2008-10-04
だからさあ、ちゃんと調べないと。
昨日とちょっと関連したネタ。
『トンデモ事件簿』P.164
話をIRAに戻すと、この団体は女王陛下のイングランドに楯突く凶悪なテロ組織なのだが、しかしイングランドに長年虐げられてきたアイルランドの独立を目指す組織なので賛同者も多く、あの“女王陛下の007”ことショーン・コネリーも、この団体には多額の寄付をしている(だからコネリーはいまだにサーの称号がもらえないでいる)。
ショーン・コネリーは2000年7月に「ナイト」の称号を与えられている(コネリーの公式サイトより。コネリーはスコットランドの民族衣装を着ている)。唐沢は「サーの称号」と書いているが、称号は「ナイト」であって、「サー」は「ナイト」の称号を与えられた人に対する敬称である。
それから、ショーン・コネリーは『女王陛下の007』に出演していない。この映画でジェームズ・ボンドを演じたのはジョージ・レーゼンビー。一作だけで降板してしまったからかえって印象が強かったりする。
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- 12 http://ezsch.ezweb.ne.jp/search/?sr=0101&query=唐沢俊一検証
- 12 http://homepage3.nifty.com/DOCUMENT/pakuri201.html
- 12 http://www.fujiokashin.com/
・「サー」と「ナイト」ですが・・。昔、唐沢俊一がたしか何かの本で、他の人の爵位についての間違いを指摘して、「ヨーロッパの貴族制度は複雑だから、日本人には極めてわかりにくい。半可通で書くと恥を書く。」と説いていたのですが・・。その当人がこんな初歩的な間違いをするとは・・。
・「アイルランドの独立を目指す組織」というのも不正確ですよね。当初はともかく、現在の運動は「北アイルランドの連合王国の分離」が目標なわけで・・。
>ショーン・コネリーが関与しているのは「スコットランド独立運動」ですよね。
そうです。ショーン・コネリーは独立運動をしているスコットランド国民党(SNP)を支持しています。IRAへの寄付については、イギリスからの分離独立というSNPと同じ目的を持っている組織に寄付することは一応有り得るのかな?と思いましたが。
>「私はなんと、『イギリスの貴族制度オタク』なのだ」
それであの間違いですか。うわー、恥ずかしい。
イングランドはブリテン島のロンドンあたりの地域を指す言葉であってイギリス自体を指す言葉じゃないですよ。
「天皇陛下の関東八州」と言っているような感じ。
大まかには
スコットランド
ウエールズ
コーンウォール イングランド
のような配置になっている。
「女王陛下のイギリス」という意味でなら、素直にUKと言った方がよろしいでしょう。
ショーン・コネリーがスコットランド独立運動に肩入れしていることは有名で、それなのに女王からサーの称号を受けたので、独立運動派の人たちから「この裏切り者め!」と非難されたんだけどな。唐沢氏は知らなかったのか?
私の記憶が確かなら1999年にナイトの称号を得てるはずなのですが、、、
手続き上の問題か、大人の事情か、私の記憶違いかまあ、唐沢がまぬけなのは変わらないですね。
唐沢さんが何処まで理解してるかは不明ですが、サーの称号と言うのは使い方としては問題ないです
名前につく冠を称号と呼びますのでドクターやマスターを称号と呼ぶのと同じでサーも称号です
勲章とともにナイトの位が与えられサーを名乗ることが許されるわけです
まあ、名乗るだけなら自由なので誰でも名乗れるわけですが
そういう意味では敬称としてのSir.と称号としてのSir.は分けられるべきなのかも知れませんが
実際には区別のしようもないわけです。
ただまあ、准男爵もSir.なのでサーの称号ではなくナイトの称号と書くべき場面ですね
女王陛下のイングランドは好意的に解釈すれば
アイルランドがイングランドと対立すると言う意味であえてイングランドとしたと言えなくもないですが
その場合、スコットランドとウェールズの立場がないので
せめてグレート・ブリテンとするべきでしょうね
本当は独立支持派以外も女王陛下の配下なんだからアイルランドもはずしちゃマズいんですけどね
まあぶっちゃけ唐沢さんはイングランドとイギリスの区別がついてないんでしょう
かつてはイングランド=イギリスという時代もありましたが
いくら年代ごまかしの唐沢さんでも開国時代と現代をごっちゃにはしないでしょうから
フツーの映画ファンなら誰でも唐沢氏のガセビアに呆れるだろう。
いやー、勉強になりますね。唐沢俊一のガセとパクリの検証を始めてよかったと思うのは、こういう風に自分の知らなかったことを学べたときです。
それから、町山智浩さんが今回の記事を受けてより深いツッコミをしているのでぜひ読んでみてください。
Sir Seanへのナイト授与内定が(おそらく)初めて報道されたのが1999年12月31日ですね。
↓BBCニュース1999年12月31日
30歳(当時)でボンド役に抜擢されたんですが、『コネリー=ボンド』
というイメージがまだ根強かったことやら、いろいろトラブルがあって
本人側から降板したそうです。
「女王陛下〜」以外の2作品分も契約をしていたんですが、その後「ダイアモンドは永遠に」で1作品だけコネリーがカムバック(彼に対して大金が払われ、コネリー自身の希望によりスコットランド国際教育基金に全額行った)して、でオッサンボンドのロジャー・ムーアが『死ぬのはやつらだ』に出た、と。
ってことで、コネリーは「女王陛下の〜」とは全く関係ないし、
レーゼンビーにかなり失礼ですよ。
>とーりすがりさん
ショーン・コネリーにナイトが授与されると決まったのが1999年で、実際に授与されたのが2000年ということなんでしょうか。
>Amerikanさん
唐沢俊一は俳優の好みがマニアックなので、レーゼンビーには興味を持ちそうなものなんですけどね。