2010.02.08
試作・南部びしょ鍋
dancyuの日本酒特集号を買った。県別に注目銘柄の地図が掲載されているのだが、岩手県では「南部美人」とともに「堀の井」が挙げられていて、少し意外だった。それにしても記事がおざなりで悔しい。これは発信力の弱さの問題もあると思う。
クレジットカードのポイントで交換した景品の南部鉄器「二人鍋セット」も届いたので、「スター杜氏の家つまみ」として紹介されていた広島県は西条発祥のびしょ鍋(美酒鍋)を作ってみた。
作り方は簡単。少量の油にニンニクスライスを炒め、鶏肉と鶏モツを加え塩胡椒で軽く炒めて、上から野菜や椎茸をたっぷり乗せ、火が回った頃に日本酒をまわしいれるだけ。記事にあったこんにゃくと揚げ豆腐は省き、にんじん、もやし、青ネギ、椎茸、ゆきのした(冬物のエノキ)に、南部どりのナンコツとハツ、レバーにした。酒は純米の北窓三友。
出来はまあまあ。唯一最大の失敗は鍋が深すぎて煮詰まってしまったこと。それでも特にナンコツはうまかったし、野菜がたくさん食べられる。鶏のモツはすごく安いしね。今度は肉の種類も変えて、オリジナル南部びしょ鍋をわが家の名物にするっけね。
2010.02.07
結婚式
在シンガポール大使館時代の同僚だいちゃんの結婚式で東京日帰り。見るからに外務省っぽい若者たちがたくさんいた(寝癖なおしてなかったり)。だいちゃんはぜんぜんヨソイキじゃなくて、まったく普段通りの安定感。関心しつつ、おかしくてニヤニヤしてばかりの神前式と披露宴だった。
もう何十回も結婚式にはでているので、奇抜な趣向や泣かせる演出より淡々とシンプルなものに惹かれる。最後のお礼のスピーチで感動して泣いたかと思ったら、途中から立て直して立派に終えたのが微笑ましかった。
どっちかというと天に召される感じになってしまった。。
帰りの東京駅で谷川俊太郎のエッセイ集を購入。まったく意図してなかったのだが、よくみると帯に
結婚式より葬式のほうが好きだ――。
とあった。いや、まったく故意じゃないんだって。
心とからだの矛盾に満ちた関係は、人間と自然の矛盾に満ちた関係から生まれた。矛盾を生きることで、調和を見出そうとする欲求も両者に共通なものであるとすれば、恋もまた、人間同士の戦いであるとともに、人間の自然との戦いのひとつと見ることもできる。そこでの平和がいかに得難いものであるかは、誰もが知っている。
だって。ぜんぜん餞になってないな。つまりは自分の戦争と平和について考えていたわけで。
とにかくも、だいちゃんおめでとう。
2010.02.06
幸せの20%
恥ずかしくていままでここに書いたことがなかったのだが、週一度テニスをしている。なぜ恥ずかしいかというと、私は中学のときにテニス部で、それ以降もときどきやっているが、ずっとサーブがうまく打てない。定期的にやりはじめたシンガポール時代からずっとダメ。シンガポールでは試行錯誤のうえ手首を痛めてしまった。そんなわけで、岩手にきても避けていたのだが、昨年再開した。
人生の20%の不幸はサーブを打てないこと。これ、ひとりごとの口癖である。
私のあまりの悩みように、コーチも真剣に対応してくれるようになった。こんなに素直に人のアドバイスを聞くのは人生で3度目ぐらいのことである。ここに書けるようになったぐらいだから、少し、光が見えてきた。
もうひとつ。2週間ほど前に体重を量ったら、70キロに乗っていた。その体重計の正確さをいまだに疑っているものの、私の体重は20歳を超えてから、一貫して61〜64キロ代だった。だからこの一ヶ月ほどで5キロ以上太ったのは、「非常事態」ともいえる出来事だった。
そんなわけで今夜からジムにも行き始めた。テニスのあと30分のランニング。以前から走ると痛む、右膝の裏はすぐに悲鳴を上げたが、これはお付き合いしていくしかなさそうだ。
人生の愉しみの20%ぐらいは酒にあるように思う、私の場合。正確には、酒に伴う人との接触や食う愉しみだろうか。今年の鷲の尾のしぼりたては原酒とは思えぬ軽やかさ、若干物足りない気もする(飲み過ぎそう)。ここを削らずに、より快適に過ごすこと。これがこれから15年の、ひとつの、課題。
2010.02.02
海外地域研究
そういう名前の講義を担当して三年目。私、そんな人気がないはずはないのだが、今年度は実質上の履修生が6人。半分が4年生なので(卒論もあって)来たり来なかったり。
人数が少ないのをいいことに、かなり実験的なことをさせてもらった。最後の数回は、(プロジェクタを買ったので)研究室で映画の一部をみたり、ツイッターで拾った新聞記事などを題材に議論をした。今日はアフガニスタンへのアメリカの介入と日本の「貢献」について。事前に読んでくるわけではないので、それほど詳細な議論はできないのだが、最後になって一番バランスのよい時間になった。
授業が終わったあと、なんとなく、卒業間際の4年生と来年度からゼミ生になるかもしれない2年生が残って、ざっくばらんに話をした。二人ともゆっくり話すのは初めてだったのだが、不思議と気負わず、話題にも事欠かず。
明日は来年度のゼミの説明会。





