2008-10-12
三浦さんに関する報道ですが、あまりにもひどいですね
三浦和義さんが自殺したとされる報道があった昨日から、弊ブログのアクセス数が伸びています。
三浦さんが自殺したとされること自体については、私はいまだ信じがたい思いであり、何も述べる気になれないのですが、報道については、ひどい記事が多く目につきますので、一言述べておきたいと思います。
ひどい記事を1つ1つ挙げていたらキリがありませんが、とくに、以下の記事はひどいですね。
●【三浦元社長自殺】「誰かに甘えて生きてきた」 20年前の担当刑事語る(魚拓)※1
●【三浦元社長自殺】一美さんの母コメント「遺族の思い消えず」(魚拓)
いずれも産経新聞の記事です。
上の2つの記事は、第三者の言葉をそのまま報じるぶんには、「決して記者がこのようなことを言っているわけではないんです。このような声があることを伝えているだけです」という形式さえ整えれば、何を書いてもいいと思っているのだろうか? と嫌悪感を覚えずにはいられませんね。
一番下の記事については、
元社長は移送を通じて、大きく「ピース、ポット、マイクロドット」と書かれた黒い帽子を着用し続けていた。大麻やLSDといった規制薬物を意味するスラングであるこれらの単語を並べると、「さよなら」を意味するヒッピー用語になる。あるいは、同情から非難、支持から嫌悪まであらゆる関心を集め続けてきた元社長の最後のメッセージだったのか。
よくもまあ、こんな勝手な憶測を書くものですね。同様の記事は、他紙のニュースサイトでも見かけましたが。
「ほとんど報じられていないが、三浦さんに有利な事実が法廷でいっぱい明らかになっていた」とか、
「まともに法廷を取材していれば、むしろ無罪は当然だと思うような裁判だった」
などと私は聞いていて、実際にその通りだったのだろうと思っているものの、私は裁判を傍聴したわけでもなく、公判記録に目を通したわけではありませんので、踏み込んだ意見を言えないのが残念なところです(現時点において私には、3月24日付けのエントリのように、せいぜい弁護人のコメントをそのまま記すことくらいしかできないわけです)。
しかし、上記のような報道をみていると、いつかは三浦さんの事件についても、改めて調べ直す必要があると思っていた気持ちはますます強くなりましたね。
なお、私が踏み込んだ意見を言うことが可能である和歌山カレー事件については現在、事件発生当初に展開された「林眞須美さんに対する洪水のような犯人視報道」の中で数え切れないほどあった誤報を、何かしらの形で発表するためにリストアップする作業を進めているところです。あまりにも誤報が多かったため、新聞の誤報については朝日、読売、毎日だけに対象を限定してリストアップしていたのですが、上記のような報道をみていると、産経についても、リストアップの対象に加えるべきだろうかと考えてしまいますね。
<追記>
http://d.hatena.ne.jp/ken-kataoka/20081013/1223829177
<追記2>
※1.「イザ!」にも同じ記事がアップされていました。