はじめてのビブ

今日は休みになったのでサイクリング。先日届いたビブタイツを試す。出かける前に擦り減っていたクリートを交換。

クリートは1mm前進させてみた。まわしたときに自然な感じがする、ような気がするのでいいのだろう。
ビブタイツはdhbの安いもの。フリース生地に3Dパッド。サイズもばっちり。もう言うことない。ここのクオリティはすごすぎる。一緒に買った長袖ジャージはタイトでパツンパツン。ん〜、レーサーはワンサイズ小さいものを選ぶというし、まあいいだろう。
今日は休みということでダラダラしていたら既に日は高く、結局2時前に出発。紅葉でも見に行こうかと思ったが、なんとなく宮島方面。先週は後半乗れてないのでちょっと遠くまで行こうかな、ということで宮島の向こうまで行くことにした。

五日市港。南風が強い。暖かいけど辛い。

サンフレッチェ広島公式スポンサーであるカルビー様。ここの前を通るといつもポテチのかぐわしい香りがする。みなさん、おやつはカルビーですぞ。
なぜわざわざ「宮島の向こう」みたいな言い方をするかというと、広島市内から宮島に行く場合、基本的に2号線に乗っていくことになるわけで、私の場合は宮島街道を西進するのだが、阿品のあたりで西広島バイパスと合流するポイントがある。そこでは宮島街道を基準に考えると、こともあろうか流れが速いはずのバイパスが左側から合流してくる造りになっているのである。自転車で宮島街道を走っていると、左車線が現れて、そこを自分より早い流れで車やらトラックやらがビュンビュン行くわけだ。オイオイ、まかり間違えば自転車が2車線のあいだに取り残されたりして危険極まりないじゃないか。そんなわけで私はいつも西に行く時は阿品で引き返していたのである。そして本日、その合流をやってのけようではないか、そして「ビヨンド・ザ・ミヤジマ」を果たそうではないか、というわけだ。
実際の合流ポイントは下り坂だからスピードも出てるし、意外と合流しやすいのかも、とか思っていたが、ばっちり速いトラックの列にカチあってしまい、顔をひきつらせながらなんとか出した手信号でブレーキを踏んでもらって、やっとの思いで合流を果たした。二度と通りたくない。
そんなわけで宮島口に到着。

さてこのあと、あんまり路面もよくないし、片側一車線の上に大して道幅も広くない2号線をのんびり走るのだが、あんまり楽しくない。後ろから来るトラックは私を抜きたそうにしているが、道幅が狭いので抜くのが難しい。抜いたら抜いたで、込み始めた道では流れもよくなく、信号に引っ掛かれば私がまた抜いてしまう。さぞイライラさせたことだろう。私も一応車道を走る権利を持っているわけだが、さすがに気が引ける状況だった。

岩国まであと15kmほどというところ。ここでもういいかという気分になり引き返す。そもそも家を出たのが昼過ぎでは走れる距離はおのずと限られる。ましてや日の短い季節では。

いつもの阿品の小さな公園。ここでトイレ休憩。あっ、今日はビブタイツだった!と思ったが、意外と困らなかった。ビブタイツはお腹の圧迫がなくとても快適。唯一の懸案事項だったトイレ問題もこの程度ならビブを選ばない理由がない。ビブタイツ最高!
2号線を走って排気ガスをいっぱい吸った気がする。走るなら田舎がいいな。