代々木体育館の「道建築」

「いくつかの経験」丹下健三 より

代々木国立屋内総合競技場のふたつの体育館と、渋谷駅、原宿駅のそれぞれは、道建築と呼んでもよいようなものによって構造づけられて、ひとつの有機体となっていますが、またこの道建築は、コミュニケーション空間として、人びとが参加して行く空間でもあるといえます。