2008-12-05
北方謙三『破軍の星』
- 作者: 北方謙三
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1993/11/19
- メディア: 文庫
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北畠顕家を主人公に据えた珍しい南北朝モノ。小生奈良出身のバリバリ南朝派でありまして、この小説を知らなかったのが手痛い無知でした。
公家でありながら軍略と武勇を併せ持つ若武者・北畠顕家が、劣勢に追い込まれてゆく南朝勢の中で孤軍奮闘する様が、痛々しく胸を打つ。
日本史の授業では顕家よりも、親父さんの親房の方が断然重要語句でありますが*1、生き様では顕家も凝縮されてて素晴らしい。小生の大好きな伊達政宗のご先祖・伊達行朝も出てきて嬉しい限り。
因みに北方史観では後醍醐天皇はあまり評価されていませんが、駄目なところも含めて小生はこの天皇が大好きです*2。南朝では護良親王・楠木正成・懐良親王なんかが好きです。あと後南朝の悲愴な感じも大好き。足利家は尊氏も直義も義満も嫌いだが*3、義輝とか義昭は好きだから変な感じだ。小生は滅び行く者が好きなんだろうなぁ。
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