BABYMETAL がヨーロッパで受けた試練~経験値を高めるプロセス

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BABYMETAL がヨーロッパで受けた試練~経験値を高めるプロセス

※(注)これは僕の想像、空想、妄想、連想、夢想などが全開になっている作文である。したがって、自分にとってすこぶる都合の良い解釈、曲解、仮説、思い込み、ロジックの飛躍、あるいは破綻などに満ちており、正確性や客観性、フェアなものの見方や考え方などはもとより望むべくもなく、微塵も存在しない。

今年の Kerrang Awards でも、また Best Live Band の称号を勝ち取っちゃったベビメタさん。
場末のブログながら、ここはまず何よりも「おめでとう!」と言っておきたい。
アイアンメイデンやらシンリジーなんて超ド級の大御所も別の賞を取られたそうで、ベビメタともども、げに喜ばしきことではある。

その授賞式で、MCの御仁がはしゃぎすぎて SU のスピーチを台無しにしたことは、あまりに記憶に新しすぎる。
ベビメタがダウンロードフェスのメインを張り、10万人を軽く超えるオーディエンスを向こうに回して素晴らしいパフォーマンスを見せたことで、そのニュースもかすんだような気がしなくもないが、やはりネットのそこここではまだまだあのMCに対する怒りがくすぶっているやに思われる。

しかしである。

ここだけの話だが。
僕個人としては、ああいう類のハプニングは決して悪くはないと思うのである。
ベビメタが世界的なアーティストに成長しつつある現在、様々な経験を積むことは極めて重要であろう。
これまでのところ、順風満帆のベビメタではあるが、本格的に世界に打って出ようという以上、ときにはああいう荒っぽい奴をその場でさばく必要性も出て来ようというもの。
もちろん、ベビメタ女子3人の周囲には、鉄壁よりも強固であろうスタッフが、常に万全の体制でセキュリティを固めているはず。
それでも最後の最後には、女子3人で現場をハンドリングせねばならない状況も、今後多々発生して来るはず。

ありていの言葉で言えば『危機管理~リスクマネジメント』みたいなものだが、どんなにスタッフが目を光らせていても、究極のところでは3人の肩にすべてがかかって来ることもあろうというもの。

授賞式という、衆人環視の、まごうかたなき“公式”の場ですらああいう失礼な御仁が出て来るのである。日常のレベルでは、もっと無礼な手合いがいるであろうことは想像に難くない。
表には出てきていないものの、暴言や放言、あるいはそれにとどまらないケースが、過去すでに存在したものと推測する。
その場にスタッフがいれば、光よりも早いスピードで手が打たれるはず。

しかし、最終的にどうしてもスタッフの手の届かないところ、例えば今回のようにステージ上でとか、あるいはプライベートなところでとか、3人がそれぞれ自分たちで対処せねばならないことも発生して来よう。

日本でも十分注意せねばならないところではあるけれども、世界的なレベルで活動を展開して行くのであればなおさらで、決して避けては通れない道だと思われる。

で、今回の件だ。

あの御仁は、メイトさんたちによる世界的なブーイングを受けてか、6月10日付けで2回にわたって謝罪ツイートを流した。
謝罪といっても、あまりに通り一遍の内容であり、ミススペリングもあり、“fワード”もあり、要するにゴメンナサイという気持ちが全く感ぜられない投げやりなシロモノであり、何とも後味の悪い“謝罪”ではあったが、案の定、舌の根の乾かぬ内に本性を出した。

同日のツイートで、
「お前らファンはずいぶん怒ってるけど、当のベビメタ3人はそんなに怒ってねえよ」
みたいなことを言ってのけたわけで(“I don't think they r as upset you fans”)。
はんせ~の色、まったくナシww

ま、結局のところ、あの御仁はその程度のお方であったということであり、ヨノナカにはそういう失礼な人間もいるってことであり、あるいはたとえ表面的にはジェントルであっても、慇懃無礼な奴もいるってことで、とにかくそういう連中をもすべて含めてハンドリングせねばならない状況もあり得るわけで、その意味において今回のハプニングは経験値を高めておくという観点からは決して悪くはなかったと思う次第。

で、だ。

今回のMCによるチャチャ入れ事件、ネガティヴ要因が大変に目立つものの、あたかもリトマス試験紙によるあぶり出しのように、ポジティヴな部分もしっかりと露見したことが個人的には非常に喜ばしく思えた。

それはすなわち、以下3点である。

1)すうの堂々たるスピーチ、ゆいもあの冷静さ
うっと~しい輩のチャチャ入れに何回か言葉を切ったものの、決して動ぜず、すうが外国語(英語)で立派にスピーチをやり遂げ、万雷の拍手を勝ち取ったこと。
また、ゆいもあの2人も動転することなく、あくまでも大和撫子らしく冷静な振る舞いに終始したこと。
(※3人ともカッコ良すぎて、オッサン、しびれますたわ)

2)世界的なレベルでのメイトさんたちによるサポート
会場にいた観客たちが、即座にブーイングを出したこと。
また、事後、メイトさんたちが各種SNSなどを総動員してベビメタを擁護するメッセージを出す一方、オッサンを迎撃し謝罪を要求、圧倒的な“戦闘能力”wを見せ付けたこと。
あたかも妹たちを守るような、娘たちを守るような、まさにさくら学院のファンの皆様を形容する『父兄』という言葉がぴったりのスタンス。
ベビメタがさくら学院の課外活動から誕生したグループということを考えれば、それもまた頷けようというもの。

とはいえ、その迫力たるや、
「ベビメタなめんぢゃね~よ、カス」
「一回死ぬか、ゴルァ」
「土下座はよ、土下座」
等に匹敵するほどの鬼気迫るもので、男のメイトさんたちもさることながら、女子メイトさんたちの怒りの沸点は化学の常識を遥かに突き抜けるぐらいに高かったのであった。
(※メイトさんたちのメイトになりますた)

3)あくまでもベビメタに好意的な各種メディア
メイトさんたちに負けず劣らず、メディア側からもあのMCに対する批判は垣間見られ、実に頼もしい限り。
まあ、MCに対する批判もさることながら、個人的には、メディアの皆さんがベビメタの味方に立って擁護して行こうという姿勢、態度が単純に喜ばしいということで。

というわけで。

Kerrang Awards 2016 における、今回のハプニング。
ベビメタにとってはある種の試練となった部分もあったとは思うが、良い面があぶり出された部分もあり、今後のことを考えれば決して悪いことばかりではなかったという点においては、やはり強運な女子3人としか言いようがないと思うのであった。

Go, BABYMETAL, go ~, yeah ~ ! (^^)/~

BABYMETAL がヨーロッパで受けた試練〜経験値を高めるプロセス


BABYMETAL がヨーロッパで受けた試練〜経験値を高めるプロセス

※(注)これは僕の想像、空想、妄想、連想、夢想などが全開になっている作文である。したがって、自分にとってすこぶる都合の良い解釈、曲解、仮説、思い込み、ロジックの飛躍、あるいは破綻などに満ちており、正確性や客観性、フェアなものの見方や考え方などはもとより望むべくもなく、微塵も存在しない。

今年の Kerrang Awards でも、また Best Live Band の称号を勝ち取っちゃったベビメタさん。
場末のブログながら、ここはまず何よりも「おめでとう!」と言っておきたい。
アイアンメイデンやらシンリジーなんて超ド級の大御所も別の賞を取られたそうで、ベビメタともども、げに喜ばしきことではある。

その授賞式で、MCの御仁がはしゃぎすぎて SU のスピーチを台無しにしたことは、あまりに記憶に新しすぎる。
ベビメタがダウンロードフェスのメインを張り、10万人を軽く超えるオーディエンスを向こうに回して素晴らしいパフォーマンスを見せたことで、そのニュースもかすんだような気がしなくもないが、やはりネットのそこここではまだまだあのMCに対する怒りがくすぶっているやに思われる。

しかしである。

ここだけの話だが。
僕個人としては、ああいう類のハプニングは決して悪くはないと思うのである。
ベビメタが世界的なアーティストに成長しつつある現在、様々な経験を積むことは極めて重要であろう。
これまでのところ、順風満帆のベビメタではあるが、本格的に世界に打って出ようという以上、ときにはああいう荒っぽい奴をその場でさばく必要性も出て来ようというもの。
もちろん、ベビメタ女子3人の周囲には、鉄壁よりも強固であろうスタッフが、常に万全の体制でセキュリティを固めているはず。
それでも最後の最後には、女子3人で現場をハンドリングせねばならない状況も、今後多々発生して来るはず。

ありていの言葉で言えば『危機管理〜リスクマネジメント』みたいなものだが、どんなにスタッフが目を光らせていても、究極のところでは3人の肩にすべてがかかって来ることもあろうというもの。

授賞式という、衆人環視の、まごうかたなき“公式”の場ですらああいう失礼な御仁が出て来るのである。日常のレベルでは、もっと無礼な手合いがいるであろうことは想像に難くない。
表には出てきていないものの、暴言や放言、あるいはそれにとどまらないケースが、過去すでに存在したものと推測する。
その場にスタッフがいれば、光よりも早いスピードで手が打たれるはず。

しかし、最終的にどうしてもスタッフの手の届かないところ、例えば今回のようにステージ上でとか、あるいはプライベートなところでとか、3人がそれぞれ自分たちで対処せねばならないことも発生して来よう。

日本でも十分注意せねばならないところではあるけれども、世界的なレベルで活動を展開して行くのであればなおさらで、決して避けては通れない道だと思われる。

で、今回の件だ。

あの御仁は、メイトさんたちによる世界的なブーイングを受けてか、6月10日付けで2回にわたって謝罪ツイートを流した。
謝罪といっても、あまりに通り一遍の内容であり、ミススペリングもあり、“fワード”もあり、要するにゴメンナサイという気持ちが全く感ぜられない投げやりなシロモノであり、何とも後味の悪い“謝罪”ではあったが、案の定、舌の根の乾かぬ内に本性を出した。

同日のツイートで、
「お前らファンはずいぶん怒ってるけど、当のベビメタ3人はそんなに怒ってねえよ」
みたいなことを言ってのけたわけで(“I don't think they r as upset you fans”)。
はんせ〜の色、まったくナシww

ま、結局のところ、あの御仁はその程度のお方であったということであり、ヨノナカにはそういう失礼な人間もいるってことであり、あるいはたとえ表面的にはジェントルであっても、慇懃無礼な奴もいるってことで、とにかくそういう連中をもすべて含めてハンドリングせねばならない状況もあり得るわけで、その意味において今回のハプニングは経験値を高めておくという観点からは決して悪くはなかったと思う次第。

で、だ。

今回のMCによるチャチャ入れ事件、ネガティヴ要因が大変に目立つものの、あたかもリトマス試験紙によるあぶり出しのように、ポジティヴな部分もしっかりと露見したことが個人的には非常に喜ばしく思えた。

それはすなわち、以下3点である。

1)すうの堂々たるスピーチ、ゆいもあの冷静さ
うっと〜しい輩のチャチャ入れに何回か言葉を切ったものの、決して動ぜず、すうが外国語(英語)で立派にスピーチをやり遂げ、万雷の拍手を勝ち取ったこと。
また、ゆいもあの2人も動転することなく、あくまでも大和撫子らしく冷静な振る舞いに終始したこと。
(※3人ともカッコ良すぎて、オッサン、しびれますたわ)

2)世界的なレベルでのメイトさんたちによるサポート
会場にいた観客たちが、即座にブーイングを出したこと。
また、事後、メイトさんたちが各種SNSなどを総動員してベビメタを擁護するメッセージを出す一方、オッサンを迎撃し謝罪を要求、圧倒的な“戦闘能力”wを見せ付けたこと。
あたかも妹たちを守るような、娘たちを守るような、まさにさくら学院のファンの皆様を形容する『父兄』という言葉がぴったりのスタンス。
ベビメタがさくら学院の課外活動から誕生したグループということを考えれば、それもまた頷けようというもの。

とはいえ、その迫力たるや、
「ベビメタなめんぢゃね〜よ、カス」
「一回死ぬか、ゴルァ」
「土下座はよ、土下座」
等に匹敵するほどの鬼気迫るもので、男のメイトさんたちもさることながら、女子メイトさんたちの怒りの沸点は化学の常識を遥かに突き抜けるぐらいに高かったのであった。
(※メイトさんたちのメイトになりますた)

3)あくまでもベビメタに好意的な各種メディア
メイトさんたちに負けず劣らず、メディア側からもあのMCに対する批判は垣間見られ、実に頼もしい限り。
まあ、MCに対する批判もさることながら、個人的には、メディアの皆さんがベビメタの味方に立って擁護して行こうという姿勢、態度が単純に喜ばしいということで。

というわけで。

Kerrang Awards 2016 における、今回のハプニング。
ベビメタにとってはある種の試練となった部分もあったとは思うが、良い面があぶり出された部分もあり、今後のことを考えれば決して悪いことばかりではなかったという点においては、やはり強運な女子3人としか言いようがないと思うのであった。

Go, BABYMETAL, go 〜, yeah 〜 ! (^^)/~