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唐沢俊一検証blog

2008-10-13

「世界の三面記事・オモロイド」さんが唐沢俊一のパクリについてコメントを発表した。

10:08

 唐沢俊一が月刊「ラジオライフ」2008年11月号に掲載された『唐沢俊一トンデモ事件簿』で「世界の三面記事・オモロイド」さんから盗用をしていたことは10月6日の記事で書いたとおりだが、被害者である「オモロイド」さんがこの件についてコメントを発表された。詳しくは本文を読んで欲しいが、「オモロイド」さんがどのようにして記事を書かれているか説明されていて、盗用された「恋人をバラバラに切断、人肉を調理していたホラー小説家逮捕」の記事のソースも詳しく書かれている。それから、“garnished with lemon juice.”について訳するのに苦心されたことも書かれている。ここは自分も気になったところで、この文章が「レモンが添えられた」となるとは考えにくかったのだ。にもかかわらず、「オモロイド」さんも唐沢俊一もまったく同じ文章に翻訳しているのは大変不自然なのだ

 さて、こうなると今度は唐沢俊一にきちんと説明してほしいところだ。「元になる事件が同一である場合に、ニュース紹介サイトと類似の表現等が出てくることは避けられない場合があると思います。」という一般論でなく、どのようにして『トンデモ事件簿』を書いたのか説明すべきではないのか。ここまで文章が似ているのはどう考えてもおかしいのだから

 自分は唐沢俊一を抹殺したいわけでも騒ぎを大きくしたいわけでもないが、「オモロイド」さんが「オモロイドも参考にしたということだが、いったいどの程度参考にされたのか、ぜひご本人にお伺いしたいところである」と仰っているので、「ラジオライフ」に問い合わせてみることも考えた方がいいと一応アドバイスさせていただく。自分が「ラジオライフ」に電話して豊田拓臣さんとお話したときに、豊田さんは自分の質問に対して「当事者が問い合わせしてくるならわかりますが」と仰っていたから、当事者からの問い合わせには誠実に対応してくれるはずだと思う。とはいえ、漫棚通信さんのケースを見てもわかるように唐沢俊一と交渉することになると、多大な労力が必要となるはずだから、すごく大変だろうとは思う。盗用された側が後々まで苦しむことを唐沢俊一は深く考えるべきだ。一応「ラジオライフ」の公式サイトを紹介しておこう。

※追記

 漫棚通信さんの今回の事件についてのコメントも紹介させていただく。

実際に文章を書いているかたたちにはおわかりでしょうが、ゼロから文書をつくるのと、すでにある文章を修正するのでは、その労力はまったく違います。唐沢俊一氏のように、コピペ+文章の順番を変更したり文末を修正するだけ、という行為は、すごくいやしいものにしか思えません。

 結局、唐沢俊一氏にとって、わたしのケースは氷山の一角にすぎなかったということなのですね。困ったことです。

 文章を書くことはそんなに簡単なことではない。苦心して仕上げた文章を盗まれる苦しみは想像以上に大きいのだ。唐沢俊一は軽い気持ちでやっているのだろうが、盗用された側は後々まで深く苦しむのである。

KoichiYasuokaKoichiYasuoka 2008/10/13 12:54 えっと、フライパンにレモンを入れたのは『オモロイド』で、その元ネタの『Telegraph』ではフライパンにレモン汁をかけていて、さらに元ネタ(第一報)の『El Universal』では皿にレモンを置いている、と。で、『唐沢俊一のトンデモ事件簿』では、フライパンにレモンが入ってる。これだと、どこからパクったか一目瞭然ですね。

tonton 2008/10/13 14:21 被害者のうち誰かが立ち上がって告訴した方がよいのではないでしょうか。
証拠がはっきり残っていますから、警察も受け付けてくれると思います。
以下は「検索エンジンと著作権の関係」について書かれた記事からの抜粋ですが
著作権違反に対して警察が取り組んでくれるというものです。

http://www.j-cast.com/2008/10/12028441.html

「たまごっち」の偽物が登場した時は、全国各地に捜索が入りましたし、JTBが他人の写真を2枚使ったら、それで全国のJTBに捜査が入りました。著作権を守るために、国家権力が最大動員されるんですよ。

tonton 2008/10/13 15:06 「ラジオライフ」と「朝日新聞」の編集部にも、盗作といい加減な知ったかぶりで
固められた記事は読みたくないという主旨の抗議文を送っておきました。いずれも
20年近く愛読しているので読者としてこれ位の要求を出すことは許されると思い
ます。受信料を払い続けているNHKに対しても「BSアニメ夜話に唐沢氏を出すのは
やめて欲しい」と電話で要望しておきました。
情報の受け取り手にも抗議する資格はあると思います。ガセ、デマを送り出さ
ないようにチェックする責務が編集者なり番組ディレクターにはあると思うの
です。

個人投資家個人投資家 2008/10/13 16:55 >生まれてしばらくの間は自分で排泄の処理もできない動物なんて他にいないよ。

 子猫を飼われたことのある方はご存じだとおもいますが、生まれてしばらくの間子猫は自力で排泄きません。(おなかをマッサージしないと出ない)
 排泄するようになってからも、トイレの場所とか関係なく大小をするので、頻繁に掃除をしなければなりません。

 子殺しについての唐沢氏の主張は変ですね。
 食人のようなキワモノ犯罪に関心があるのなら、間引きに限らず母親による子殺しなど歴史上いくらでもあることをご存じの筈です。(周辺知識なので)
 単に他人の成果をカット&ペーストしているだけなら、周辺知識が欠落していても不思議ではありませんが.

kogonilkogonil 2008/10/13 17:04 唐沢氏本人よりも、メディアに不信感を持ちます。
これは、掲載された記事に不満や異論があるというレベルの話ではなく、市場に出した製品に不具合があったという
リコールに近い話だと思っています。

「無断引用」を繰り返す本人はもちろん問題ですが(細部を改竄しているから「引用」ではない、とか思っていそう)、
明確な申告があってなお言を左右にする使用者側(幻冬舎、三才ブックス、朝日新聞、NHK、etc)は、本当に何を
考えているのか、非常に謎です。

kokada_jnetkokada_jnet 2008/10/13 17:25 「兄さん、死なないで」の件では、うろ覚えのことを書き込みしまして、失礼しました。

>「自分がいちばん大事」という個性尊重教育を植えつけられた親に
この論は、呉智英の戦後教育批判の影響で、言っているのでしょうねえ。この後に出てくる、「子供の人権批判」なども、呉智英の影響が感じられます。もちろん、呉智英はこんな粗雑なことは言いませんが・・。
以前、唐沢日記で言っていた「呉智英などは、自分を構成している要素」というのは、こういう所ですか・・。

個人投資家個人投資家 2008/10/13 18:23
 >唐沢 どうもシリアルキラー系の犯罪っぽいよね。

 シリアルキラーは「同一手口で殺害を繰り返す犯罪者」のことです。
 千葉県の幼女殺害事件は、同一手口による犯行が報道されておりませんので、シリアルキラーには該当しないと考えてよいでしょう。

藤岡真藤岡真 2008/10/13 19:16 「イキガミ」の考察も甘いですね。『生活維持省』も『イキガミ』もちゃんと読んでいないんでしょうね。『イキガミ』に関しては、「サイゾー11月号」のコメントが載りますのでよろしければお読み下さい。

kensyouhankensyouhan 2008/10/13 20:01 コメントありがとうございます。今日は大勢いらっしゃてますね。
>安岡先生
本当にわかりやすい人ですよね。一生懸命細かく言葉を直したのに一発でパクリがバレてしまってお気の毒です。

>tonさん
でも裁判になると大変ですからね。唐沢だけじゃなく出版社まで出てきますから。『新・UFO入門』のときは幻冬舎の法務担当が出てきて事態をますますややこしくしていました。

>個人投資家さん
たしか唐沢俊一はネコを飼っていたはずなんですけどね。排泄についてはデズモンド・モリスの本で覚えた知識をうろ覚えで話しているんじゃないか?とか2ちゃんでは言われてましたが。「シリアルキラー」という言葉の使い方もおかしいですね。

>kogonilさん
NHKについては活字メディアと映像メディアとの間に差があるのかなと思いました。
それ以外のメディアは盗作事件の当事者になっていないから反応が鈍いのだと思います。唐沢俊一は幻冬舎で最近仕事をしてましたっけ?
三才ブックスの方は「ラジオライフ」の編集長が唐沢俊一と話をするとコメントしていたのでまだ期待できそうな気がします。あと、「PRONTO」も盗作の当事者ですけど、今回の騒動をどう見ているのか気になります。
実は唐沢俊一は朝日新聞とか大手のメディア向けに書く時にはパクリをやらないみたいなんですよね。少なくとも今のところは見つかってません。さすがにバレた時のリスクを考えているんでしょうか。

>kokada_jnet さん
呉智英がその手の文章を書くとすればもう少しひねると思います。保守派の喜びそうな文章を書いておいて最後に保守派も批判するというように。呉さんのマネをして近代批判・民主主義批判をする人って結構いますけど、あれはかなりの教養がないと無理なことだと思います。もちろん唐沢俊一には無理に決まってます。

>藤岡さん
甘いというか何もわかってませんよね。というより、わざわざよその盗作疑惑に触れるなよと思いますが。「自分だって盗作したくせに」と読者は思うに決まってますよ。そういえば今年のアタマに「FLASH」の盗作本の特集に登場してムチャクチャなことを言ってましたね。あれももう一度取り上げてみましょうか。「サイゾー」楽しみにしてます。

syo-haosyo-hao 2008/10/14 00:07 どうも、はじめまして。町山さんのブログから尋ねさせていただきました。
自分も以前は唐沢のファンだったのですが、漫棚通信さんへの盗作から疑問に持ち、「社会派くんがゆく!復活編」の盗作についてのコメントを読んで完全に目が覚めました。
「社会派くんがゆく!」は唐沢が知識を披露してそれを村崎氏が広げていくというのが定番ですが、その前提である唐沢の知識が間違っているのですからおかしなことになってしまうのでしょう。
これからも大変でしょうが(量が多すぎて)頑張ってください。

baudrateRAbaudrateRA 2008/10/14 00:49 デズモンド・モリスの『裸のサル』についてと、犬や猫の赤んぼうの排泄については、
http://diary.jp.aol.com/yzuc9ww/708.html
に書いたのでよろしくです。まあ、これも古い本なので最新の知見は? となると、どれだけあてになるか素人の悲しさで、よくわかりませんが……。それにしても排泄うんぬんの話は、どれがネタ元でどう勘違いしたのか、見当がつきません。

動物の子殺しについては、唐沢俊一は『ウラグラ! ベスト・オブ・裏モノの神様』の巻末で、子どもを食べてしまう母親の例とかやっています。まあ『ナンセンスの博物誌』の劣化コピーなんですが。で、さすがに今さら、母性愛は生物の本能という神話を主張するわけにもいかず、「『家庭を守れ』というスローガンを信奉」していたからこれまでうまくいっていたというふうにいっているのではないかと。

岩井ろぼ岩井ろぼ 2008/10/14 00:58 こんばんは。
このブログを読むようになった影響なのか、唐沢氏の日記をチェックするのが習慣になってしまいましたw
10月10日の氏の日記、特に後半のくだりは何だか意味深ですね。穿った見方かもしれませんが…

恋の唐沢ぎ恋の唐沢ぎ 2008/10/14 05:31 >これが真似だっていうんだったら、こういう国家による人民管理の怖さを描いたディストピアSFは、今後もう書けなくなっちゃうよ。

漫棚通信さんが「イキガミ」と「生活維持省」について書いた9月14日のエントリーに、次のように書いています。

>「イキガミ」も、大きなくくりで言えば「ディストピアもの」のひとつですから、
「生活維持省」以外にも、オーウェル「1984年」や映画「未来世紀ブラジル」の影響を受けているはずです。
(中略)
いわゆる「パクリ」について、これを完全に否定してしまえば、
フィクションの進歩を縛ってしまうことになるでしょう。

http://mandanatsusin.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-5e03.html

盗人の唐沢君は、ここでも漫棚通信さんからパクッているのですね。
もう、救いようがありません。

PenguinPenguin 2008/10/14 05:38 いつも読ませていただいております。

ええと、以前こちらのブログもコメント欄で唐沢氏が「オレは自殺しちゃうようなニンゲンかもしんないヨ」と自らほのめかしたことがある、というお話が出ていまして、いいキッカケなので(という言い方もアレですが)そのソースを発掘しましたのでお伝えさせていただきます。日記です。

(以下該当部分引用)
“あまり大きな声じゃア言えませんけどね、オレ、唐沢さんの死は自殺じゃないか、って気がずっとしてるんです”“それ、みんな言うなあ。なをきなんかも、凄くそれを心配している。伊丹十三が死んだとき、会ったら第一声が「お兄さんはああいうことしちゃいけないよ」だった”“師匠ってエピキュリアンじゃないですか。人生の楽しみに飽き果てたあたりで、じゃあもう死ぬか、ってフイと死んでしまうような気がする”
(以上引用終わり)
会話形式になってますが話してる相手は鶴岡法斎氏です。
URL↓
http://www.tobunken.com/diary/diary20030417000000.html

こちらのブログをずっと読ませていただいた上での私の判断を申し添えれば、これも氏一流の
ヒネクレた自慢なんでしょうね。「一見豪放だが実は繊細、かつまた超俗的なオレ」みたいな。
45歳(この日記を書いた当時の氏の年齢)にもなってなんつーやりかたでなんつーことを
アピールしてるんだこのオッサンは、としか思いようがないですけれども。それにしてもとにかく
なんでもかんでも自慢のタネにする方であります。

#130#130 2008/10/14 06:24 「フライパンの中にはフライにされレモンが添えられた」は、
「オモロイド」さんの翻訳文中の肝だったんですね。
パクリ検証っで双方の文章をググって比較しましたが、同じ言葉が一番長く並んでいるのが上記の一文だったのです。
みみっちく単語の入れ替えをしたり、斜め下の努力をしたようですが、一番肝心な部分を手付かずにしてしまったとは、カラサワシュンイチ一生の不覚でしょう(笑)

また検証が必要かもしれませんが、「大手の仕事のときはパクらない」が本当だとしたら、「三才ブックス」も「pronto pronto? 」もなめられたもんですね。
これまでの唐沢の所業から考えるとありそうなことですが。

kensyouhankensyouhan 2008/10/14 08:25 コメントありがとうございます。

>syo-hao さん
やっぱり『復活編』のあの言い訳を読むと「おかしい」と思いますよね。
ガセビアはまだまだあります。最初は年内に単行本全部検証してしまおうと思っていたんですけど、この状況だと無理そうです。唐沢俊一が雑誌連載で新たなガセを次々書いてしまってますから。

>baudrateRAさん
『裸のサル』にはこう書いてある、と言えばよかったと思いますけどね。しかも、唐沢は何を考えてるのか話の最初に「冗談じゃなくてさ」と言ってしまってます。どうして自分を追い詰めるようなことをするのか。

>岩井ろぼ さん
唐沢俊一がどんな人間か知ったうえで「裏モノ日記」を読むとなかなか楽しめるかもしれません。
10月10日の後半というと、三浦和義の自殺について書いてあるところですか。まあ、たしかに唐沢俊一と三浦和義には共通する点があるような気がしますが。

>恋の唐沢ぎさん
…うーん、偶然だと思いたいですね。唐沢のためじゃなく漫棚通信さんのためにですが。

>Penguinさん
唐沢も鶴岡氏も何を言ってるんでしょうね。一種の中2病とでも言うべきでしょうか。
自分を守るために2度目の盗用について必死で無視しようとしている人間が自殺なんてするんでしょうか。死ぬも生きるも唐沢俊一の自由だから自分は気にしませんが、弟さんが心配してるからなあ(まあ、唐沢がそう言ってるだけかもしれませんが)。

>#130 さん
「レモンが添えられた」が今回のポイントですから、それについて「オモロイド」さんにちゃんと説明されてしまったのは運のつきかもしれません。あと「(足首から下)」の一致も無いだろうと思いましたが。
「大手の仕事のときはパクらない」はあくまで自分がそう感じただけなんですけどね。その代わりガセが多くなってしまってますがw

PenguinPenguin 2008/10/14 10:39 >自分を守るために2度目の盗用について必死で無視しようとしている人間が
>自殺なんてするんでしょうか。
えと、いちおう言わせいただきますと、当該記事のある日記は、

2003年04月17日(木曜日)

付けですから、盗作発覚より以前の記述ではあります。
とは言っても伊藤剛さんとの間の‘事件’よりはずっと後の記述なので、その点で
「あーゆーことするひとがこーゆーこと言うとはトホホ」というkensyouhanさんの印象は当て
はまります。

>(まあ、唐沢がそう言ってるだけかもしれませんが)
こちらのブログを読ませていただいて推測する唐沢氏の行動様式からして<唐沢がそう
言ってるだけ>と私は確信しています。
だいたい名前を上げて登場する人物が弟氏と法斎氏という共通する利害関係まである‘身内’
だけであるという点で、この「みんなからいつか死ぬんじゃないかと心配されてる超俗的享楽派
のオレ」という自己申告が、客観的にはまったく信ずるに値しない唐沢氏の脳内にだけ存在する
自己像であるということを明らかにしてるんじゃないかと思いますね。

kensyouhankensyouhan 2008/10/14 21:39 コメントありがとうございます。
いや、盗用疑惑以前の日記だとわかってましたよ。でも、人というのは簡単に変わらないものですからね。

リンドウリンドウ 2008/10/16 23:00 幸満→コーマン
考えるつもりはないのにこういう連想がふと頭をよぎってしまう、というのは確かにあり得ると思います。残念ながら僕も一瞬同じことを考えてしまいました。ただそれを口にするかどうかはもちろん別の話。
「これはないな、人として。それ抜きにしても安直過ぎるし全然笑えない。ドン引きは必至。」
何とか思いとどまり「不謹慎な上に寒いわ!」と自分を責めて恥じ入っていたところでした。そんな中、

>どうしても“コーマン”って読んじゃうんだよな〜(笑)。
>名前だけで、他のディテールはどうでもよくなっちゃった、個人的には(笑)。

見た感じ、満面の笑みで針のむしろにダイビング。
やっぱり違うな、と改めて思いました。

kensyouhankensyouhan 2008/10/17 11:23 コメントありがとうございます。
考えてしまうのと口に出して言うのとでは全然違います。唐沢俊一のようにわざわざ口に出して言う人は「お前らだって考えただろ?」と開き直るんでしょうけどね。