阿佐ヶ谷住宅に行ってきました。
敷地に入った瞬間
「この心地よいスケール感はなに?」
そう感じました。
この感覚は生まれて初めてだったなぁ
緑の多さなのか
道路幅なのか
テラスハウスの軒高なのか・・・
正体は全くつかめません
だけど確かに感じたこの思いはなんなの?
阿佐ヶ谷という都市近郊の立地で
駅から降りたら
よくある国道沿いと
高密な戸建住宅
その後に味わうゆとりある敷地に解放感を感じたのか・・・
寂れて、ボロボロで、現代的な設備機能なんてなくて・・・
けど
「それでもいい」
そう思う自分は
頭がおかしいのか。w
これを失くしていいなんて誰が思うのかぁ。
野村の人でも好きな人いるんじゃないかなぁ
いったいぜんたいどしたんだい。ってな感じ
「手の届かない輝きは殊更に美しく、それを知りつつ尚渇きを増そうとする我々は何と救い難い人種であるのでしょう。 」
あぁぁ・・・
誰かが言ってた言葉。
よーくよぉく分かる
けどそれでストップしたくないしなぁ
持続の方向性を見出したい
この住宅には
もっと大切なメッセージがあるはず
構造的に…
設備的に…
不動産的に…
問題だらけなのは重々承知です、めちゃ傾いてたし
けど
それとはあくまで別レイヤーで
価値証明したいんです。
あと2年。
いやどんな形で働くにしろ
大切に懸命に
『都市における建築物が持つ、本質的に大切ななにか』
これに答えを出したい。
建物、都市、景観、コミュニティ、人
どんなスケールと対象か分からないけど
やれるだけやりたいっす。
という修士に対する意気込みでした。
追加で
住棟番号のタイル貼りが最高だった!!!
職人が丁寧に一つ一つ作った重みを感じる
カワイイな〜。一人ではぁはぁしてた。写真撮りまくったw
平屋(1.5Fのテラスハウス)もタイルもそうだけど、こういうの大好き。
「可愛い。愛くるしい。愛でたい。」って感覚になる。
他にも小道とかもよかたです。
蚊がたくさんいました