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耳栓をして、逆に音が気になる場合の対処方法(201612)

以前(2008年)に、何故、耳栓をしても音が聞こえるのか? という記事で、耳栓をしても何故、音が聞こえるのかという話をした。

鼓膜に到達する音の経路は、耳穴だけではない。頭蓋骨を通して、入ってくる音も存在するというのが答えだった。


耳栓をしていると耳穴の経路をふさいでいるので、その分の防音はできているのだが、頭蓋骨を通して入ってくる音に対しては、無防備だ。


例えば、住宅騒音で上階からの足音のドスンという重低音。

遮音性能NRR33の耳栓を使っているとしよう。

耳穴からの音は、ある程度防音する。

頭蓋骨を通して入ってくる音は、防音なし。


耳栓をしている場合、この差が人間をびっくりさせる原因となる場合もあるのだ。


よく聞くのが、「住宅騒音には、耳栓では、対処できない」というのがあった。」

これは、耳栓をしていると逆に頭蓋骨や体から入っていくる音が大きく感じ、逆効果だというように感じているのではないかと考えられる。


体の方は、下着や服を着ているので、無防備というわけではないだろうが、頭は、何もつけてなくて無防備になっている人がいるのではないだろうか?


そんなときには、冬用の対策となるが、

ボンバーハット 防寒 帽子 極暖ボア起毛



冬の時期なら、防寒も出来ていいと思う。


フリースなどの生地でできたフードウォーマーが多いが、厚手の生地の方が、音が伝わりにくい。


音というのは、空気の振動である。

防寒のしくみというのは、空気の流れを抑えるということ。

空気の流れを抑えるということは、少しだけ防音効果があるということだ。


フードウォーマーが単独で、防音効果が凄いということを言っているのではなく、耳栓をして、さらにフードウォーマーをすると少しだけだが、耳穴以外からの音の侵入を減らすことが出来るということである。


まあ、防音を目的としたフードウォーマーではないので、生地に防音効果のある材料を織り込めば、さらに満足出来る防音となるだろう。


ただし、冬はいいが、夏は、暑いだろう。

まあ、夏以外の時期にできる耳栓の効果アップ方法としてやってみたら、いいのではないだろうか?