらくFFもやってなくてねえ……)

ワクチンを打って

 午前中はマダム猫のワクチン接種。
 例によって抵抗もされたのだが、まあそれはよろしい。
 無事済ませて帰宅してから、これはペット健康保険の支払い対象になるはず(ワクチン代を積み立てる特約に入ってるのだ)と思い、手引きを見て電話連絡を入れてみる。と。
 呼び出し音が止まっても、しばらく無言。
 転送サービスかなんかか、うまくつながってないんかな、と思い「もしもし?」と言うと。
「はい、○○○○ですが」
 なんだ繋がってるじゃん。何故事務用電話に無言でいるのだ、と思いつつ連絡事項を伝えると、データベースを検索したらしく
「はい、カズメ(仮名)様。マダム(仮名)ちゃんと嬢(仮名)ちゃんと坊(仮名)ちゃんのおかあさまですね」
 私が産んだわけではない
 いや、同居猫の父母を自任する人が多いのも知ってますし、それはそれでいいと思うけども、他人に勝手に言われるとなんか激しく異なものがあるなあ、と。
 だいたい若猫達はともかく、マダムに関してはあんまり私が親って感じはしないんだけど。だって、出会ったとき彼女は既にして若いながらいっぱしの野良を張ってたし。彼女は経産婦で立派に子育てもしてたけど、私は親になった事ないし。
 拾ってきた子猫達も、割と保父猫とマダム猫が面倒見てくれてたしなあ。
 話をペット保険に戻すと、ワクチン代は振り込まれるらしいのはいいのだけど、(実はその他色々問題もあったのだがそれは伏せる)切り際に、色々手際の悪い受付嬢は言ったのだった。
「では、マダム(仮名)ちゃんによろしくお伝え下さいませ」
 見ず知らずの人から、何をどうよろしくしろと言うのだ
 いやあの。ペット関係の仕事だから、という気遣いなのかもしらんけども。私も確かに猫狂いだけども。
 でも動物病院への支払いってな、これ以上ないくらいシビアな現実なんであって。(高いしな;)そういうところを情で流すような事されるのはなんだか。んなこたあいいから事務のプロを寄越せ、と思った事でありましたよ。
 事業自体は評価できるのだから、ちゃんと続けて行くためには運用現場をどうにかして欲しいものである。ほんと、こんなことで潰れてくれちゃ困るのよ、こちらも。