延原時行歌集「命輝く」(第2185回)(ぶらり――昨日の花たち)

                       

         延原時行歌集「命輝く」(第2185回)

「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」(217−4)我が後をの歌、見しの歌、来る日毎の歌、源知るの歌、何とかなるさの歌、誠見事にの歌、英文新稿の歌、我が館復活の家の歌、驚きぬの歌、この頃はの歌、宇宙中心の歌、この時代の歌、良寛やの歌、時や未来の歌、アンセルム麗しの歌、昨晩やの歌、庭の草の歌、喜びやの歌、発見ほのかの歌、中にてのことの歌、かくもぞやの歌(2015年5月21日〜31日)。

    5月24日
              評破の歌四首

   ノーちゃんや英文稿が出来よるよEcozoicsより復活学いざ

   此度はやいと面白き手法ぞや御友神学旧稿評破
(備考:旧稿"The Problem of the Two Ultimates and the Proposal of an Ecozoics of the Deity: In Dialogue with Thomas Berry and Sallie McFague"を御友神学にて徹底自省せば、新稿"Divine Ecozoics and Whitehead's Adventure or Resurrection Metaphysics in Tandem with Ryokan"生まれつつあるなり)

   御友はや御神聴きては「友よ」とぞ呼びかけ給ふ二極のちから
(備考:超越界から中間底まで震動させゆくものこそ御友神学なりとは、我が新しき目覚めなり)

   我悟る御友神学ほどのぞや命力の満つるもの無し
 

    4月25日
              驚きぬの歌二首

   驚きぬ旧著「ホ西」ぞ急上昇佛基哲学時代の光(備考:旧著『ホワイトヘッドと西田哲学の<あいだ>:仏教的キリスト教哲学の構想』:アマゾン224, 740位なり、神学135位;哲学674位なり)

   一度や掲げし光廃れずやこの時代をば照らし往くげに

    4月26日
             この頃はの歌四首

   この頃は価値論をぞやマルクスに求める如し今生の内   (備考:池上彰×佐藤優『希望の資本論朝日新聞出版、参照)

   されどもや絶後笑み増し往く妻に我見しものは永久の輝き
(備考:ヨハネ17・24、熟読参照:「父よ、あなたがわたしに賜わった人々が、わたしのいる所に一緒にいるようにして下さい。天地が造られる前からわたしを愛して下さって、わたしに賜わった栄光を、彼らに見させて下さい。」21世紀の価値論ここに輝けるを我や知るなり。実存哲学もマルクス労働価値説とを突破せるもの、復活形而上学にありとは、我が深き確信なり。この確信、我妻絶後の笑みに感得せり:我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す)

   今こそは価値論笑みに窮むべき深き低みの底ぞ飛翔す

   昨晩も復活学の輝きや夢に在りさて今日こそは脱稿を見む
(備考:我英文稿”Divine Ecozoics and Whitehead’s Adventure or Resurrection Metaphysics in Tandem with Ryokan”執筆中なり。佳境にあり)

             宇宙中心の歌十一首

   宇宙のや中心何処在るにぞや天に在るかや地に在るかぞや

   いずれもや正解非ず天地のや間に在るぞ御友是なり

   西田師が念佛最中見しものや絶対矛盾の自己同一ぞ(備考:小坂国継『西田幾多郎の思想』講談社学術文庫、286−288頁参照)

   これやしも御友の論理歴々と生きてあるなり念佛最中

   これをしもインマヌエルの原事実なすは惜しくも誤認なりけり

   宇宙のや中心をぞや原事実為すや不動の動者如くも
(備考:「不動の動者〉Unmoved Moverアリストテレスの説にして、彼宇宙の外に在るとせり)

   如何にして不動動者が万物を生みだしつつや中心なるや

   不動者や冒険ありて変転し万物とぞやUnity成せよ(備考:これホ氏の説なり:"In this Supreme Adventure, the Reality which the Adventure transmutes into its Unity of Appearance, requires the real occasions of the advancing world each claiming its due share of attention.” [AI, 295])

   宇宙のや中心何処御友ぞや御父しめしつ「友よ」呼ぶ君

   御父はぞ御友祝してすべての名超ゆる「キュリオス」賜ひたるなり

   甦り御友と共に往くやなら共創のわざ永久の命ぞ(備考:Lucien Price, ed., Dialogues of Alfred North Whitehead, p. 366: “His [Man’s] true destiny as co-creator in the universe is his dignity and his grandeur.” 共創、甦りて後の「永久の命」の様態の事なり。具体的なる一事これなり:「本作る父さんやって」御友妻我合作の快!)


        ♯             ♯


今朝も上の歌に加えて「今日の歌」を収めます。

            〇(6月27日)本作りの歌十首

   我妻や人生神学確固たり思ひ出天父持参奉献

   かくてぞや思ひ出今生あるやなし御友と共に天父未来へ

   この朝やかく思ひてや微睡て疲れ一切残るあるなし

   恐らくや我妻絶後笑みし時この世の疲れ一切や無し

   思ひ出や天父の許に奉献の時ぞ来にけり御友いませば

   悟入あり回想ありて底御友いやが上にも称名や出ず
   (備考:棺中にて絶後の笑み増し四変化あり)

   一切を天父仰ぎて奉献の麗しき時妻や笑みたり
   (備考:これ第五変化ぞ)

   本作り父さんやって言ひて妻思ひ出再生なすや嬉しと

   その心微睡つつや我にあり本作るとは命再生

   我妻の箴言修行日々ありて今ぞ実録再生やあり(備考:新潟県立リウマチセンター入院の頃=2011年2月4日~6月13日=、我我妻の実録真夜中に作りしなり。一日も欠かさずなり。今や再生の時なり)







昨日な梅雨らしい雨の一日でしたが、今朝は晴れてはいるものの、11階の我が家は強い風のため、書斎の窓は閉じたままです。

今朝も、上の歌をここに収めながら、延原さんの短歌神学・御友神学の妙に、心を耕されつつ、新しい一日がスタートいたします。

お陰様で昨日も、当面しているお題に向かって四苦八苦、やっと道筋が見えてきたようで、喜んでいます。

本日の写真は、雨の合間にぶらりぶらり・・・そこでの数枚です。すでに前にUPしたことのあるムグンファ(ムクゲ)の花たち、まだまだいまも住宅の通路で、美しく咲き誇っていて、再度パチリ・・・・

住宅にある柘榴の樹は小さなものですが、紅い花と小さな実が彩りを見せています。

そして、これも先日UPしたサボテンの花ですが、一日咲いて閉じてゆく花で、昨日も新しい花が咲いて、綺麗な姿を撮ってほしい!! と声が聴こえてくるようでした。

そのほか中庭の薔薇ちゃんなどのの花たちと共に、昨日の記録です。