山梨の渓(8)

今シーズンもあと1ケ月弱になりました。
 
8/27(土)今朝、起きると雨音がしていました。
ヤフーの天気予報では、秩父は一日雨マークです。
それでは、山梨はどうでしょうか、今日行く場所の天気予報では、午前中は曇り、12時から雨マークになっていました。
しばらく考えました、行くかやめるか、あと何回行けるかわからないので、行く事にしました。
 

 
空は、雲がいっぱいです、家を出た時は小雨が降っていましたが、雁坂峠の付近から雨はやんでいました。
このダム湖に流れ込む上流の沢へ向かいます。
 

 
駐車場所には登山者でしょうか、1台停まっていました。
少しすると軽トラが隣に停まり、声をかけられました。
60代くらいの少し声高のおじさんで、きのこ採りに来たそうです。
この沢のことを聞くと、小さいのしか釣れないと言う事でした。
ネットでも確かに、ちび岩魚しか釣れてないようなことが書いてありました。
それでもいいと思います、第一の目的はヤマト系統の渓なのか、確認したくて少し遠出をして来たからです。
ここも登山道があるようなので、登山道を使って帰ってくるつもりでいました。
 

 
ここは木が低く、少し深くていい感じの所は、ほとんどと言っていいくらい、木が邪魔で竿を振れません。
それでも釣り始めて1時間過ぎた頃、最初の反応が有りました。
わりといい引きでしたが、釣り上げることはできませんでした。
毛鉤を持って行かれてしまいました。
それほどの大物だったのか?姿を見れなかったので不明です。
 

 
なかなかいい反応をしてくれます。
が、釣れません、毛鉤を叩いていくか、掛かってもちゃんとフッキングできず、写真に収められません。
 
石積みがありました。
これは何の意味があるのでしょうか?
色々と考えてみました、まず石を積む趣味、ここまで来たという証、次回ここから始める目印などなど。
まあ本人がわかればそれでいい、と言う事にしました。
 

 
そしてやっと釣れました。
やはりヤマト系統の岩魚でした。
ちび岩魚ですが、パーマークもしっかりしていて、背中の模様もヤマトで、ただ白斑はいっぱいありました。
サイズは親指と人差し指を、広げたくらいの大きさでした。
 
小雨が降り始めていましたが、徐々に雨の勢いが強くなってきました。
合羽を着ていると、あっという間に大降りの雨になりました。
雨の中、毛鉤に反応はいっぱいあります、しかしおちびさんのようで毛鉤を咥えられないようです。
 

 
しばらくするとナメ滝、小滝が連続し始め、いったん竿をしまい登りに撤しました。
竿を出せそうな場所に来たので、竿を振りましたが、やはりちびさんが反応してます。
 
少しすると、5〜6mはありそうな滝が見えてきました。
この辺りが標高1770mくらいでこの滝を巻けば、1800mくらいの場所の登山道に出られるはずでした。
しかし、この滝を巻くことができません。
両岸は絶壁の上取りつくような場所もなく、ここへ来る途中も巻けそうな場所がありませんでした。
残念ながら、沢通しで降りるしかなくなりました。
 

 
ちょうどお昼を過ぎた所だったので、滝の脇にいい具合に雨宿りできる場所もあり、ここでお昼にしました。
ただ、滝の横なので滝の風圧で超寒かったです。
 
沢を下っていくと、時々岩魚が岩に逃げ込む姿が見えましたが、皆おちびさんでした。
別の沢には、ネイティブのヤマトがいるようです。
ただ、その沢がどこなのか分からないので、釣り歩くしかなさそうです。
と言う事で、それはまた次回の釣行へ。
 

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