自治体法務の備忘録

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re:「クールビズ」なんかいらない

 6月に入り、ノーネクタイなどの「夏季の軽装」に関する来庁者向けの説明文を作成した旨は、過日、拙blogに掲載しましたが、その内容について、trivialさんにトラックバックの上、コメントいただきました。

 やっぱり「夏季の軽装」で十分だよなぁ。「クールビズ」はいらない、と改めて感じた。
http://d.hatena.ne.jp/trivial/20090601/1243806432

 いやいやいや、私は法規屋として、なんだか定義が曖昧な「言葉ノ缶詰」を取り扱うのに、いささか抵抗感があっただけです。
 先般、ある例規の審査でも、「ホームページ」とあったのを「インターネットを利用した閲覧」に書き直しました。*1

*1:本来的には、「ホームページ」とは、ブラウザを立ち上げたときに表示される内容であるはず。拡張的に言われても、一段のウェブサイトのトップ画面を言うものであろうかと。

言葉の厳密さ

 まぁ、職業病なんですかね。言葉のつまらない厳密性にこだわることが、時に夫婦の軋轢を生みます。
 ある日、妻の話しに、あー、うんうんと生返事。
妻「ちょっと、私の話し、聞いてる?」ヽ(`Д´)ノ
私「あー、うん、
 どっちかというと聞いてる
妻「『どっちか』って、どういう意味よ」
私「だから、聞いてる聞いてないのメーターがあったら、
 真ん中からこう、ちょっとこっちへ
 グーで殴られました。

ライフリンクDB

 どこかに「救い」がある、そのことを知るだけでも、人は救われることがあるのではないでしょうか。
 この「ライフリンクDB」の目的については、運営主体であるNPO法人「自殺対策支援センター ライフリンク」のサイト(http://www.lifelink.or.jp/hp/top.html)に掲載されている、立ち上げに際しての報道記事に端的に紹介されています。

「『生きる手段』を『死ぬ手段』より先に見つけることができれば、自殺を考えている人の多くは生きる道を選択します。しかし、『死ぬ手段』を見つけることのほうが(特にネットの世界では)簡単です」とライフリンク代表の清水康之さんは言います。
ビッグイシュー」111号(09年1月15日号)

 サイトの訪問者が自分の抱える問題を選択していくと、問題解決の糸口となりうる行政の窓口やNPO法人が案内されます。
http://lifelink-db.org/

【初めての方に ライフリンクDBとは】
ライフリンクDBは、NPO法人 自殺対策支援センター ライフリンクが運営する「生きる支援の総合検索サイト」です。
多重債務や過労、いじめや生活苦など、様々な問題を抱えている人たちが、日本中にある多種多様な「生きるための支援策」の中から、それぞれのニーズに合ったものを迅速かつ的確に探し出せるようになればと開設しました。
http://lifelink-db.org/about_first.html

 データベースは、現在のところ、東京都内の施設や団体が多くを占めていますが、今後のますますの充実を期待させていただきたいと思います。