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唐沢俊一検証blog

2008-09-27

『遊星からの物体X』は『遊星よりの物体X』のリメイク。

00:38

『薬局通』P.225

 しかし、便秘薬で最も凝った名前のクスリとなると、なんといっても『首から上のくすり』にトドメをさすだろう。なに?首から上なら頭痛薬じゃないかって?それが違うのである。この製薬会社の社長曰ク(原文ママ)、便秘になると血行が滞り、のぼせ、吹出物、頭痛などの症状が起こる。便秘の症状でもっとも苦しいのは、これら“首から上の”症状である。本薬は便秘を解消することによって、これらの症状を治療する。したがって、このクスリは『首から上のくすり』なのである……と、いうことじゃないかと思うのである。確信はないが。凝っては思案のほか、というコトワザがあるが、なにかそれを地でいったようなネーミングだ。やはり最近見かけないようである。

 便秘薬の商品名として実際に存在するのは「首より上の薬」である。滋賀県にある複数の会社から発売されているようだ。葛根湯が「首から上の薬」と呼ばれているから、それと混同したのかもしれない。ちなみに、便秘薬がどうして「首より上の薬」なのかについて、唐沢俊一は正しく説明しているのだが、おかしな書き方をしているために損をしていると思う。「製薬会社の社長いわく」とか書かなければよかったのに。

 それから、「凝っては思案のほか」ということわざはない。「凝っては思案に余る(能わず)」と「恋は思案のほか」ということわざがあるので、この二つが混ざってしまったものと思われる。唐沢は「凝っては思案のほか」を「凝りすぎるとかえってダメになる」という意味で使っているようだが、「凝っては思案に余る」にはそのような意味は無く、正しい意味は「物事に熱中しすぎるとかえって冷静な判断ができなくなる」ということである。

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遊星よりの物体X [DVD]

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ブラックウッドブラックウッド 2008/09/28 09:10  今回はかなり厳しい指摘でしたね(^^。これまで紹介なさっていたネタが「単なる間違い」「ケアレスミス」で済まされるレベルではないものが多かったので、それに比べると些細な間違いに見えてしまいますが、「言葉のプロ」であるからにはこうしたツッコミを受けてしまうのも望ましいことではないですね。

 ところで唐沢さんの近刊に「唐沢俊一のトンデモ事件簿」という本が出ていたので、「おお、ブログなどの盛り上がりを受けて早くもバッシング本の発売にまで至ったのか!」と思ったら唐沢さん自身の本でした…orz…。
 もう何と言っていいやら…。貴ブログなどで唐沢さんの残念な体質を知ってしまった今ではその書名や発売タイミングに冷や汗が流れました。

藤岡真藤岡真 2008/09/28 09:47 >やはり最近見かけないようである。
 トンデモない一行知識さんも指摘していますが、「日本最初の喫茶店」とか「雑誌コンシューマー」「新東宝」など、持論を進める都合で「すぐにつぶれた」と虚偽を書くのが唐沢のやり方です。複数のメーカーから発売されている薬品をつぶれたと偽り、「凝っては思案のほか、というコトワザがあるが、なにかそれを地でいったようなネーミング」と出鱈目な諺を引いて論じるのですから、なにをかいわんや。

kensyouhankensyouhan 2008/09/28 12:58 コメントありがとうございます。
>ブラックウッドさん
>これまで紹介なさっていたネタが「単なる間違い」「ケアレスミス」で済まされるレベルではないものが多かったので、それに比べると些細な間違いに見えてしまいますが、
自分はブログを始めたときに「些細な間違い」をどんどんつっこんでいこうと思っていたので、今までの検証で大きなミスが多かったことには自分でも驚いています。便秘薬の商品名が「首から上の薬」と間違えられているのはネット上でも結構見かけましたが、『薬局通』と名乗っている以上は間違いは許されないと思います。
>「唐沢俊一のトンデモ事件簿」
実はすでに入手していますが、まだ検証できていません。いろいろ騒ぎがあったことに加え、唐沢俊一は「裏モノ日記」や雑誌の連載でも変なことを書き続けていてなかなか手が回らないのが正直なところです。まあ、ざっと読んだだけでも、ミスを発見してしまったのですが…。

>藤岡さん
薬局に行けば現在でも売られているとわかったはずだし、「首より上の薬」という商品名であることもわかったと思うんですけどね。あと、耳慣れないことわざを使うのは間違いの元ということでしょうか。

baudrateRAbaudrateRA 2008/09/28 18:51 >トンデモない一行知識さんも指摘していますが、「日本最初の喫茶店」とか「雑誌コンシューマー」「新東宝」など、

http://diary.jp.aol.com/yzuc9ww/117.html
>日本最初の喫茶店は、〈略〉「可否茶館」。しかし人気がなく、すぐ閉店した。

http://diary.jp.aol.com/yzuc9ww/183.html
>『コンシューマー』という雑誌が  創刊されたが、誰も買わず、すぐにつぶれた。

http://diary.jp.aol.com/yzuc9ww/577.html
>唐沢●あれは何しろ、すぐに倒産した新東宝映画ですからね。

思うのですが、人間、「他人の悪口は蜜の味」という側面は確かにあるものの、特に恨みもない、漠然とした反感をもっているわけですらない人に対しての悪口を、読みたがる人がどれだけいるか……と。

話の面白さだけ考えても、誰にも相手にされずにつぶれただの倒産しただのという話より、これこれの点で頑張っていたけど残念ながら採算がとれなくて今はもうない、という話の方が上だと思います。雑誌にしろ店にしろ会社にしろ、誰の興味もひかないで終わっただけのところの話を読まされて、何を面白いと思えばよいのか、よくわかりませんので。

それと、世間の需要が多いのは何だかんだいって、ちょっとイイ話、感動できる話の方だということが、と学会の出すような批判本よりトンデモ本の方が売れる理由でもあり、トリビアの泉の追い風があってもなお、唐沢俊一という人がブレイクしきれなかった大きな理由のひとつではないかと思っています。

kensyouhankensyouhan 2008/09/29 10:23 コメントありがとうございます。
唐沢俊一がブレイクできない理由を自分なりに分析すると、ひとつはネタを面白く見せられないせいだと思います。唐沢自身は世間のニーズにこたえているつもりなんでしょうけど、どうしてもズレているんですよね。結局のところ、メジャーなところには向いていないのだと思います。
もうひとつは性格に問題があるのかなと思います。だから、意味も無く人を不快にして意味も無く敵を作ってしまう。もう少し愛されるキャラクターだったらよかったと思いますが。

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