とらドラスピンオフ2! 虎、肥ゆる秋(竹宮ゆゆこ)

とらドラ・スピンオフ2! 虎、肥ゆる秋 (電撃文庫)

とらドラ・スピンオフ2! 虎、肥ゆる秋 (電撃文庫)

今、ものすっごい人気になっているとらドラ! 待望の新刊です。
──と言っても、短編集なんだけど。
が、短編集と侮っちゃだめ。
中身は最近の原作小説レベルに濃いぜー濃いぜー

  • 虎、肥ゆる秋

表題作。
うわー、大河こえー、ラストのあとの展開は、グロテスクだな……
さしもの手乗りタイガーも、体重には勝てなかったという話?
でも、大河も丸くなったよなぁ。いや、体型の話じゃなく。
始まった当初だったら、紙袋が現れた瞬間に滅殺してると思うんだ。
それがこうなったのは、やっぱり少しずつでも成長してるんだろうなぁ、と。

  • 春になったら群馬に行こう!

ライトノベル界屈指のバカキャラの春田の恋物語
──いや、バカと言っても最強のバカ 明久には負けるんだけどね!


いやぁ、これが予想以上に良かった。
どうせ、春田の話なんて……と思っていたのが甘かった。
春田、良いやつじゃん……
バカはバカなりに、ちゃんと考えてもいるし、それなりに結論もちゃんと出せる。
それは、時にはどんなに頭がいい人が考えていたよりも、最適解。


そして、独身(30)良いなぁ。
ほんと、ちゃんと先生じゃん。

  • THE END OF なつやすみ

夏休み最後の2日間に起こった悲劇。
いやぁ、ちょっと見たいなぁ、と思うものの、すごく可哀想……
もちろん、大河も竜児も。
というより、たけゆー竜児の描写と言うか、心情と言うかうまいなぁ……

  • 秋がきたから畑に行こう!

こういう、気楽な話が良いなぁ、と思うものの、
なんというか、嵐の前の静けさ? 的な感じで、結構厳しいものがある。
この、三人で笑いあったときが、もう一度来るといいなぁ、って思う。

  • 先生のお気に入り

独身(30)こと恋ケ窪ゆりの教師になりたての頃の、
心温まる(?)話。
まさに、独身(30)伝説がここから始まった、と言っても過言ではない、
レジェンド・オブ・独身(30)!
あー、こんな先生良いなぁ。
というよりも、自分も(先生じゃないけど)働き始めて、
先生、という人たちもおんなじ人間なんだよなぁ、と実感していたり。
彼ら/彼女たちも、ボクたちと同じように笑ったり、泣いたり、喜んだりするし、悩みもする。
そして、恋だってするんだ、と。
だから、何かと言うと、独身(30)良いなぁ、ということで。

シグナムさんがきました

ええと、シグナムさん買いました。
とある方が「机買って片付けたー」とtwitterに写真をpost

なんか、スピーカの上にシグナムさんが……

twitter上で、シグナムさん買っちゃいなよ?YOU?とあおられる

気がついたら、amazonさんから大きな段ボールが……
という流れです。

これですね。
うちは、スピーカの上に置いてあります。
よく考えると、こういうフィギュア自分で買ったのって初めてだなぁ、とか。
ええと、迫力ある躍動感溢れるポーズに、細部まできちんと作り込まれていて、
非常に満足しております。
写真で見ると、ふとももがすばらしいシグナムさんですが、
実際に見ると、ふとももも良いけど胸もいいよ! という感じ?
さすがはおっぱい魔人……

[Today's tune]街灯に明りが灯る前に/eastern youth