Cドライブ容量不足の解消方法

最近Cドライブの空き領域が少ない!

├ 1.PCを買い換える

│    [まちがい]     

│      確実な方法ではありますが、お金がかかるのが難点です。

│      それよりも別の手段を探してみませんか?

│      ちょっとしたフリーウェアでなんとかなるかも?

│              ↑

│          ココがポイント!

└ 2.このエントリを参考にする

      [せいかい]

Cドライブが不足したらやること。1から順にやっていってね。

1.使わないソフトのアンインストール
メーカー製PCの場合、最初からたくさんのソフトがインストールされていると思います。一度も使ったことが無いソフトは、プログラムの追加と削除から消してしまいましょう。

2.ディスクのクリーンアップで古いファイルを圧縮する

3.マイドキュメントをDドライブに移動

4.一時ファイル(TEMP,TMP)をDドライブへ移動
ユーザー環境変数とシステム環境変数の両方を変更しましょう。IEで対象をファイルに保存するを選ぶと、一旦TEMPかTMPフォルダ内にダウンロードしてから、指定した保存場所にコピーされます。そのため、一時ファイルの場所を変更しておかないと、Dドライブに十分な空き領域があっても、Cドライブの空き領域以上のサイズのデータが保存できなくなってしまいます。
また、クリーンアップ後に青く表示されるようになったものは、長く使われていないデータなので、ゴミ箱に捨ててしまいましょう。一時ファイルは文字通り長期間保存しておく必要のないファイルです。最終的にはcドライブのtempフォルダの中は空にしちゃいましょう。

また、なにもしてないのにいきなり容量が減った!? と思ったらTempファイルになにかできてるかもしれないので見てみましょう。「C:\WINDOWS\Temp」や「C:\Documents and Settings\名前\Local Settings\Temp」などです。この中身を削除です。

5.インターネット一時ファイルをDドライブへ移動

6.仮想メモリをDドライブへ移動

7.システムの復元に使う容量を減らす
マイコンピュータのプロパティ、システムの復元を選んでサイズを決めます。ただし0%にするのはお薦めできません。
8.Cドライブをデフラグ
空き容量が15%以下でできないと表示される場合は「Auslogics Disk Defrag」を使う。起動すると「15%ないと十分にはできないけど、やれるだけやってみるよ」って感じの文章が英語で表示されてデフラグが開始されます。

9.C:\WINDOWS\SoftwareDistribution\Downloadのフォルダ内にあるファイルを削除
変な文字列のフォルダがたくさんあると思います。ここには、ウィンドウズの自動更新でダウンロードしたファイルが保存されています。既にインストールし終わったものなのでもう消しても大丈夫。(更新をダウンロードするっていう黄色いのクリックして、かつインストールする前といった特殊な場面では消さないでね)

10.「CCleaner」を使う
初めて使うときは、高度な設定にはチェックしないほうがいいでしょう。

11.「CCleaner」をもっと使う
それでも容量が足りない場合、高度な設定の「ホットフィックス アンインストーラ」にチェックを入れる。これはWindowsUpdateで入れたパッチのアンインストールに必要なものです。それを消すのでアンインストール不可になります。
自動更新しかしていない人なら消してもまあ問題ないです。自分でIE最新版のβなどをインストールしている場合は、ダウングレード不可になってしまうのでちょっと考えましょう。

12.$Ntから始まるファイルの削除
11を行ってもまだダメな時、コントロールパネル内のフォルダオプションから隠しファイルを表示するを選びます。それで表示されるc:WINDOWS内の$Ntから始まるファイルを普通にゴミ箱に入れて削除する。例、$NtServicePackUninstall$など。11の作業で消えずに残ったものを手動で消すのが12と考えてください。
アンインストールするための情報を消すので、当然「プログラムの追加と削除」から削除することができなくなります。アップグレードを削除する予定が無く、自分で消したことを覚えておけるなら消して問題ないです。心配なら、DドライブやDVD-Rなど別の場所に保存しておきましょう。

13.メールの保存先の変更
そんなに大きくないファイルですが、ここまできたら10Mでも20Mでも容量が空くならありがたいと思います。

14.Downloaded Installations内のフォルダを削除
C:\WINDOWS\Downloaded Installationsの中には{EE8704AB〜のような文字列のフォルダが入っています。
その中に自分でインストールした記憶のあるソフト名.msiというデータがあると思います。ソフトをインストールする際に使ったデータです。
もう使っていないソフト名があったら、そのままゴミ箱に捨ててしまいましょう。

15.セーフモードでデフラグ


番外 上に挙げた方法の他にこんなのもあるけど、リスクが高いのでおすすめしません。
●dllcacheフォルダの容量を減らす
●使わないドライバの削除


おまけ
知っておくと得かも
Adobe FlashReaderをDドライブにインストールする方法
使う前に出る「新しいバージョンがあります。更新しますか?」のポップアップをクリックしてしまうと自動的にCドライブにインストールされてしまいます。
ですが、
ftp://ftp.adobe.com/pub/adobe/reader/win/
からダウンロードしたインストーラーを実行すると、インストール先を自分で選べます。10.1.3で試した。

●Sleipnir2を使っている人
●C:Program Files\Fenrir & Co\Sleipnir\settings\ユーザー名\backupの中身を何個か残して削除する。
(OSによって保存場所が異なるかも知れません。上のはXPの場合)
バックアップです。
長く使っている人は数年前のものも保存されていたりしますが、たぶん使う機会はないと思います。

もう一つ。
●C:Program Files\Fenrir & Co\Sleipnir\settings\ユーザー名\cashes\history\history.dbを
SQLite Database Browserをつかって小さくする。
ttp://www.forest.impress.co.jp/library/software/sqldbbrowser/
このアドレスから、ダウンロード。起動させて、history.dbを乗っけて、メニューのFILEからCOMPACT DATABASEです。(スレイプニールオプションとインターネットオプションの終了時に履歴を削除するにチェック入れてから行うと効果大です。たぶん10kbくらいになるよ)



●もう一つおまけ
メモリ1G以下の古いパソコンを使っていて、もうwindowsアップデートする容量の余裕がないよって人向け。

最近wuauclt.exeとsvchost.exeが重い。CPU100%だよ。


1.「ファイル名を指定して実行」に「services.msc」と入力。
2.「Automatic Updates」を右クリックして「停止」 、プロパティのスタートアップの種類を「無効」にする。
3.ブラウザでMicrosoft Updateを開く。
4.左の設定の変更から、「Microsoft Updateソフトウェアを無効にし、Windows Updateのみを使用する」にチェックする。
5.C:\WINDOWS\SoftwareDistribution\DataStoreフォルダの中身(LogsフォルダとDataStore.edbファイル)を削除する。

こうしておくと、重くならないです。もちろんこの重くなる現象解決の最適解はアップデートしてしまうことです。これはそれはできねぇんだよって人向けの苦肉の策です。