風が吹いたら届くよテレパシー

ジオラマ

ジオラマ

埋火の新作が素晴らしい。しっかりした質感をもったモノクローム写真の様に深みと淡さ感じさせる傑作。

写真はSMENAを久しぶりにひっぱり出して。フィルムはIlford 3200




読書ブーム

最近は読書してます。留学時代以来の活字ブーム。毎日新宿のBook1stで本を漁る毎日(予備知識が無いので、平積みから手をつけるチキンです)、本屋さんてなんであんなにワクワクさせる要素に溢れてるのだろうか!レコ屋より最近は本屋だ。

ミステリーに関しては家に200冊ほどストックがどういう訳だかあるので、そこから摘んで読むと。とりあえずチョコレートコスモス面白かったです、続きが読みたくなる。

とにかく読み出したら早く読み切りたいので、行き帰りの電車→市ヶ谷(クリエ)→地元(最近はもっぱらここ)→公園、ととにかく寄り道しまくってでも読む。
週末は吉祥寺で昼から酒飲みながら読む。毎日楽しい。

2年半放置だったブクログも再稼働、本が熱い。
読了リスト


静寂の世界

静寂の世界

静寂の世界

国内盤の邦題にろくなやつなんかないんだけど、この「A Rush Of Blood To The Head」を、「静寂の世界」と持ってきたこのセンス。リリースから8年たった今でも見返すと鳥肌がたつ。
このアートワークも初めて見た時は衝撃的にかっこよく感じて、シングルも全部買ってそろえてしまった。

8年前なので、当時僕は高校1年生。昼間の定時制都立なんていうめちゃくちゃな進路を選択し、単位制にかこつけて、「雨が降ったら学校自主的に休む」なんていうルールを設定してた。

で当時のお決まりのコースは、8時過ぎにドキドキしながら新宿のスタバでコーヒーのんで、10時になったら高島屋HMV行って、その足で今はなきVirgin Mega Storeに行って、11時になったらそこのネットカフェが始まるから、ヴァージンコーラとクッキー買って、Macでネットして、1時過ぎたら家帰る、もしくは今更学校に行く。こんな感じだった。

このアルバムは、1年の夏休みにホームステイに行く事になって飛行機の中で何聴こうかなと思い、Virginの洋楽コーナー(The Libertinesの1st買ったり、Death in Vegas買ったり、CDと言えばこのVirginだった)でアブリルラヴィーンの「Let Go」輸入盤(まだ全然売れる前だった)とこのアルバムが同じ視聴機で展開されてたので、買った。知らないバンドだったけど買った。


In My Placeとか、後にF1でも使われるClocksとかその辺の曲がこのアルバムの代名詞だったし、当時の僕も頭5曲ばっかり聴いてたんだけど、最後の2曲「A Rush Of Blood To The Head」と「Amsterdam」が最高に鬱で最低で意味不明でかっこいい。これだけで充分、いつ聴いても泣いてしまう。
歌いだしが「この土地を買って、そいでもって燃やし尽くしてしまうんだ」。もはや逆ギレでしかないんだけどね(当時のクリスマーティンはまだ聖人っぽさが薄かった、Make Trade Fairキャンペーンはやってたが)。最後の2曲は機会があったら歌詞カードをみながら聴いて欲しい。


まぁなんでこんな事書いてるのか意味不明なんだけど。咳きがとまらないとうつになってよくわからなくなるんです。全然寝れないし。