温暖化をクイズ形式で学べる携帯サイト

ども、最近はITよりか、エコ関連の仕事ばかりしてるKazundoです。
そんなわけで今日はエコ関連の話題を二つほど。まずは、5月に行われた読売新聞の記事から。

日本人が肌で感じる温暖化の影響

地球の温暖化「特に不安感じる」71%…読売世論調査
地球温暖化「不安」71% バイオ燃料「使いたい」67% (読売新聞)
読売新聞社が5月19、20日に実施した全国世論調査(面接方式)で、環境の変化で特に不安を感じているもの(複数回答)を挙げてもらったところ、「石油や石炭の消費による二酸化炭素の増加がもたらす地球の温暖化」が71%に上った。同様の質問を始めた1989年には地球温暖化は34%だったが、以降の調査では増え続け、前回の2004年には62%となり、今回は7割台に達した。世界各地で異常気象が起きているほか、日本でも猛暑や暖冬など気候の変化が目立っており、温暖化を心配する人が増えているようだ。

最近は世界中で温暖化の影響と思われる被害ニュースが流れない日はないと言ってもよいですが、日本人でもその影響を肌感覚で捉えている人は確実に増えているようです。実際に異常気象で洪水や農作物の被害にあった人はもちろん、普段何気なく生活している人でも、「今年は暑い日が多いなぁ」とか「何か季節感おかしくない?」とか「この雨の降り方は異常」とか、とにかく「最近は何かが変」だと感じている人は多いと思います。
この7割を越える「不安」はそんなところから生まれているのではないでしょうか?

一方で北米のほうじゃ「温暖化?なにそれ?」みたいな人も結構多いというから驚き。カトリーヌの被害を「HAHA、珍しいこともあるもんだ」程度に捉えていたのでしょうか・・・。

エコを楽しみながら勉強


話は変わりますが、昨夜夕飯を食べながら携帯を覗いていたら「エコトレ」なるモバイルサイトを発見しました。

「みんなでエコトレ」は環境省及び東京大学の協力の下、イマジニアがプロデュース(サイト企画・運営・開発)するエコロジー促進モバイルサイトです。問題自体は東大生が作った模様。参加して問題を解いていくと、過去の実績がステータス化され、全国ランキングなんかにも載ってしまいます。また、問題をクリアするごとに成長する木「マイガーデン」などの機能もあり、割と楽しめながらecoを学べるなぁと感じました。
それにしても、最近は結構エコ関連の勉強をしているので、少しは自信があったのですが、中級レベルですら難しい!初回は10問中6問しか正解できませんでした・・・。まだまだ勉強不足を実感、がんばらねば。
みなさんもよろしかったら是非チャレンジしてみてください。

「みんなでエコトレ!」はこちらから →URL:http://eco-t.jp/(携帯用)
エコトレ関連のニュース→http://www.team-6.jp/report/news/2006/08/060821a.html

ソフトバンク912SHの噂

噂が噂を呼ぶソフトバンク新機種、本日詳細発表

ソフトバンク孫正義社長が5月8日の決算説明会で告知をしましたが、5月22日(つまり今日)にシャープ製の新端末「912SH」の発表をするようです。 この機種、以前からハイエンド機種との一部報道から話題にはなっていました。特に「全部入り携帯」として話題になりながら国際ローミングがついていなかったり、人によって好みが分かれるスライド式だったりと、どこか「惜しい」一面を含んでいた「911T」の影の本命として注目する人も多かったはずです。←その一人
ただし、どうも噂によるとGPSがついてない」とか「国際ローミングなし」とか言う情報がまことしやかに飛びかっていて、そのたびに思わず桜塚やっくんが脳裏に登場する状況に、少なからず苛立ちを覚えていました。が、ソフトバンクの事だし、お得意の「予想外」を当日かましてくれるかもしれません。
そんな淡い期待を抱いていたところで、昨日こんな資料をとあるサイトから発見してしまいました。

はい、どう見てもGPSのところに×ついてます。本当にありがとうございました。・・・素直に東芝買いますわ。

ちょっとブログの色変えてみます

少し幅を広げてみます

どうも、kazundoです。しばらく更新できませんでしたが、死んでたわけではありません。が、軽く息切れは起こしていた感は否めません・・・。
忙しくてもブログを書き続ける方法」といった内容のエントリーを書いた直後にぱったり止まってる辺りに切羽詰り具合が表れてますね。と言うことで、これからは向こう側を必要以上に意識し過ぎずに、肩肘張らずに自分の書きたいことを素直に書いていければと思います。
話題の幅も少し広げて、これまでと同様ITとネットとecoを中心にしながらも、アニメ、サブカル、ネトカル、ゲーム、スポーツ、ビジネス、らーめん食べ歩き、エセ物理、SFから日常の一コマまで、とにかくkazundoの趣味嗜好全開で書いていく所存です。そんなわけで、これまで奇特にもこのブログを読んでいただいていた方にとっては、「お役に立てる」情報は少なくなるかもしれませんが、ちょっとぐらいは「面白く」はなるかもしれません。
というわけで、今後とも『[I]トレ!』をよろしくお願いします。<(_ _)>

忙しくてもブログを書き続ける方法

毎日ブログを続けようと思っても、仕事や家事に追われてなかなか継続できないという人は意外と多いはず。本来、ブログを書くという行為には相当なエネルギーを必要とする。取り留めのない自分だけの日記ならともかく、「向こう側」を意識した記事を書こうと思えば、エントリーの情報に対して正確さが求められるし、そこに考察でも加えようものなら、アウトプットした内容の何倍ものインプット量が必要になる。これを実行するにはかなりのエネルギーが要する。
それなりのクオリティを持ったブログを書き続けるということは、大げさに言えば大学で一週間かけて出すレポートの課題を、毎日提出するようなものだ。しかも、他の仕事や家事を行いながら限られた時間で書くとなれば、それは従来の私自身が大学で書いていたレポートとは根本的に異なった手法をとらなければ、毎日ブログを続けることは困難だ。
私自身、社会人になり段々と忙しくなる中、いかにして効率よくエントリーが書けるかを日々模索する毎日である。
そんな中、日本マクドナルドCEOである原田氏のインタビューがビジネス雑誌「THE21」に掲載されていた。お題は「カリスマのスピード仕事術」。そこにブロガーにも役に立つスピード&効率アップのヒントがあったので、それを元に自分なりに「ブログエントリーのスピードアップ術」を考えてみた。

ネタ探し(リサーチ)⇒決定⇒アウトプットでは時間がかかる

「さぁ、ブログを書こう」と作業を始めたとき、ネタ探しのために本を読んだり、ネットサーフィンで情報収集をしていると、インプットだけで相当な時間がかかってしまう。特にタイムリミットを設定していなければ、いつの間にか二時間、三時間が過ぎていた、なんてこともあるだろう。これでは時間がかかり過ぎてとてもじゃないがアウトプットが間に合わない。

テーマ設定(仮説)⇒検証のためのリサーチ⇒アプトプットで短縮

インプットの時間を短縮するにはまずテーマを先に設定してしまうことだ。テーマを設定したら、仮説としておおよその内容を頭の中で構築し、それを軸にリサーチを始める。この後にアプトプットという流れに持ってくれば、インプットの時間はだいぶ短縮できる。

ネタは日々メモにストック

とはいえ、テーマ(ネタ)は日々インプットされる情報から生み出されるものだ。パソコンの前に座っていきなりテーマが思いつく人はいない。思いついたとすれば、それは以前から頭の中にストックしてあったネタを思い出しただけだ。
ネタを尽きさせないためには、日常生活を送るうえでも常にアンテナをはりつづけ、それをメモなどにストックする作業が必要になる。例えば休日にどこかへ出かけたとき、好きな本を読んでいるとき、テレビを見ているとき、「あ、これはネタになりそう」と思ったらすかさずストックする。そうすれば、時間がないときでもネタ帳を開いて、すぐに「テーマ設定→検証→アプトプット」の作業に移ることができる。

専門性を深めるにはネタ探しのためのインプットも必要

ここまでは、時間がない中でブログを書き続けるための方法を書いたが、自分の専門性を生かしたエントリーを書くには「ネタ探し」の時間も必要である。
日々、我々が受動的に目にする情報というのは、良くも悪くも一般的な情報である。一般的な情報だけではエントリーの深さは生まれない。やはり、それなりの考察が可能な自分の専門性を生かした「旬なネタ」を提供するには、その分野に対する能動的かつ広範囲なリサーチも必要だ。それによって、世の中でまだあまり話題になっていないニッチな情報の提供や、自分自身の新たな発見が生まれるのである。

余談 原田氏にとっての「仕事の速い人」

原田氏にとって「仕事のできる人」を一言で表すと「机の上がきれいな人」だった。
う〜ん、今のところはクリアできているかなぁ。これは要するに「机の上がきれいな人→情報が整理できている→情報をすばやく引き出せる→スピードが速い」ということなのだろう。
でも、どんなに部屋が汚くても何がどこにあるかわかってる人っているよね。逆に整理しちゃうとどこにしまったか忘れる人とか・・・。

Lohas Design Award 2007に行ってみた

新宿御苑ロハスに触れる

昨日、母の日ということもあり、上京してきた母親といっしょに新宿御苑で行われている「Lohas Design Award2007(ロハスデザイン大賞2007新宿御苑展」を覗いてきた。
このイベントは「ヒト」「モノ」「コト」の三つの部門にわかれた各ブースを回って、自分が「これこそがロハス」と感じる展示に投票するというもの。投票券は入場口付近で配られている。
この投票券、ちょっとした工夫がされており、環境省が推進する「チーム・マイナス6%」の個人参加受付票をかねていたり、「グリーン電力*1の1kwh分の無料利用権がプレゼントされる。
ちなみにこの「グリーン電力」とは、日本自然エネルギー株式会社が運営する「グリーン電力証書」システムを利用したもので、我々は投票券に記載されたプレゼント用のIDを専用のページから登録することによって、1kw分の証書を購入したことになる。主催者である「ロハスクラブ」と「グリーン電力アカウント」の二つのIDの取得が必要となるため少々面倒だが、こういった機会に参加してみるのもよいかもしれない。
展示会では、東京電力帝人といったエコイベントにはおなじみの協賛企業の出展のほか、明星大学の学生出展も見られた。また、NIKEiPodのコラボで新宿御苑内のランニングイベントなども行われていた。

個人的に目を引かれたのがエコバックの出展だった。坂本龍一氏の提案によって始まり、テイジンの技術によって実現したというこのプロジェクトのコーナーには、様々なデザインが施されたエコバックが展示されていた。「レジ袋を何度も使うのは恥ずかしいけど、愛着が持てるバックであれば自分から使いたくなってしまう。」そういったコンセプトを感じられた。
もちろん機能性も兼ね備えており、解説によると2ℓのペットボトル6本の荷重に耐え、数百回もリユースできるという。軽さやコンパクトさにも配慮がなされており、いつも持ち歩くバックに入れて持ち歩いても気にならない。もちろん洗濯も可能。
展示会にあったようなカラフルでかっこいいバックであれば、自分でも使ってみたいと感じた。まさに「ロハスデザイン」。街でヴィトンのバックをこれ見よがしに周囲に見せつけながら歩くより、さり気なくエコバックを提げている人のほうがかっこいい。そう感じる人がこれから一人でも増えればいいなぁと思った。

5月20日まで開催中

展示会は5月20日までは開催されるとのこと。また土日には坂本龍一氏をはじめとする著名人のトークイベントやライブも行われる予定。詳しくはこちら
興味がある方は足を運んでみては?

*1:はてなもこのグリーン電力証書を利用し、風の力でサーバーが動いているとみなされる。また先日ミクシィもすべてのサーバー電力をグリーン電力に切り替えた。

日本人はもっと人を褒めるべきだよね

自己評価が低すぎる日本人と高すぎる米国人

夜も遅いが寝る前にもう1エントリー。
コラムニストの金平敬之助さんの記事におもしろい話があったので紹介する。

■日米監督の違い
日本のプロ野球の話。春のオープン戦で楽天一場投手が四球を連発、押し出しで得点を与えた。試合後の野村監督の愚痴。
「あれじゃ打たれるほうがマシ。キャンプは失敗だったんじゃないか?」
阪神の杉山投手も3回で7安打を打たれる。試合後の岡田監督のひと言。
「次はないよ」
大リーグ春季キャンプの話。ニューヨークヤンキースの井川投手の初ブルペン入りで投げた初級は大暴投。高めに抜けるボールも多かった。決して出来がいいとは言えない内容にトーリ監督はこう評した。
「少し荒れていたようだが、無理してストライクを投げようとしなかったことがよかった。」

もうひとつ。「ウェブ進化論」書き、今はシリコンバレーに在住する言わずと知れたネット界のご意見番梅田望夫氏の書いたエントリーから。

■「直感を信じろ、自分を信じろ、好きを貫け、人を褒めろ、人の粗探ししてる暇があったら自分で何かやれ。」
ネット空間で特に顕著だが、日本人は人を褒めない。昨日もLingrイベントで言ったけど、もっと褒めろよ。心の中でいいなと思ったら口に出せ。誰だって、いくつになったって、褒められれば嬉しい。そういう小さなことの積み重ねで、世の中はつまらなくもなり楽しくもなる。「人を褒める」というのは「ある対象の良いところを探す能力」と密接に関係する。「ある対象の良いところを探す能力」というのは、人生を生きていくうえでとても大切なことだ。「ある対象の悪いところを探す能力」を持った人が、日本社会では幅を利かせすぎている。それで知らず知らずのうちに、影響を受けた若い人たちの思考回路がネガティブになる。自己評価が低くなる。「好きなことをして生きていける」なんて思っちゃいけないんだとか自己規制している。それがいけない。自己評価が低いのがいちばんいけない。

この件に関連して梅田氏は、「アメリカ人は過剰に自己を高く評価する人が多いが、逆に日本人は過剰に自己を低く評価する人が多い。その中間ぐらいが一番バランスがいいのに。」とも言っている。

日本人はもっと人を褒めていいと思う

日本人はとにかく人を誉めるのが下手だ。特に男性はその傾向が顕著のように思える。他人を評価すると自分の評価が上がるとでも考えているのか?それとも単純に相手の良いところを見つける能力が低いのか?
一番最悪なのは相手を貶めることで自分の精神的安定をはかろうとする人。自分よりまだまだ下がいると思うことでしか安らぎを得られなくなってしまったらもう終わりだ。
人を褒めるのが苦手な日本人は、少しわざとらしいというくらい褒めてちょうど良いのではないか?もちろん、まったく見当違いな褒め方は相手を不快にさせるが、ちょっとでも良いと感じれば些細なことでも素直に褒めるべきだ。別にそれがまったく関係のない他人だって、ネットの中だっていい。そういう習慣はつけて損はない。
コミュニケーションにおいて相手を肯定すると、相手からも肯定的な答えが返ってくる、その応酬を「プラスのストローク」という。SNSが発展した理由のひとつに、この「プラスのストローク」が生まれやすい土壌を作ることができたからというのは間違いない。プラスのストロークは相手への信頼、チームの団結力、発展的意見の創出など様々な効果を発揮する。
褒めるのが嫌いな人がよく言うセリフに「あいつは褒めるとすぐつけ上がるからダメだ」というのがある。別につけ上がったっていいじゃないか。どんなにつけ上がっても、いずれ現実にぶち当たるんだから。わざわざ先回りして鼻っ柱を折って、本人のやる気すらそぐ必要なんてどこにもない。だからこそ身をもって結果を知る競争の場は必要なのだろう。というか、そもそもが自分を過小評価する人が多い日本では、ちょっと褒めたくらいで天狗になる人はほとんどいないだろうからそんな心配はそもそも無用だ。
余談だが、自分の職場の周りには「人を褒める能力」に長けた人達がとても多いと感じる。新入りの自分にとってはそういった環境で仕事ができるのは幸運である。

「MovaTwitter」が激しくマッシュアップされている件

GPSと連動したり写真送ったり

依然このブログでも4月26日にレビューした「MovaTwitter」についてだが、ここにきて面白い機能が続々と追加されているようなので、改めてレビューしようと思う。(以前のエントリー以降に追加された新機能を中心に)

■ダイレクトメッセージの対応
モバイルからTwitterフレンドに直接ダイレクトメッセージを送信できる機能。本家との違いはそれぞれのコメントにある[d]のボタンをクリックするだけでメッセージ送信画面が表示される。これによって投稿されたエントリーを見ながら2ステップでメッセージ送信が行える。(本家の場合はまず送りたい本人のページに移動してから、送信画面を開くので3ステップ。
■tMenu
Google検索やお天気情報、乗り換え検索やニュースサイトなど色々便利なサイトへ飛べるリンク集。
■位置情報入力支援機能
各々の携帯に搭載されているGPS機能を利用し、位置情報を測定。測定結果をエントリーにのせることで、自分が今どこにいるのか相手に知らせる事が出来る。旅先などで正確な住所を把握していないときなどに便利だ。
■「写ツ」β版
携帯で撮影した写真をTwitterのエントリーにダイレクト投稿できる機能。まずマイページの「写ツ」ボタンをクリックすると、専用のメールアドレスが表示される。そこの件名に書きたいメッセージを、添付に写真をつけて送ると、Twitterのエントリーにポストされる。なお、実際の画像データは、「hatena fotofile」のTwitter専用スペースにUPされているようだ。つまり、TwitterにポストされたURLリンクは、はてなにUPされた画像へのリンクである。

また、MovaTwitterはペパ研の「キウイ」に新たに認定された。

ポータルコンテンツが先か、コミュニケーションが先か

上記のようにモバトゥイッターは次々と新しい機能を追加しているが、どれも本家にはない、あるいは不十分なところをモバイルの特性に合わせてマッシュアップされている。前回の紹介からまだ半月程しか経っていないが、このリリーススピードは素直に感心してしまう。
少し話は変わるが、最近こういったモバイルコミュニケーション系のサービスが、後々乗り換え案内やニュースなどポータルとしての機能も備え始めているケースが多い気がする。モバトゥイッターで言うと「tMenu」ポータル系コンテンツにあたる。また、モバゲータウンでも乗り換え検索や地図検索の機能は充実している。
モバイルで重要だと筆者が考えるのは、「ひとつのサイトですべてが事足りる」ということだ。つまり、PCサイトのように、ニュースならCNET、地図ならGoogleMap、天気ならYahoo!天気、グルメ情報ならぐるなび、(あくまで例)のように、用途によってそれぞれ使い道を分けるのではなく、自分が最初に見るひとつのサイトからすべての機能を利用するといった使い方のほうが多いのではないだろうか?
こういった使い方の違いは、それぞれの機能的特性の違いに由来するものと考える。例えばブックマークを頼りに次々とサイトを開き、「タブ」によっていつでも切り替えられるPCブラウザに比べ、モバイルでは他のページにリンクなしで飛びたいと思ったら、一度ブックマークを開いて現在のページを閉じる必要がある。この一連の動作を必要とする面倒な操作性ゆえに、PCとモバイルのネット閲覧行動は大きな違いが表れているはずだ。
要は、ひとつの機能に特化したどんなに面白いサービスも、モバイルでそれを展開しようとすれば、おのずとポータル的な要素も求められてくるということだ。コミュニケーションサービスからはじまったモバトゥイッターやモバゲーが、後からポータルサイト化していく様を見ていると、コミュニケーション*1→ポータルの流れでサービスを展開していったほうが結果的にはうまく行くのかもしれない。
となると、PCよりモバイルのほうが、様々な機能を取り込むマッシュアップを活用したサービス構築の視点が重要になってきそうだ。

*1:ユーザーを惹きつけられる面白い特化型サービスであれば必ずしもコミュニケーションサービスである必要はない。