静寂の世界
- アーティスト: コールドプレイ
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2002/08/12
- メディア: CD
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国内盤の邦題にろくなやつなんかないんだけど、この「A Rush Of Blood To The Head」を、「静寂の世界」と持ってきたこのセンス。リリースから8年たった今でも見返すと鳥肌がたつ。
このアートワークも初めて見た時は衝撃的にかっこよく感じて、シングルも全部買ってそろえてしまった。
8年前なので、当時僕は高校1年生。昼間の定時制都立なんていうめちゃくちゃな進路を選択し、単位制にかこつけて、「雨が降ったら学校自主的に休む」なんていうルールを設定してた。
で当時のお決まりのコースは、8時過ぎにドキドキしながら新宿のスタバでコーヒーのんで、10時になったら高島屋のHMV行って、その足で今はなきVirgin Mega Storeに行って、11時になったらそこのネットカフェが始まるから、ヴァージンコーラとクッキー買って、Macでネットして、1時過ぎたら家帰る、もしくは今更学校に行く。こんな感じだった。
このアルバムは、1年の夏休みにホームステイに行く事になって飛行機の中で何聴こうかなと思い、Virginの洋楽コーナー(The Libertinesの1st買ったり、Death in Vegas買ったり、CDと言えばこのVirginだった)でアブリルラヴィーンの「Let Go」輸入盤(まだ全然売れる前だった)とこのアルバムが同じ視聴機で展開されてたので、買った。知らないバンドだったけど買った。
In My Placeとか、後にF1でも使われるClocksとかその辺の曲がこのアルバムの代名詞だったし、当時の僕も頭5曲ばっかり聴いてたんだけど、最後の2曲「A Rush Of Blood To The Head」と「Amsterdam」が最高に鬱で最低で意味不明でかっこいい。これだけで充分、いつ聴いても泣いてしまう。
歌いだしが「この土地を買って、そいでもって燃やし尽くしてしまうんだ」。もはや逆ギレでしかないんだけどね(当時のクリスマーティンはまだ聖人っぽさが薄かった、Make Trade Fairキャンペーンはやってたが)。最後の2曲は機会があったら歌詞カードをみながら聴いて欲しい。
まぁなんでこんな事書いてるのか意味不明なんだけど。咳きがとまらないとうつになってよくわからなくなるんです。全然寝れないし。