自治体法務の備忘録(Old) このページをアンテナに追加 RSSフィード

このblogは、自治体改革の凄まじい流れ中で、自治体がその役割を手探りで拡大している状況を、独自条例の制定の動向等の紹介やそれに対する指摘、そしてそこから展開される政策法務論という点からつたない内容を書き留ようという試みです。(平日の更新は深夜のみに行っています。)

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17/04/12(水)

[]NHK受信料訴訟法相が「合憲意見書 最高裁NHK受信料訴訟、法相が「合憲」意見書 最高裁に  - 自治体法務の備忘録(Old) を含むブックマーク NHK受信料訴訟、法相が「合憲」意見書 最高裁に  - 自治体法務の備忘録(Old) のブックマークコメント

国の利害に関係ある訴訟について、法相裁判所許可を得て意見を述べられると定めた法務大臣権限法に基づく措置。国が当事者ではない訴訟意見を述べたのは戦後2例目だ。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS12H3Q_S7A410C1PP8000/

 記事によれば、過去に共有林の分割を制限した森林法規定が争われた裁判において当時の法相が述べた「合憲」の意見1987年)に対し、最高裁違憲判決したとのこと。

CalcCalc 2017/04/13 10:03 >>[法制執務][法令]提出法案の条文に間違い 総務省が発見、訂正
4月11日の参議院総務委員会における法案の提案理由説明の冒頭、総務大臣から正誤で処理して頂きましたとの発言でした(コメント記載時、会議録未掲載です。)。
正誤の短冊が配付(配布ではなく)される職を離れ、会議録速報版DBを見られなくなったので、現物を見て確認できないのは残念です。

kei-zukei-zu 2017/04/26 22:02 情報提供ありがとうございます(^^

17/02/07(火)

[]ツタヤ図書館訴訟 住民側の訴え却下 ツタヤ図書館訴訟 住民側の訴え却下 - 自治体法務の備忘録(Old) を含むブックマーク ツタヤ図書館訴訟 住民側の訴え却下 - 自治体法務の備忘録(Old) のブックマークコメント

原告側は、CCCは図書館指定管理者として不適格で、指定を取り消すよう請求。これに対し、判決は「住民訴訟の各類型のいずれにも該当せず、訴えは不適法」として退けた。

https://news.nifty.com/article/domestic/society/12152-228176/

 取り消しの訴えが「住民訴訟」?と記事の内容に戸惑いましたが、指定管理者導入に先立って行われた工事への支出論点であったようです。なお、本記事は、CCCによる管理運営について、意見を述べるものではありません(為念

16/12/06(火)

[][]「著作権判例百選」改訂版の出版認める 知財高裁 「著作権判例百選」改訂版の出版認める 知財高裁   - 自治体法務の備忘録(Old) を含むブックマーク 「著作権判例百選」改訂版の出版認める 知財高裁   - 自治体法務の備忘録(Old) のブックマークコメント

 著作権に関する判例をまとめた「著作権判例百選」の改訂版が著作権を侵害するとして、旧版の編集に関わった大渕哲也東大教授が出版社の有斐閣(東京)に出版差し止めの仮処分を求めていた問題で、知財高裁が差し止めを認めた東京地裁決定を取り消していたことが分かった。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG14HH9_U6A111C1CR8000/

 ちょっと前ですが判決がでていました。

 判決の内容はこちら→http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=86269

16/10/19(水)

[]弁護士会に損賠請求権なし 最高裁初判断 日本郵便の回答拒否訴訟 弁護士会に損賠請求権なし 最高裁初判断 日本郵便の回答拒否訴訟 - 自治体法務の備忘録(Old) を含むブックマーク 弁護士会に損賠請求権なし 最高裁初判断 日本郵便の回答拒否訴訟 - 自治体法務の備忘録(Old) のブックマークコメント

 同小法廷は「弁護士法に基づいて照会を受けた役所や団体は、正当な理由がない限り回答すべきだ」と指摘。一方で、弁護士会に照会権限が与えられているのは、あくまで照会制度の適正な運用を図るためにすぎず「弁護士会が法律上保護される利益を持っているわけではない」とした。

http://www.sankei.com/affairs/news/161019/afr1610190007-n1.html

 判決文はこちら→http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/198/086198_hanrei.pdf

16/09/15(木)

[][]市長と職員メールは「公文書」…大阪地裁判市長と職員メールは「公文書」…大阪地裁判決 - 自治体法務の備忘録(Old) を含むブックマーク 市長と職員メールは「公文書」…大阪地裁判決 - 自治体法務の備忘録(Old) のブックマークコメント

 大阪市長と市職員が1対1だけで交わしたメールが、市情報公開条例で公開対象となる「公文書」に当たるかどうかが争われた訴訟で、大阪地裁(西田隆裕裁判長)は9日、「送受信者の一方は市長で、市の業務に関連するやりとりもあったと推認でき、公文書にあたる」と判断し、1対1メールを一律に非公開とした市の決定を取り消した。

http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20160910-OYO1T50002.html

 判決文を見ていないので詳しくはわかりませんが、公用文としての認識は組織共用の該当可否によって判断されるべきなので、メールのすべてが公文書として単純に判断されるものではなかろうと考えます*1

*1:紙片へのメモ書きも同様でしょう。

16/06/06(月)

[]投票用紙、「こんな字」でも有効に? 悪筆・乱筆がOKな理由 投票用紙、「こんな字」でも有効に? 悪筆・乱筆がOKな理由 - 自治体法務の備忘録(Old) を含むブックマーク 投票用紙、「こんな字」でも有効に? 悪筆・乱筆がOKな理由 - 自治体法務の備忘録(Old) のブックマークコメント

 「無効票」って、聞いたことはありますか? 選挙の時、候補者の名前を正しく書かず、「無効」と判定されてしまう票のことです。(中略)一体どこまでが有効で、どこからが無効なのでしょうか? 「実物」で境目を見てみましょう。

http://withnews.jp/article/f0160604001qq000000000000000G00110101qq000013492A

 実例を示しての説明は、ちょっと珍しいです。なんでも、足立区議選において、選挙管理委員会への申立てに対する調査結果の公表に基づくものとのこと。

 同サイトの他の記事では、敬称など名前以外の記述について説明があります

 もともと、「余計なことを書いてはいけない」という規定は、不正防止が目的です。たとえば、投票用紙に○や記号を書き込んで「この票を書いたのは私だよ」という目印として使う人がいるのです。

http://withnews.jp/article/f0160606002qq000000000000000G00110101qq000013502A

 両記事に引用されている足立区のサイトはこちら↓

【平成27年5月17日執行足立区議会議員選挙における当選の効力に関する異議の申出に対する決定について】http://www.city.adachi.tokyo.jp/senkyo/kaihikekka.html

 なお、参院選は7月10日に予定されています

16/06/05(日)

kei-zu2016-06-05

[]最高裁、花押を「印」と認めず…遺言書「無効」 最高裁、花押を「印」と認めず…遺言書「無効」 - 自治体法務の備忘録(Old) を含むブックマーク 最高裁、花押を「印」と認めず…遺言書「無効」 - 自治体法務の備忘録(Old) のブックマークコメント

 戦国武将らに使われてきた手書きのサイン「花押(かおう)」が遺言書に必要な「印」にあたるかが争われた訴訟の上告審で、最高裁第2小法廷(小貫芳信裁判長)は3日、「花押は押印とは認められない」とし、遺言書を無効と判断した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160603-00050061-yom-soci

 Wikipediaには、花押の例の掲載があります。記述内容もおもしろい。

1873年(明治6年)には、実印のない証書は裁判上の証拠にならない旨の太政官布告が発せられた。花押が禁止されたわけではないものの、ほぼ姿を消し、印鑑が取って代わることとなった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%B1%E6%8A%BC