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2011-04-10

知識ゼロからの企画書

こんにちは、検索迷子です。


企画書を書くことを、あらためて基本的から知りたいと思い、

漫画家弘兼憲史(ひろかね・けんし)さん著、

『知識ゼロからの企画書の書き方』を読んだ。

知識ゼロからの企画書の書き方 (幻冬舎実用書・芽がでるシリーズ)

知識ゼロからの企画書の書き方 (幻冬舎実用書・芽がでるシリーズ)

企画書を作るステップに沿って、

島耕作』シリーズなどでなじみ深いイラストを用いながら、

企画書を作るノウハウを紹介している。


余談ですが、ひろかねさんは、ひろがねさんだと思っていたら、

濁点がないほうなのですね。


本書は、企画書をきちんと書いたことがない人にも、

説明が簡潔で、入り込みやすい作りとなっている。


この弘兼さんの『幻冬舎実用書・芽がでるシリーズ』は、

他のジャンルを内容としたものもあるようだ。

ビジネスに必要な要素が、マンガでわかるというのはなかなかいい。

見開きで一つのテーマや、要点がシンプルなため、

企画書作成の初心者が手軽に読めそうだ。


気になった点をピックアップしていく。

実際は図式化されている内容の文字だけ拾って引用します。



企画書の準備段階

■企画書を自分から進んで書くことで得られるもの

・ビジネス感覚が磨かれる

・ほかの文書に使える文章力がつく


たとえ通らなくても、やる気を評価してくれる

・将来独立してもやれる能力が養われる

・自分の評価が上がる

→自分にプラスになる


■自分で簡単な企画を考えてみる方法


・他社の企画をまねしてみる

・いくつかの商品を合成してみる

・既存の商品を改良してみる


■依頼時に聞いておくべきこと


・スケジュール

・予算はいくらまでか

・企画の内容

これが一番大事なこと

企画についてほかに質問できる人はいるか

現在の進捗具合

サンプル入手できるか

プレゼン有無、相手は誰か


■聞いてはいけないこと


競合品、消費者ニーズ、声、類似品、売上や利益、

過去に聞いたこと

これは、あえて聞いてはいけないという意味だろう。

ブリーフィング(要点を話す、説明といった意味)の意義はあるが、

自分で調べられることは自分でということのようだ。



■集める情報

政府統計類、業界関連本、雑誌、地図、ビジネス関連書


■自分の足で行くべき場所、チェック項目

小売店

市場に出回っているもの、売れ行き、価格、カタログもらう

取引先

企画実施予定地、写真をとるなどする

知人ターゲットとなる層と本音を語り合う


過去の企画書の再利用


一度作成したものは、その資料をベースに再利用が可能となる。

または、他の人が作成したテンプレートなどがある場合は、

この項目をチェックしながら作り直すのもいいだろう。


■企画書の再利用


現状分析

・後日使える資料やデータはそのまま使う

・競合品データは、使えるものは再利用する

・自社の類似製品データは再利用する


企画内容

・予定流通経路の表などは再利用する

・スケジュールのフォーマットはまた使う


費用・コスト・売上・利益

・図版・表などのフォーマットは再利用して、数字だけを変える


担当者リスト

・一覧表のフォーマットは再利用する


プレゼン段階


企画書をどうプレゼンするか考える際は、次の内容が参考になる。


プレゼンをする相手を考える

・「意思決定者」は誰か、考えること

中小企業では社長1人であることも多い

・その意思決定者に対してプレゼンの仕方を考える

・社外の人間の場合は、簡単にアポが取れる相手か確認する

・簡単に会えない相手では、プレゼン自体を再検討してみる


そして、実際のプレゼンの場に向けて、

よく出る質問と回答の想定問答集を用意するのがいいようだ。

よく出る質問とその回答例


■この企画で、何をしたいのですか?

・○○億円売りたい

・自社のイメージアップを図りたい

・市場におけるシェアを○%上げたい

・△△の良さを世間に知らせたい

・前製品の欠点を改良して世に出したい

etc.


■なぜ、売れると思うのですか?

消費者のニーズを示す

・以前の製品よりも改良されている

・他社製品よりも優れている

・この市場が成長している

・世の中でブームになっている

etc.


■このスケジュールで本当に大丈夫ですか?

・そのスケジュールで進められることを示す

・自分やほかの担当者の状況を話す

・過去の同様の企画でかかった期間を見せ、今回のスケジュールでも問題ないことを説明する

etc.


■競合品とどう違うのですか?

・競争力のある点を示す

・価格が安いことを説明する

・優れた製品であることを見せる

・競合品にはない特徴を見せる

etc.


■生産コストが高すぎませんか?

・コストに見合う価値のある物であることを示す

コストダウンの可能性を示す

・販売価格を高くできることを示す

etc.


企画書を書くということを、重たく考えそうになったとき、

こうした基本的なポイントを抑えれば、

まずはそれでいいのだという原点に返れそうな気になった。

まさに、知識ゼロから企画書というタイトル通りの本である。


では、また。

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