中国ー

中国製ギョーザで食中毒、女児一時重体…とんでもない話です。
一時ってことは、快方に向かっているのかな。後遺症なんか残らなきゃいいけど。
加工品や外食って案外盲点で、実はかなり危険のようです。
生協の冷凍ギョーザは(たぶん同じ製品ではなかったけれど)うちもよく利用するので、背筋の凍る思いがしました。
でも中国やばい、だけで終わらせていい問題でもないのでしょう。(実際やばいけど。)
もちろん断然悪いのは製造者で、品質管理や情報公開を怠った販売側も悪いけど、そもそもなんでそんな商品が売られるようになったのかを考えると、とにかく安いものが売れる、という風潮を作り出した私達消費者側にも問題はあるはず。
食べ物を作る、というのは本来とても色んなコストのかかることで、肉でも卵でも野菜でも加工品でも外食でも、あまりに安さを追求しすぎると絶対どこかにしわ寄せがある。
国産だからといって、同じことで、商品の価格の裏にあるものを考える、選ぶ目を持った消費者になる必要があるのだと思いました。もちろん、命の危険があるようなものが店頭に並んでいていいはずはないのですが。
ちなみに我が家は子どものアレルギーがきっかけで、なるべく国産減農薬の食品を購入するようになりましたが、全部が全部徹底させようとすると食費が大変なことになるので、特売品のお世話にもなっています。
でも、安いからって単純に喜んでもいられないんだよなあと再認識することでした。
ただ、高いから安全、という保障も別にないのが、辛いところです…。
安全と謳われた食品でも、ずっと生産の過程を見張って全品チェックできるわけでもないし、「生協」もちゃんとしてそうなイメージあったのにこの顛末。(一くくりに生協といっても色々あるようですけどね。)
とりあえず、加工品に頼り過ぎないようにして、なるべく生産の過程がわかるようなものを購入する、しかないのかな。とほほ、くわばらくわばら。
マイミクさんが書いてらっしゃいましたが、中国産バッシングが、急成長する中国への脅威や嫉妬、排他主義から加熱したりするのは、嫌だなあと思います。
とはいえ殺虫剤はあんまりだ。