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唐沢俊一検証blog

2008-09-18

岡田斗司夫検証blog。

16:32

 当ブログによくコメントしていただいている伊藤剛さんがゲスト出演するはずだった「BSマンガ夜話」から出演をキャンセルされたという(詳しくは伊藤さんのブログを参照)。キャンセルされた理由は、「マンガ夜話」のレギュラー出演者である岡田斗司夫氏の意見によるものだという。

…さて、この話をどうして「唐沢俊一検証blog」で取り上げるかというと、実は伊藤さんの出演がキャンセルされた理由に、唐沢俊一がからんでいるからである。伊藤さんによると、岡田氏が伊藤さんが「マンガ夜話」の出演者として「ちょっと違うんじゃないか」と考えた理由は以下の通りである。

理由は、1998年岡田氏の編集により刊行された『国際おたく大学』(光文社)をめぐる名誉毀損裁判(伊藤を原告とし、唐沢俊一岡田斗司夫氏、光文社被告とする。99年「誹謗中傷的」という文言を含む謝罪文の掲載という条件で和解)と、伊藤が今年5月にこのブログに書いた岡田氏に批判的なエントリー『岡田斗司夫氏の次の本:食べても太らない男のスイーツ』とのことでした。

 まず、最初の理由。岡田氏の編著である『国際おたく大学』(光文社)で唐沢俊一は「エヴァ現象」の講義との名目で実際は伊藤さんを誹謗中傷する内容の原稿を書き、それに対して伊藤さんが名誉毀損を理由として唐沢と岡田氏、出版元の光文社に対し訴訟を起こし、結果的に和解したという話である。自分も『国際おたく大学』を入手して読んだが、実にヒドいものであった。具体的な内容を紹介することは控えるが、どこが「エヴァ現象」の講義なのか?と思ったし、唐沢は論外だとしても、あのような原稿を載せた岡田氏の責任も大きいと思った。伊藤さんは岡田氏をかばっているが、唐沢は岡田氏に書かされたとも言っている。まあ、責任転嫁なのかも知れないが、そんな責任転嫁をするような卑劣漢といまだにつきあっている岡田氏には同情できない。唐沢に何か弱味でも握られてるのか?。

 しかし、はっきり言って理解できないのだが、どうして裁判があったことが伊藤さんの出演をキャンセルする理由になるんだろう?紛争が継続中ならともかく、和解して決着しているんだから何の問題もないはずなのに。それに、伊藤さんが仰っている通り、岡田氏が被害者で伊藤さんが加害者だとしたら、岡田氏が伊藤さんと同席するのを嫌がるのは理解できるが、どうして加害者の方が被害者と同席するのを嫌がるのか?…しかし、これって、盗作事件の時の唐沢俊一の対応とダブるなあ。形だけ頭を下げて裏で被害者をバカにしているという。本当は反省してないんじゃないの?と勘繰りたくなってしまう。

 次の理由。岡田氏は伊藤さんがブログで岡田氏について書いた文章がお気に召さなかったらしい。まあ、多少岡田氏をおちょくっているとも受け取られる箇所がないこともないのだが…しかしだ。岡田斗司夫には胸に手を当ててよーく思い出してほしいのだが、あなただって今までさんざん毒を吐きまくってきたじゃないか。それこそ事実を誤認しまくった名誉毀損にあたることをさんざん言ってきただろう。それに比べれば伊藤さんの文章なんて全然どうってことはない。毒舌をウリにしてきた人間がちょこっとからかわれただけでうろたえて番組で共演することに意見を言ったりするなんて、ものすごくカッコ悪い。…しかし、これも唐沢俊一とダブるな藤岡真さんの「批判」を「悪口」と言った件とか)。なんなんだろう、この打たれ弱さ。 

 それにしても、ブログの文章が理由になっているとは、本当に開いた口が塞がらない。だって、岡田氏は唐沢俊一と対談した『オタク論!』(創出版)で、唐沢の尻馬に乗って伊藤さんの『テヅカ・イズ・デッド』(NTT出版)に読んでもいないのにイチャモンをつけていたからだ(もっとも、岡田氏が読んでもいない/見てもいない作品にケチをつけるのは珍しいことではないが)。単行本は読まないのに(読んでいないことをまるで恥じる様子も無いのに)ブログはチェックしているって一体なんなんだろう。…いや、もしかしたら、伊藤さんのブログも直接チェックしていたわけじゃなくて、誰かが「伊藤剛ブログであなたの悪口を言ってましたよ」と告げ口したのを真に受けたのかも知れない(岡田氏は最近あまりネットをやらないようだし)。いずれにしても、作品をちゃんと直接チェックしない(できない)というのは、もはやオタクではないと思う(ちなみに、唐沢の「テヅカ・イズ・デッド」批判はそのうち検証してみる予定)。

…まあ、岡田氏は伊藤さんと話をしたいと言ってるようなので、伊藤さんに迷惑をかけてもいけないのでこれ以上の批判はやめておく。個人的には「BSマンガ夜話」は好きな番組なので、このような政治的なことをされるのは残念でならない。しかし、岡田斗司夫にしろ「と学会」にしろ、自分の身内である唐沢俊一盗作事件には無視を決め込んでいるのは実にいただけない(そのくせ身内以外には実に辛辣なので笑ってしまう)。そのうち、「と学会検証blog」もやる羽目になったりしてw

※追記 オタクアミーゴスのイベントを見に行かれた方によると、

○十年ぶりにオタクアミーゴスの単行本が。

・今年の年末あたりを予定とか。眠田さん主導なんですね。

・前作は岡田さんが、武田さんとのアレコレを言及している数少ない貴重なヤツでした。

・さあ、一応これは唐沢大先生の著作でもあります!多分、唐沢ボンバイエに巻き込まれます。だはははは。

こういう事情も関係してるのかなーと邪推。

マンガ夜話 第1期 DVD-BOX

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国際おたく大学―1998年 最前線からの研究報告

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オタク論!

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テヅカ・イズ・デッド ひらかれたマンガ表現論へ

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DOSSDOSS 2008/09/18 21:15 ちょっぴり水をさすようで恐縮なんですが、
唐沢・岡田(それからみんだ)氏が伊藤さんをバカ呼ばわりしたのは問題ありだとして、
当時の(当時の、ですよ)伊藤さんの発言がかなりお間抜けだった点については
スルーしていいんでしょうか。
当時の彼は『エヴァ』を絶対視して、得意のロック音楽論と絡ませて
信仰告白まがいの理屈を述べ立てて会議室の面々を退かせていた、と
耳にしております。
伊藤さん本人は当時のご自身の『エヴァ』評を今も撤回するおつもりはないんでしょうか。
昨年の劇場版公開の際には「みろ、『エヴァ』は消えるどころか堂々と現役ではないか」という
意味の発言をご自身のブログにのせていて、
苦笑してしまいました。
(仮に新作が傑作だったとしても旧TV版の価値を高めることにはならないのに・・・)
もし「当時『エヴァ』を称えたのは間違いだった」宣言をしたら
唐沢・岡田を叩く論拠が消えてしまうので、それで
肝心の『エヴァ』についてはあえて今論じないでいる。
そんな風に見えました。

kocteaukocteau 2008/09/18 21:51 >信仰告白まがいの理屈を述べ立てて会議室の面々を退かせていた、と耳にしております。
と、伝聞でありながら
>伊藤さんの発言がかなりお間抜けだった
と、断定している。
DOSSは何かと伊藤剛に文句を言いたがりますね。

DOSSDOSS 2008/09/18 22:18 いえ、当時のログを某所で読んだんですよ。
やりとり全体の流れまでは掴めなかったので
あえて断定はしない書き方をしました。
これによるとみんだ氏も結構キツイ発言をされていますね。
辟易って感じで。

志村志村 2008/09/19 06:31 つーか伊藤さん自身が編集者に圧力を掛けてm9での鶴岡法斎の連載を潰そうとしたことをカミングアウトしてるし。どっちもどっちとしか感じられない。

http://d.hatena.ne.jp/goito-mineral/searchdiary?word=m9

おがくずおがくず 2008/09/19 06:55  うーん、単にこの場合、制作会社の人間が空気読めないっつーか、勉強不足なだけでは?

 普通、レギュラー陣と揉めた過去のある人はキャスティングしないでしょ。

 これは政治でも何でもなく気配りのレベル。

藤岡真藤岡真 2008/09/19 12:08 >志村くん
 どうして見え透いた嘘を書くのですか。なんとか、岡田擁護をしたかったのに、なにも思いつかないので嘘を書いて、それらしくリンクを貼ったのですか。情けない。

みたかみたか 2008/09/19 14:57  わたしも、唐沢俊一には誹謗中傷を書かれた過去があるので。しかも、本を出した直後はペンネームを書かれ、Web本の雑誌で書評をやっている時には本名を(Web本の雑誌の公募書評委員は本名でやることになっている)書かれるという粘着ぶり(笑)の被害にあっているので。唐沢信者ではないという証明が客観的になされていると思われますので、書きますが。
 やはり当時のエヴァファンというのは、相当にうっとうしかったですよ。
 まるで新興宗教の信者だった。宗教的な文献を読んだことがない、宗教的教養がない人間が、初めてそれらにふれて、自分が世界の真理を知ったと誤解した、酔っぱらった文章や、言説でした。ちゃんとした宗教研究や、心理学研究をしている方たちから見ると、実に馬鹿馬鹿しかったろうと思います。
 誰が何か言ってやれと思っていたので、唐沢のエヴァファン批判については、「ほう、唐沢にも使い道はあるものよのお」と思いましたね。ま、唐沢俊一って人はものすごくコンプレックスが強いせいか、人を批判する時には、長々粘着していてとてもうざいんで、あれはあれで困ったものなのですが。

kocteaukocteau 2008/09/19 17:55 >DOSS
>あえて断定はしない書き方をしました。
全体の流れがつかめないような情報では、断定しないというのは誠実な態度だと思います。
では何故
>伊藤さんの発言がかなりお間抜けだった
は、共通の認識として断定出来るものなんでしょうか。
伊藤の書き込みはお間抜けだと、あなたが個人として感じたというのなら一つの見識ですけれど。

kensyouhankensyouhan 2008/09/19 19:39 みなさんコメントありがとうございます。
レスをすると長くなってしまうので、記事にしてみました。
よろしければ読んでみてください。

カンタベリーカンタベリー 2008/09/21 12:08 当時、NIFTYの会議室に出入りしていました。
唐沢氏や岡田氏が、エヴァに熱を上げる伊藤氏を理解不能な異物として扱っていたのは確かです。
でもさすがに「伊藤(バカ)くん」と呼ぶのははやりすぎでしたね。
完全にいじめでしたから。そのうち訴訟になるのではと思っていました。
伊藤氏の論は若かったですけど、「シンジはボクだ」という伊藤氏が主張する感覚は、彼がなぜそう感じたかを世代論とか世相も含めて考えれば、聞くべきところはあっと思います。
神戸で「酒鬼薔薇事件」があって犯人が14歳ということがわかったときに、「酒鬼薔薇はボクだ」と言い切らないところに思考の浅さを感じました。エヴァに乗って巨大なカッターナイフを振り回すシンジの精神と、酒鬼薔薇の精神にはどっか共通する部分があるのに、片方は反社会的な行動だからスルーするのはずるいと思ったから、指摘したりもしました。

kensyouhankensyouhan 2008/09/21 15:41 コメントありがとうございます。当時の状況を知らないので助かります。
>神戸で「酒鬼薔薇事件」があって犯人が14歳ということがわかったときに、
>「酒鬼薔薇はボクだ」と言い切らないところに思考の浅さを感じました。
>エヴァに乗って巨大なカッターナイフを振り回すシンジの精神と、酒鬼薔薇の精神にはどっか共通する部分があるのに
>片方は反社会的な行動だからスルーするのはずるいと思ったから、指摘したりもしました。

この指摘に対して伊藤さんはどのように反応されたのでしょうか。個人的にはシンジくんと酒鬼薔薇はそんなに似てないと思います(「どっか共通する部分」はあるんでしょうけど)。宮崎勤の事件のときに宮崎と自分を同一視して語っていたおたく系の評論家もいたようですけど、反社会的行動をとる人間と自分自身を重ね合わせる論法にはいろいろと問題があるような気がします。

古賀古賀 2008/09/22 07:17 >伊藤さんは岡田氏をかばっているが、唐沢は岡田氏に書かされたとも言っている。

この件に関しては、唐沢さんが岡田さんを引きずっていたように思えますね。
NIFTYのログを読み返してみると、伊藤さんの夏エヴァの感想に対して「伊藤くんの言っていることは宗教の信者と同じだ」と過敏な反応を示したのは唐沢さんだけで、他には特に批判的な意見もなく、岡田さんは「伊藤さんのオタク修行は相当に順調だ」とむしろ肯定するようなことを書いてます。

kensyouhankensyouhan 2008/09/22 07:31 コメントありがとうございます。
それなら唐沢俊一が卑劣ということになりますね。何がそんなに気に喰わなかったんだろう。
そして、そんな卑劣な唐沢といまだにつきあっている岡田氏はやっぱりよくわからない人だなあと。

古賀古賀 2008/10/03 07:17 http://homepage3.nifty.com/DOCUMENT/pakuri201.html

ニフティのログから過去のいきさつをざっとまとめてみました。ご参考までに。

kensyouhankensyouhan 2008/10/04 00:12 コメントありがとうございます。
なるほど、経緯がよくわかりました。早速リンクに追加しておきます。