鵠沼海岸から江ノ島へ

 夏も終わりかけだが折角だからと言うので、鵠沼海岸にあるというかき氷の名店に行く。
 行列を覚悟して行ったのだが、並ばずに入れた。評判のかき氷は氷がふわふわに積み重なっているというもので、私は抹茶に白玉を奢る。抹茶でもデフォルトで練乳はついてくる。更に同行者の方々の、小豆や白桃(ほんとに白桃ピューレかなんかなんですわ)やかまくら(蜜と練乳と和三盆糖を振りかけたオリジナルらしい)をシェアして楽しませていただく。むう、和三盆もいいですな。
 せっかく海(の近く)に来たんだから〜、というので、江ノ島海浜公園の方までてろてろ歩いていく。浜にはかなり人がいたが、レジャーシートで埋め尽くされているということもなく結構まばらで、このくらいのほうが過ごしやすくて良いんじゃないか、と言う感じであった。ただし、江ノ島あたりの浜には鴉やトンビが連なっていて、なかなかに不安を掻き立てる図でもあるのだった。
 結局てろてろと片瀬江ノ島駅近くまで歩いてしまい、ファミレスでお茶をして、しかし江ノ島まで歩いていくほどの体力はもうないということで、小田急に乗って帰った。
 まあ、力の抜けた大人の夏休みはこのようなものでございますよ、ほほほ。

網戸を貼る

 お嬢猫が換気用に開けてあるサッシの隙間に執着していると思ったら、派手に網戸を破いていることが判明した。(まあ元々年季が入って弱っていたものではあったんだけど。)
 そういうわけで一念発起し、外出帰りにハンズによって網戸貼り替え用品を購入。夜になっていたが貼り替えを試みた。
 しかし「ペット対応」と銘打たれた強力素材は、強力なだけに押し込むのも困難な代物であって、帰宅直後にシャワーを浴びたにも関わらず、作業を進めるうちに再び汗だくになってしまったのだった。指が痛いよう、張れたけど緩んでるよう、とかいうことを繰り返しつつ、しかし中断もしがたく進めたのだった。
 なんとか夜半過ぎに網戸は張り終えたものの、これは一体何の拷問だろう、という考えが頭をかすめないでもなかった。