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唐沢俊一検証blog

2009-04-01

「秀吉怪談」比較対照表。

23:19

『眞佐喜のかつら』の原文は黒字、「座敷浪人の壺蔵」の文章は青字、唐沢俊一の文章は赤字で表記。


大河内茂左衛門、筑前中納言秀詮公に仕官の頃

大河内茂左衛門という人が、筑前中納言小早川秀秋に仕えていたときのこと

関ヶ原で西軍を裏切った筑前中納言小早川秀秋の家来で大河内茂左衛門という者が


北の政所殿へ御使に参り候節、緩々御返事待けるうち

秀吉公の正室であった北の政所殿へ使者として参って、御返事を待っているあいだ

秀吉公の正室・おねねこと北の政所へ使者に行き


カウブウスと云女中に出逢ひ、四方山の物語せし序に問けるは

某御女中とよもやまの話をして、こんなことを尋ねた

御殿女中の一人と雑談をしていたが


大名高家のうへにさへ、ひとにより珍敷事候と承る

大名高家の身分の方でも、人によって変わった癖があり、珍しい振る舞いなどなさると聞きます

大名衆のように高貴な方でも、人によっては変わった癖があったり、妙なふるまいをしたりという話がござろう


ましてや大君(秀吉公をさして云)御存世之御時など、恐れ乍ら奇異の御事もましましけるやと尋ねければ

おそれながら秀吉公御存生のころには、さぞや奇異のこともあったのではございませんか

太閤さま御存生のみぎりには、さぞや奇異のこともあったのではござらぬかと、ふと好奇心にかられて聞いてみた


さしてかわらせ給ふ御事もましまさず

さして変わった御様子のことはありませんでした

別に変わったこともございませんでしたが


只折として一間なる御寝所にいらせられ

ただ、折々は一間の御寝所に入られ

ただ、太閤さまはお休みになるとき、一間のご寝所の入られ


御まどろみの節は、内よりかけ鉄を御かけ遊され

御まどろみの節は内から掛け金を掛けてしまわれます

中から掛け金をかけてしまわれます


御目ざめ給ふ迄起し奉るべからずと仰置るれど、余り永く御まどろみには諸卿御用是あり

御目覚めまで決して起こしてはならぬとおっしゃるのですが、あまり長く御休みになっている間に家臣の方々が御用で参られ

目が覚めるまでは決して起してはならぬ、とのお言いつけなのですが、時には急なご用事でご家臣方がおいでになることもあり


伺度など申されける時は、是非なく御障子の外より御やうす伺などする時もあり

『是非うかがいたく……』などと申されるときは、やむをえず障子の外から御様子伺いなどすることもあります

そのときはやむを得ず障子の外からお声をおかけいたします


其節針にて穴を明、ひそかに伺奉るに、御姿広き御座一ぱいにならせ給ふ時もあり

その際に障子に針で穴をあけ秘かに覗き見ますと、御姿が広いお座敷いっぱいに膨れていらっしゃる時がありました

そのとき、障子に穴をあけてこっそり中を覗き見いたしますと、太閤さまのお姿が、広いお座敷いっぱいに膨れておいでになるときがございました


三四畳敷におがまれ給ふ事もましまして、誠に身の毛もよたち候計に覚侍る

そこまではないが三四畳敷くらいに広がって見えることもあって、まことに身の毛のよだつ思いがいたしました

そこまでではなくとも三四畳敷きくらいに広がっておられることもあり、まことに身の毛のよだつ思いでございました


兎角つねの君にはなかりけり、とかたりけると

何かにつけ尋常の御方ではなかったのです」と語ったという

何かにつけ、われわれとは違ったお方でございました


茂左衛門が記に見へたり

これは茂左衛門みずからの記録に載っている話だ

……と茂左衛門が自ら記している、とのことである

minomino 2009/04/02 07:57 「座敷浪人の壺蔵」さんのコメントを読んで、こういった場合
著者や出版社に直接抗議する人は少数派なんだろうなぁ。と思いました。
実際抗議された「漫棚通信」さんは交渉の過程や後でさらにイヤな
思いをされているのも見て取れますので、なかなか難しいことだと思います。

そんなわけで、「漫棚通信」の行動力と交渉時の粘り強さは普通の一般人のものとは違ったんでしょうね。
唐沢氏の
「さらに通常の、このような場合の謝罪のレベルを大きく超えた範囲の要求までしてきた。」
っていうのは、直接抗議をしてくることそのものをさしているような気がしてきました。

teraiterai 2009/04/02 18:12 一般人にとって著名人や大企業に物を申すのは
手間も勇気もいりますからね
ただ申せないまでも一般人から事実を発表できる場として
ネットは有意義だなぁと思いますほんと
唐沢氏のようなコピペライターには記事書きに苦労しない代わりに
バレ易いというような痛し痒しなものでしょうが

金平糖金平糖 2009/04/04 01:10 一致する部分を並べると文章改竄の手順まで浮き上がってきます

大河内茂左衛門という人が、筑前中納言小早川秀秋に仕えていたときのこと
大河内茂左衛門という が 筑前中納言小早川秀秋
秀吉公の正室であった北の政所殿へ使者として参って、御返事を待っているあいだ
秀吉公の正室 北の政所 へ使者
某御女中とよもやまの話をして、こんなことを尋ねた
御女中 して
大名高家の身分の方でも、人によって変わった癖があり、珍しい振る舞いなどなさると聞きます
大名 の 方でも、人によって変わった癖があり、 ふるまい
おそれながら秀吉公御存生のころには、さぞや奇異のこともあったのではございませんか
御存生の には、さぞや奇異のこともあったのではご か
さして変わった御様子のことはありませんでした
変わった こと ませんでした
ただ、折々は一間の御寝所に入られ
ただ、 一間のご寝所の入られ
御まどろみの節は内から掛け金を掛けてしまわれます
中から掛け金をかけてしまわれます
御目覚めまで決して起こしてはならぬとおっしゃるのですが、あまり長く御休みになっている間に家臣の方々が御用で参られ
目覚めまで決して起 してはならぬと のですが、 家臣 方
『是非うかがいたく……』などと申されるときは、やむをえず障子の外から御様子伺いなどすることもあります
やむを得ず障子の外から
その際に障子に針で穴をあけ秘かに覗き見ますと、御姿が広いお座敷いっぱいに膨れていらっしゃる時がありました
その 障子に 穴をあけ 覗き見ますと、お姿が広いお座敷いっぱいに膨れて るときが ました
そこまではないが三四畳敷くらいに広がって見えることもあって、まことに身の毛のよだつ思いがいたしました
そこまではな 三四畳敷くらいに広がって こともあ 、まことに身の毛のよだつ思い い ました
何かにつけ尋常の御方ではなかったのです」と語ったという
何かにつけ お方
これは茂左衛門みずからの記録に載っている話だ
茂左衛門自ら 記

kensyouhankensyouhan 2009/04/04 01:42 コメントありがとうございます。

>minoさん
「どうして盗用の被害者は唐沢と戦わないのか?」という批判をする人が2ちゃん唐沢スレでもたまにいるんですけど、直接交渉することも法的手段に訴えることも大変な労力を必要とすることをわかっているんだろうか?と思います。それに裁判になっても確実に勝てる保証はありませんから。
>直接抗議をしてくることそのものをさしているような気がしてきました
そうなんでしょうね。自分も今後も機会があれば直接話を聞きに行こうと思います。

>teraiさん
唐沢俊一にとってネットの存在はプラスなのかマイナスなのか。一度考察してみるのもいいかもしれません。

>金平糖さん
主要な部分を残して細かい部分を改変していくという手口ですね。いくら念入りにやってもバレるんだとわかってほしいです。

金平糖金平糖 2009/04/04 11:39 スペースがずれて見にくいですが位置をあわせると
まず漢字→ひらがな、同意変換 内→中、語尾変換 ありました→ございました
言い回しの変化 家臣の方々→ご家臣方
と、どのような書き換えが行われたかが明確になって面白いです
学生が宿題のレポート写すほうがもっと手が込んでてうまいですね。

まあ、日本は被害者に厳しく犯罪者にあまい犯罪天国なんで
訴えたりするのはよほどの事情がなければ正直メリットが無いんですよね

kensyouhankensyouhan 2009/04/04 14:54 コメントありがとうございます。
手口までバレてしまうとはw
細かいところだけ変える手口だと、今回みたいに翻訳の段階で独自の表現が付け加えられた場合、すぐにわかっちゃうんだと思います。…「オモロイド」さんの時もそうだったのに反省してないな。

訴えるメリットはあまり無いでしょうね。勝てるかどうかわからないし、勝てたとしても労力に見合うだけの結果が得られるわけでもないので。まあ、結局のところ、ガセやパクリを指摘していくのが一番効果的だと思います。