昨日の夜から、Linuxの設定作業。
とりあえず、SambaでMacとファイルの共有できるようにしました。
いや、NFSより設定簡単だったんで。
ついでにちゃんとtelnetもできるように設定。
Linux機は外につないで使わないので、セキュリティ的には問題なし、と判断しました。
で、ざっとデータを移動。
作成済みの小説とか、ネットを徘徊して今までため込んだ萌え絵とか。
これからちゃんと一元的にデータを整理していこうと思います。


次の作業はぽえりな

Fate/stay night SS予告(のみ)

ーー灰色の空。
煌びやかな春と、鮮やかな夏の合間。
停滞するその季節。
じめじめ、生温い雨。ただただに不快な毎日。
けれど、私の身体はその季節を求めている。
この穢れた身体はーー


「桜、あなたーー」
 凛は、胸の前で右手を握っている。何かからその身を守るように。
「ーー大丈夫ですから、姉さん」
 答える桜は、凄惨な笑みを浮かべていた。


 濃い闇があたりを包んでいる。
「なぁ、本当にーー」
 躊躇する。
「だまれっ、今更なんだよっ! もう、何もかもが遅すぎるんだよっ!」
 答える右手がーーいや、右手に持ったアレが光り出す。
「駄目なのか……」
 士郎もその精神を集中させる。理性で抑えようとも、本能が抗うことを求めていた。
「……仕方がないんだよ」
 呟きとともに、奔流が襲った。


 一歩、近づく。
「……先輩?」
 それは、桜だった。
「私、汚れてるんですよ?」
 雨が降っている。
「もう、普通の女の子じゃないんです」
 桜を濡らしている。
「ーー先輩の前にいちゃいけないんです」
 そう言って、士郎を拒絶した。


 始まりの地。
 そして、終わりの地。
「全部、終わらせるんだっ」
 立ち向かう。
 自分の想いーー正義の味方であり続けるために。
 守るため、自分の大切な人を。
 桜、彼女のために。
「ーー同調、開始」




過剰なる楽園。
それが現実に浸食を始めるのか、それとも、現実が楽園を苛むのか。
相容れぬ二つの世界が接触するとき、
「私」はーー


Fate/stay night another story ――overgrown "EDEN"――


……ええと、Wish発売の記念で、予告だけ、ということで。
たぶん、探せばセイバー・凛ED後の桜の話ってたくさんあるんだろうなぁ、と。
だからじゃないですけど、書きませんよ、というより書けませんよ?

[Today's tune]Wounds/Inme