2009-09-06
ゴマブックスが民事再生
出版業界 | |
お久しぶりです、何とか生きてます。コメントとか返す余裕は多分ありませんが、畳むのも面倒なので開けたままにしておきます。
さて、もう昨年くらいからは秒読みと言われていたゴマブックスが遂に逝ってしまったご様子です。ゴマ自体からの正式発表はまだでHPも現時点では見られますが、書店は取次からのアナウンスによって既に委託期間内商品の返品作業を始めているので、週明けには正式発表があるでしょう。
因みに、業界内でやばいやばいと言われていたのにはある程度根拠があって、出版点数が極端に増加していたわけです。草思社もそうでしたが、委託制度は粉飾決算製造装置でもあり、取り敢えず新刊を作って入れてしまえば見せかけ上の売り上げは立つわけです。しかし、返品が返ってきたら、更にそれを上回る搬入をせねばならず、一点一点の部数はそれほど増やせないので*1自然点数は増える。
ここを見て貰えれば分かりますが、社員60名弱で年間300点以上というのはいかにも多すぎです。そして、ここに至る数年の間に、異常な増え方をしてこうなったわけです。こういう自転車操業状態になってしまうと、規模の大きい出版社*2はよっぽどのベストセラーを出さない限りじり貧になっていきます。そこに、更に原稿料の不払いが発生しているという情報が流れ*3、「ああ、もう無理だな」と思ったのが今年の何月だったか……。民事再生ということらしいので、スポンサーが付けば状況は変わるでしょうが、経営構造を大幅に変えないといけないでしょうね。
ともあれ、出版業界では今後も確実に淘汰が進みます。『新文化』でも老舗大手出版社の苦戦について記事が掲載されていましたが、限られた市場規模しかないこの業界、健全な経営を行っている版元だけがプレイヤーとして生き残っていくでしょう。
どんな大手出版社が潰れても、最早驚くような時代では無くなっている、と僕は思います。






前働いていた店の同期(いや、後輩か)に聞いてみたら、当日に速攻で返品負荷になったらしいです、チェーンでは。
いやはや。これはマズイですよ〜。
これからどうなっていってしまうのでしょ??