以下の記事を拝読しました。
見捨てるという判断ができるか、母を施設に追いやったので、結局は見捨てたのかもしれません。
でも、昨年、実家で何十年かぶりに1ヶ月だけ一緒に過ごしたのですが。
痴呆症の簡単な本も読んだつもりでしたが、現実はそんなに簡単ではありませんでした。
昔、元気だった母をつい思い出してしまうのでしょう。
何度か喧嘩もしました。
お互いにイライラマックスでした。
1年くらい経った今、帰路を歩いているとそのことを思い出して後悔な気分になったりします。
でも、どうしようもなかった。。。
普段の生活は施設の方に任せて、(母から連絡はめったにありませんが)こちらが都合のよいときだけ電話すればいい、それしかないんだな。。。と思ってはいます。
身体はまだまだ元気のようです。骨粗鬆症で骨盤にあちこちヒビが入った状態で痛むらしいです。高齢者にはよくあることらしいです。自己注射で補うことを勧められましたが施設では恐らくやっていないでしょう。
身体が衰えていく、補強する術はお金を出せばいくらでもあると思います。
ただ、頭はどうにもならない。
身体が元気で頭がおかしい。。。
自分でも直前にやったことがわからなくなる「自分がバカになっている。。。」とつぶやきながら涙をこぼす母を見てとても悲しい気持ちになったのを覚えています。
同居されている方ならご家族は数万倍の苦しみを味わっているのだと思います。
仕事を辞めて親に付きそう方もいると聞いたこともあります。
何をどう選択するかは、この記事を書かれた方のとおり、個人の自由ですが。。。どの道を選択したとしても常に迷いがあるんだろうなと思います。
身体が衰えたら、頭も衰える。医療の発展は素晴らしいですが、それもこれも自然には勝てないんだろうな。。。と思います。
自然に老いる。
できればそうありたいです。。。