「auデザインプロジェクト」第7弾

KDDIの「INFOBAR 2」の発表会に、プロダクト・デザイナーの深澤直人氏の対談相手として参加してきました。
http://it.nikkei.co.jp/mobile/news/index.aspx?n=MMITfa000026092007
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0709/27/news007.html
さすがにプレスの数も多くて、プレゼンも洗練されていて、小説一作発表するのとはエライ違いです(当たり前ですが)。
深澤さんは照れてましたけど、クリエイターのハレ舞台だなと、僕なんかは思いましたけどね。

深澤さんに初めてお目にかかったのは、ちょっと前に京都であった建築関係のシンポジウムです。
僕はその前から、加湿器やauの「neon」など、深澤さんの作品を愛用していたのですが、色々とお話しして、ものの考え方にちょっと近いところがあって、以来、メール等でやりとりさせていただいてたんですが、そんな経緯で、今回は光栄にも対談相手に指名していただきました。

深澤さんは、京都のシンポジウムの時にも、感動的なほど洗練されたプレゼンをして、会場のみんなを虜にしてしまったのですが、作品はあんなに親しみやすい、ウォームなテイストなのに、デザイン・コンセプトは非常に緻密で、デザイン史上の位置づけも巨視的にも微視的にも明確で、お話を伺っていると、すごく勉強になります。
INFOBAR2も、造形的には非常にストイックですが、ふしぎにキャッチーな作品ですね。

舞台での対談は二十分程度だったのですが、例によって、楽屋でまたもう一盛り上がりしてしまいました。