口蹄疫 まとめ(その22)

 清浄性は確認されたようだ。よかった。
 都城市・日向市の清浄性確認検査の結果について(平成22年6月30日)

1 清浄性確認検査の結果及び今後の予定
都城市を中心に設定されている移動制限区域においては、最終発生例である280例目の殺処分を6月10日に完了し、6月22日以降、移動制限区域内の牛・豚等飼養農家全戸に対し清浄性確認のための検査(抗体検査及び臨床検査)を実施しました。本日までに、当該地域の清浄性が確認されたことから、宮崎県は、7月2日(金曜日)午前0時をもって、当該地区におけるすべての移動制限・搬出制限を解除する見込みです。


日向市を中心に設定されている移動制限区域においては、最終発生例である284例目の殺処分を6月11日に完了し、6月22日以降、移動制限区域内の牛・豚等飼養農家全戸に対し清浄性確認のための検査(抗体検査及び臨床検査)を実施しました。本日までに、当該地域の清浄性が確認されたことから、宮崎県は、7月3日(土曜日)午前0時をもって、当該地区におけるすべての移動制限・搬出制限を解除する見込みです。



 こちらも朗報を期待したい。
移動制限等解除に向けた清浄性確認検査について(平成22年6月25日)

西都市(283例目)・国富町(290例目)・宮崎市(285例目)を中心に設定されている移動制限区域においては、最終発生例の殺処分が完了した6月19日から、新たな疑い事例は発生していません。このため、移動制限区域解除のための清浄性確認検査を6月28日(月曜日)から順次開始することとします。



 この騒動のゴールが見えていることは間違いなく喜ばしいことではある。が、防疫というのは、有事の対応だけを上手くやれればそれで良しというものではなく、日常的な積み重ねも必要なこと。『終息したらおしまい』ではなくて、日常的な防疫意識の向上・啓発や支援にも意識が回れば良いのだけど。
 日常的な取組が必要で、所得の向上には直結しないという点では、環境対策とも似ている面がある。予算措置が必要なこと、予算措置なしにできること色々あるはずだ。とはいえ、上(行政)から下(農家等)までWebベースで物事を考えるのが苦手な業界なだけに・・・・