社給品ではありません
ゴミ箱から拾い上げた綿手袋を、派遣さんに渡したわが社の社長。
しかし。
その捨てられていた綿手、間違いなく社員が自腹で買ったもの。
だって。
わが社の備品・消耗品に綿手は入っておりませんもの。
先日組立チームに来た派遣さんに常務が渡したのだって、社員の私物を「ちょうだい?」って言って持っていったものでしたよね。
綿手だけならまだ良いけど、現場で機械付き専門になっている人は、ニッパーも私物で用意してますよ。
じゃないと、切れない・バネのないニッパーで、ゲートカットをする苦労を味わうことになるからです。
更に。
金型や機械の担当社員ともなると、パーツクリーナーとか六角レンチとかドライバーとか投光機とか。
仕事に必要なあらゆるものを自前で用意しております。
必要だから買って欲しいと申し出ても、「どうして必要なんだ」とか「あるものでやれ」とか愚痴愚始まるんで、みんなイヤになっちゃうようですね。それなら自分で買ったほうが早いって。
消耗品や備品は頭の痛い項目なんでしょう。
で、買ってもすぐに社員が無くすとか(管理する人が居ないんだから当然でしょ)、大事にしないとか社長がおっしゃる事も解りますけど。
けどね。
たまに気まぐれで買ったニッパーだの軍手だの、事務所の机の下とか棚の裏でホコリにまみれてるんですが。
あれのほうが、もったいなくないですか?