海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

未開の地

ヨメサンが議員になって、役所がウチにFAXを設置した。専用の番号も持っていて回線工事までしたのである。で、何のためかというと、通常の連絡用。次の土曜日にはどこそこ中学で体育祭があります、みたいなのどかな連絡が来るわけだ。その割にFAXは巨大である。なんせプリンタ部はレーザーである。うーんこんなの場所とるしかなわんなあとヨメサンに言うわけだが、もちろんヨメサンも同意してくれる。今時こんな内容ならメールで十分やんか。紙も使わんで済むしさ。と言うと、ヨメサン曰く、議員の中には未だにメールが使えない人がいて、その人のために紙で連絡する必要があるんだとか。で、1人そう言う人がいれば、全員に同じ連絡方式にしなくちゃならんのだそうで、わけわからん。いやそういえば古巣の昔は教授会の連絡が紙できていたものだった。2000年代の中頃の話だ。もう大学のくせにここはなんて遅れているんだ!と憤っていたものだが、あれから干支一回りほどもして、いまだにまだ紙の連絡しかないところがあるとは思ってなかったよ。つうわけで、大綱質疑原稿の提出締切を明日に控えたヨメサンがテンパってるのを横目で見つつ、原稿のできたところから表現のチェックをしたり、論理展開に不備がないか検討する秘書業に勤しむ夜であった。