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唐沢俊一検証blog

2009-05-28

『機動戦士ガンダム ジ オリジン 画集 』の解説について。

11:51

天羽優子先生がキレてしまった

 さて、と学会はというと、同好会の延長上のような団体で、法人格を持っているという話はきいていません。権利能力無き社団と考えるとしても、どこまで法人に近いものかはかなり微妙です。と学会とメンバーの関係は、雇用関係に比べればずっとあいまいでゆるやかであやふやなものです。当たり前ですが。

 一方、メンバーには、普通の会社員も居ますし、文筆業で身を立てている方々も居ます。文筆業で身を立てるというのはその人個人の能力によるものであり、その活動の結果発生する責任はその人個人が直接社会に対して引き受けるというのが社会通念ってものでしょう。

 こういう状況で、メンバーの誰かが、メンバー以外の他の誰かから非難されるようなことをしたとして、他のメンバーに何らかのアクション(批判しろとか取り上げろといったもの)を期待するのはおかしいんじゃないですかね。

 別に唐沢俊一が盗用した責任をとれとは言うつもりはないし、先生が責任をとることなんてできないとは思うのだけど、そのことはいいとしよう。しかし、わからないのは、先生は最初は「と学会」を擁護する立場だったはずだし、だからこそわざわざブログでとりあげたのだと思うのだが、にもかかわらず、途中で「自分は関係ない」と態度を変えるのはいかがなものだろうか。先生が「だけど、きみが、一般入場者として来るとしたら、誰にも止めることはできない」という唐沢俊一の発言にだけこだわって文脈を無視する奇妙な文章の読み方をしていたのも、「と学会」を擁護するためだと思っていたのだが、もしかすると単に文章を読めていなかっただけなのだろうか。先生は他にもおかしなことを書いている。

 それでですね、普通に考えて、作者の行状が悪いとか態度が悪いということは、文芸作品の評価に影響するんでしょうか?仮に作者の生活が破綻してたり人格的に問題大ありだったりしても、作品に対する評価は別、というのが普通じゃないでしょうか。他に粗悪な作品を出していたとしても、別の作品への評価には影響しないのでは(直前の作品がアレだから買い控える、ということは起きるかもしれませんけど)。

 いや、まさに唐沢俊一の「著作」こそが問題になっているのだが。盗用やガセの多さは「作者の行状が悪いとか態度が悪い」という問題じゃないのだ。なんでここで「作家と作品は別」とかまるで関係のない話を持ち出してくるのかが謎。問題を理解しておられないのだろうか。

 とりあえず、天羽先生にはリアクションをとっていただいただけでも感謝している。とはいえ、途中でキレてしまうのはいただけない。山本会長も同じようなキレ方をするので「と学会の人ってみんなこうなの?」と正直ビックリしている。最後まで問題を引き受けられないのなら最初から取り上げなければよかったと思いますよ。


「裏モノ日記」5月23日より。

朝、8時起床。

連絡事項等メモ。

ドタバタの当人からメール。

感情的な部分でわけがわかんなくなっている部分と、

仕事の面でのやたら冷静な部分との取り合わせがスゴい。

しかし、ここまで冷静になれるなら、あんなこと(しかも

徹底した自分視点)書かなければいいのに。

人間、感情のほとばしりのブレーキはかけられない。

100%、あとでシマッタと思う方へ突っ走る。

バスの中で携帯で某MLを見る。今回の件は今からかなり前

の某人と某人の感情的対立が顕現化したものだが、めぐる因果と

いうか、江戸の仇を長崎でというか、ひきずればひきずるもの、と

私のような記憶力(執念)に乏しい者はひたすら感服するのみ。

感服はするが、そのとき相談されて間に立っただけで、今回のような

ソバヅエを食うというのは、なかなかの不条理体験である、と苦笑。

「某人と某人の感情的対立」というのは、山本弘会長と大内女史のことなのだろうが、でも、大内女史に「トンデモ本大賞の会場に来ないで欲しい」と頼んだのは「トラブルを持ち込みたくない」からじゃなかったのか?「感情的対立」にしてしまったら「大内女史がいる前で悪口は言いにくい」という話になってしまうと思うのだけど。あと、唐沢俊一はかなり執念深いような気が。本当に執念深くないなら過去にトラブルのあった人と仲直りしてみればいいのに。あと、これも。

ゲゲゲの女房』を担当した実業之日本社の担当S氏から手紙。

NHKのスタッフに『昭和ニッポン怪人伝』を読めと指示した、

とのこと。

たとえリップサービスだとしてもそれはやめておいた方がいい。『昭和ニッポン怪人伝』はトンデモ本である(水木しげるについては5月13日の記事を参照)。ついでに付け加えておくと、唐沢俊一の家のDVDデッキってタイマー録画の機能はついていないのか?(もしかすると機能はついていてもやり方がわからない?)…それじゃあ、深夜アニメを追いかけるのは無理だろうね。


・では、本題。

 唐沢俊一が『機動戦士ガンダムオリジン 画集』(角川書店)の解説をすることは以前にも紹介した(詳しくは3月28日の記事を参照)。で、画集が先日発売されたので入手してみた。画集そのものはとても素晴らしいもので、自分のような『ガンダム』ファンでない人間でも「買ってよかった」と思えるものだった。ただ、描き下ろしがないので、その点に不満を持つ人もいるかもしれない。

 さて、唐沢俊一の解説なのだが、まずその前にプロフィールを読んで吹き出してしまった。

大学在学中から評論活動をはじめ、映画情報誌『ぴあ』でガンダム(ファースト)批判を展開して話題になったことも。ただし、その文章は富野由悠季氏に面白がられた。

ウソばっかり言ってるよ。

明らかに唐沢の自己申告だ。安彦良和角川書店の編集者も実際の「ガンダム論争」がどのようなものだったか知らないのだろう。ためしに「ガンダム論争」での唐沢の発言をいくつか抜き出してみよう。

今度映画化されるというあの『機動戦士ガンダム』。あれくらい日本のSFファンの気質を嫌らしく具象化した作品を僕は知りません。日本人の深刻癖はどうしても『スター・ウォーズ』程無邪気には騒げないんだよね。かといって『ヤマト』はあまりにオソマツでほめるのがためらわれる。まるでそういったファン層を狙ったかの如くアレは出来たね。ストーリーはハインラインの「宇宙の戦士」のエピゴーネン(しかも相当無理がある)。お定まりの美形キャラ。ハデハデしいメカの行列。SF用語の羅列。反吐をつきそうな気障ったらしいセリフ。小説版(これが所によってはフォーサイスの新作より売れてる)にはベッドシーンまで出てくるという、ミーハー向けサービスたっぷりの道具立て。これだけなら単に陳腐というだけで別にとりたてて騒ぐ程のものでもありませんが、それを「戦争とは?人類とは?」といったいかにもそれらしそうなテーマで飾って高級そうに見せかけているのが中・高生のSFファン達にああまで奉られている所以です(それとて、戦争否定みたいなポーズをとっている一方で、戦闘メカのかっこよさを誇示しているんだから衣の下から鎧が透けて見えてます)。

次に耐えられないのは、あのセリフです。無節操なまでに気取ったりニヤケたり悲愴ぶったり、ドサ回りで新劇を見てるような気分になるね、ああいうのをシャレていると、本気で思っているんでしょうか。これは少女マンガの、それも二流どころの感覚ですね。あのダースベーダーもどきの鉄カブトかぶってるキャラクターのセリフ回しなど、聞くだけで顔が赤らみます。よくまあ、ああ気障ったらしいセリフをイケしゃあしゃあと……あ、だからシャアってのか。

ガンダムに関すると、どうしても感情的になるのは悪い癖であります。それというのもあの田舎クサイ、野暮ったらしいセンスを臆面もなく、“どうだシャレてるだろう”とさらけ出す恥知らずさに我慢出来ないせいであります。でんでんの漫談じゃあるまいしね。洋画を気取ったあのキャラクターの名前を英語で列記して最後…andGUNDAMなどとトメてるポスターがありますが“アタシ、映画大好き少女デース”などとはしゃいでいる女子高校生のセンスですね。こッ恥ずかしくて見ちゃいられない。「ガンダム」が圧倒的支持を受けているのは(貶す我々の方がむしろ少数派でしょう)ひとえに、この下衆な少女マンガ感覚で作られてあるがためであります。やれんなァ。しつこいまでにぴあの紙面を駄文で汚すのは本意ではありませんが、こと「ガンダム」に関しては別です。いささか蟷螂の斧の感はあれど、あくまで悪口を言い続けるつもりなので、ファンの皆様、あしからず。

これは批判ではないだろう。ただのいちゃもんである。念のために書いておくと、『ぴあ』での「ガンダム論争」に参加していた他の投稿者はおおかたまともな人であったし、当ブログで「ガンダム論争」を取り上げた際には「唐沢俊一がレベルが低いのであって、当時のマニアがみんなああだと思われては困る」という反応が見られた。オタク第一世代」のみなさんに迷惑をかけてどうする

 それから、唐沢俊一富野監督に面白がられるどころか、逆に怒られている。唐沢が

マスコミに(というより富野氏に)踊らされているのは実のところあなた方のような人々なのですよ。あなた方が提燈持って騒ぎやすいように、易いようにと彼らは御膳立てしているのです。

と言ったところ、富野監督は

 最後に、“富野にお前ら踊らされている”という言い方に関してだけは、正直クレームをつけたい。そういう関係の中で作品を創るほど、僕は余裕がないんですよね。自分の事を吐き出すだけで精一杯なんで、どんな年端のいかない子ひとり捕まえてでも、踊らせる為に、こんなものやっているって気分はありませんね。確かに、一つの論法としては認めるけれど、やっぱりキツイですよね。

と反論しているのである。面白がってなんかいないではないか。いくらみっともないからって過去を捏造してはいけない。なお、「ガンダム論争」については当ブログ2008年11月18日の記事から全7回にわたってまとめているので参照して欲しい。

 さて、肝心の解説の内容だが、明治以来の商業アートの歴史から安彦良和を位置づけるというもので、いつもの唐沢の文章に比べるとまともな内容であるといっていい。さすがに気をつけて書いたのだろう。笑ってしまったのは、解説に「参考文献」として5冊もの本が挙げられていたことで、解説に「参考文献」ってつくのかなあ?と思ってしまった(角川書店が気をつけたのだろうか?)。まあ、文章を書くのならいつも5冊くらいは参考にして欲しいものだが。自分だって長めの検証をするときはそれくらい読んでいるよ。

 しかし、はっきり言ってしまえば、ガノタのみなさんは唐沢の解説をスルーしてかまわない。なぜなら、当の唐沢本人がこのようなことを書いているのだ。

 安彦良和という人物を、またガンダムアートを語る補助線として、ここはそろそろ、押さえておくべき時期であると思う。思いもかけずそのようなテーマで語るように安彦氏自らの指名を受け、これからしばらく、そこの事情を理解するための、ちょっとした講釈を述べてみたいと思う。自分はガンダムのことだけ知っていればいいのだ、というファンにはあるいは退屈かもしれないが、少しの間ガマンしておつきあい頂きたい。

 何でわざわざケンカを売るようなことを言うのかね。逆に言えば「ガノタに何を言われるのか」という恐怖心があるからこそ挑発してしまっているのかもしれないけれど。それに「安彦氏自らの指名を受け」云々って自分語りもやってるし。そうだね、安彦先生がどうして唐沢俊一をチョイスしたのか、本当に謎だよね。いずれにしても、唐沢の解説をほったらかしにしても全然問題はない。『空の境界』(講談社ノベルズ)の笠井潔の解説の次くらいに(さすがにあれは超えられない)本編と関係のない解説なので。

 では、唐沢の解説の問題点を指摘しておく。まずは全体的な指摘。くりかえしになるが、今回の解説はいつもの唐沢の文章に比べればまともである。参考文献が5冊もあるだけに、それなりに勉強をしたことがうかがえ、鏑木清方・鰭崎英朋の挿絵、高畠華宵美人画樺島勝一小松崎茂のメカのイラスト、絵物語手塚治虫アニメ、それぞれの事実関係についてはそれほど間違いは無いように思われる。しかし、問題なのは、文章全体に「流れ」がないことで、それらの系譜がどのように安彦良和へとつながっていくのかよくわからないのである。たとえば、唐沢は「美人画」と「メカのイラスト」が結びついたのが現在のアニメのイラストだというのだが、どうしてそれらが結びついたのかについては説明がない。ただ単に昔の優れたクリエイターの名前を出していくだけでは歴史は見えてこないのではないか。安彦先生は『ユリイカ』2007年9月号のインタビューで、岡友彦石原豪人絵物語にショックを受けたと仰ってるんだけど、チェックしていなかったのだろうか?

 次に個別におかしなところを指摘していく。ひとつめ。鰭崎英朋の没年を1970年としているが、正しくは1968年

ふたつめ。

思えば、鏑木清方が本絵の方への方向転換を志したのは、この、大衆芸術の立ち位置のあやうさを予感してのことだったかもしれない。

 つまり、鏑木清方が挿絵から離れたのは、挿絵を描いていると不安定な評価しか得られないことを気にしたせいではないか、と言っているのだが、清方が挿絵から離れたのは単純にモチベーションの変化である(本人もそのような趣旨の発言を残している)。挿絵から離れたことで収入が減ってしまったというが、それでも新しいジャンルへと挑戦してみたかった、という芸術家らしい理由なのだ。それに清方は挿絵から画業を出発しただけに、挿絵には愛着があったようで、「本絵」をメインにするようになっても泉鏡花の小説の挿絵を手がけていたりする。

みっつめ。

手塚は後に、自分のマンガ作品の中に絵物語風な細密ペンタッチの絵をまぎれこませるというお遊びをやっているが、それはマンガ家にだって絵物語の絵くらい描ける、というコンプレックスのなせるわざだったように思う。

 手塚治虫虫プロ、そしてサンライズアニメ製作を努めた経験のある安彦には、その機微が、ひょっとして御大の手塚以上によくわかっていたのかもしれない。

 ここでも手塚批判か。「ケンカを売る」「自分語り」といい、それをやらないと文章が書けないのか。理解できないのは、上の文章とは別に

あの手塚治虫絵物語を描いていたのである。

と書いていることで、それだったら手塚が絵物語風なタッチの絵を描いても別に不思議はないと思うのだが(山川惣治と絵物語の世界も参照)。

よっつめ。

小松崎がプラモデルの箱絵(ボックスアート)の神様と呼ばれたのは田宮模型の仕事を手がけたからであるが、この田宮製のプラモデルの特徴も、完璧なリアル性を指向せず、見映えを良くするためにはディフォルメもあえて辞さない方針をとっていたことで、マニアの間では“タミヤディフォルメ”という言葉さえささやかれたほどであったが、そこに小松崎茂田宮模型は大きな共通項を持つ(後略)。

 これは「最初に田宮模型の仕事を手がけた」としてほしい。唐沢も小松崎の代表作として挙げている『サンダーバード』シリーズは今井科学(イマイ)から出ていたのだから。…しかし、今回検証に当たって小松崎画伯の絵をたくさん見たのだが、本当に素晴らしかった。初心者だけどプラモ作りたくなってきた。

 細かい点だと、加藤直之樺島勝一の直系である、と書いているが、加藤直之が一番影響を受けているのは武部本一郎(詳しくはたぬき新聞桃組@ SOL団を参照)。

 あと、『昭和ニッポン怪人伝』で頻出している誤植がこの解説にもある。

「芸術史上主義と決別し、挿絵は九千万の大衆のためにあるのだ」

とあるが、「芸術至上主義」だよね。…もはやこれは呪いだな。


…結論としては「もっと他にいい人はいなかったのか」ということである。角川書店もそれなりに気をつけていたようだし、唐沢俊一もそれなりに頑張ったようなのだが(いつも30点しか取れない子が50点取った感じ)、いかんせん限界というものがある。『ガンダム』は多くの人々に愛されている作品なのだから、人選にはもっと慎重になってほしい。唐沢俊一も『ガンダム』にからめば「ガンダム論争」のことを蒸し返されるのに、よく引き受けるなあ。今回のように参考文献を5冊読んでおけば大惨事は避けられると思うので、コラムを書く前には本を最低5冊は読むようにしよう。

機動戦士ガンダム ジ オリジン 画集

機動戦士ガンダム ジ オリジン 画集

空の境界 上 (講談社ノベルス)

空の境界 上 (講談社ノベルス)

空の境界 下 (講談社ノベルス)

空の境界 下 (講談社ノベルス)

挿絵画家英朋―鰭崎英朋伝

挿絵画家英朋―鰭崎英朋伝

こしかたの記 (中公文庫)

こしかたの記 (中公文庫)

オズマ隊長(1) (手塚治虫漫画全集)

オズマ隊長(1) (手塚治虫漫画全集)

minomino 2009/05/28 12:54 >>作者の行状が悪いとか態度が悪いということは、文芸作品の評価に影響するんでしょうか?
私などはパクリは「作者の行状」も悪いし、「文芸作品の評価」としても悪い。と考えます。

もしかしたら、天羽氏は唐沢氏の著作の中には「ガセもパクリも無い」と思っているのかもしれません。
であれば、上記引用のような発言もうなづけます。

灰 2009/05/28 13:37 結局、と学会には「安全圏から人を莫迦にする」のが好きな人しかいないってことなんでしょうかねー。
冷静に引いて考えれば、と学会内部にトンデモさんがいるなんてとてつもないおもしろい状況で、これを楽しまない手はないでしょうに。

デュード」デュード」 2009/05/28 13:55 僕は名古屋出身なので,ガンダムの再放送は山のように見てるから,唐沢俊一の態度は腹が立つ。

今,メ〜テレで『生誕30周年祭!朝までガンダム 』やってるのですがミッチーや土田晃之や若井おさむなどが語ってるのですが唐沢俊一の文よりこっちのトークが面白いです。↓
http://www.nagoyatv.com/gundam30th_nagoya/oa/

tochicatochica 2009/05/28 16:19 その前に、天羽氏はこんなこと書いてますね。

>>唐沢俊一氏が盗作しようが、それに対する態度が見苦しかろうが、私には関係ありません。唐沢俊一氏は作家(評論家?)名乗って実際に自分の名前で仕事をしているのだから、信義にもとる振る舞いをしたことの結果をご自身で引き受ければ良いだけのことです。

これはもうほとんど唐沢氏の盗作を事実と認めているような文章です。

しかし、さすがにまずいと考えたか、「作品に関係ない行状の話」にこっそりすり替えたのではないか。そんな風に受け取れます。

あらたあらた 2009/05/28 18:32 と学会って、えらく打たれ弱い人が多いですね。

774774 2009/05/28 19:41 まず唐沢氏にわざわざ解説を依頼した安彦良和先生と唐沢氏の本をNHKのゲゲゲの女房の制作スタッフに読ませた関係者の見識のなさに呆れます。

金平糖金平糖 2009/05/28 21:33 今でも唐沢なをきと間違えたと思ってますが、
まあ、ガンダムエース連載中の人の兄がエッセイストということで頼んでみた
ってのがいいとこで、唐沢自身の何かで頼まれたとは考えにくいですね

市川大河市川大河 2009/05/28 22:43 >安彦良和という人物を、またガンダムアートを語る補助線として、ここはそろそろ、押さえておくべき時期であると思う。

やっぱ唐沢という人は、当時「ガンダムの部外者」だったんだなと
しみじみ思いました。
ガンダムのファンになった、後のムーブメントを持ち上げた人達は
様々な角度、分野から集まった人達であって
その中には確実に、『クラッシャージョウ』や『超電磁ロボ コン・バトラーV』
などのアニメ作品での、安彦氏のファンがスライドしてきた人達が
しっかりと初期から存在していて
決して安彦氏が評価されてなかったとか
軽視されていたわけではないのです。
ひょっとして唐沢氏が、近年のSEEDとか00とかのガンダムファンに向けて
そういう言葉の使い方をしたのかもしれないけど
そもそも平成ガンダムにしか興味も造詣もないガンダムファンが
この画集を買いますかね?

個人投資家個人投資家 2009/05/28 23:40 >>作者の行状が悪いとか態度が悪いということは、文芸作品の評価に影響するんでしょうか?

 パクリの場合、作品を作ったのは別の作者(漫画棚通信さんなど)であって、唐沢ではないので、唐沢を評価する物差しに他人の文芸作品を使うことは出来ない。
 小松左京を評価するのに星新一の「ボッコちゃん」を使えないのと同じ。
 作品がないので、残るのは「パクった」という行動だけ。
 唐沢俊一を評価するには残った「パクった」という行動だけしか使えない。

トッポトッポ 2009/05/28 23:49 >市川大河さま
>『クラッシャージョウ』や『超電磁ロボ コン・バトラーV』
うわ、まさに私がそうでした。正直な話、安彦さんのキャラだったからガンダムにあれだけ嵌れたと思ってます。
『クラッシャージョウ』も『ダーティペア』も半分は挿絵目当てに購読してましたし(笑)

誰が解説してもいいとは思うけど、できれば『ガンダム』に何かしらの思い入れがある人のほうが良かったなぁ…と。
唐沢さんは『ガンダム』がどうこうというよりも、「昔、雑誌(読者欄だけど)に掲載されて一騒動やらかした俺すごい!」っていうのだけだから、なんか何の熱も感じられないのが残念です。


あと、天羽優子さんが書いてる「採るトンデモから育てるトンデモへ」っていうのの意味がわかりません。
と学会ってバードウォッチャーじゃなかったんですかね?バードウォッチングって『野鳥観察』だと思うんですけど、「育てる」ってことは動物園(鳥園?)でも経営するつもりなんでしょうか。それなら、もう立派なトンデモさんがと学会内に何羽も育っているはずなんですけどね(笑)

個人投資家個人投資家 2009/05/29 07:41 >天羽優子さんが書いてる「採るトンデモから育てるトンデモへ」っていうのの意味がわかりません。

 これはと学会がトンデモ本大賞とかやりだして、2,3年でトンデモ架空戦記とかのネタが尽きてきたころに、唐沢俊一が言いだしたことです。

kokada_jnetkokada_jnet 2009/05/29 10:02 >「某人と某人の感情的対立」というのは、山本弘会長と大内女史のことなのだろうが
バーバラさんのブログによると、その某人というのは「と学会関係のある女性スタッフ」となっていますね。
http://blog.bestseller.jp/?eid=262
ちなみに、この日のブログによると、
>そもそも、「本を売ろう」と言ったのは唐沢さんのほうであり、私はそれに乗ったにすぎない
そうですが・・・。

PenguinPenguin 2009/05/29 11:23 ●唐沢俊一
●画集
●知識も愛情もないクセにしゃしゃり出やがってムッキー!
という三幅対で言うと、私にとっては藤野一友(サンリオ文庫のディック作品のカヴァーの人。一度見たら忘れられない不思議な絵)の2002年に出た画集ですね。
カラサワ氏が序文を書いてるんですわ。
「イカンことかもしれんがペイジをそこだけひっちゃぶいちゃろうか?」
とマジで思い悩んだものです。

kensyouhankensyouhan 2009/05/29 12:25 コメントありがとうございます。

>minoさん
唐沢の場合は「盗用癖」にまで行ってしまっているので「行状」の問題になっているかもしれませんね。
天羽先生の文章を見ていると、どうも唐沢の盗用がクロであると考えているようにも読めますね。

>灰さん
誰かを検証している人は逆に検証されたり批判されたときにこそ踏ん張らないといけないと思ってます。「と学会」がヘナヘナになっているのを見ると「ああいう風にならないようにしよう」と検証初心者の自分は気をつけるようにしています。

>デュードさん
唐沢が『ガンダム』ファンと話をしたらコテンパンにやられると思いますけどね。唐沢も一口噛もうと思わなきゃいいのに。

>tochicaさん
天羽先生は最初擁護していたんですけど、形勢が不利になったと見て投げちゃったんだと思います。

>あらたさん
本当にそうですね。山本会長、唐沢、岡田斗司夫(退会したけど)、それに天羽先生となると、もはや団体の性質としか。

>774さん
安彦先生はご存知じゃなかったんでしょうね。唐沢俊一と因縁のあった松沢呉一さんですらご存知じゃなかったんですから。「なんか有名そうだし、唐沢なをきのお兄さんだから」と考えてやっちゃったのかなあと。むしろ角川書店の編集者がしっかりしてほしかったんですが。そもそも盗用したことのある人間に書かせるのもどうかと思うし、『ユリイカ』の安彦先生特集号に寄稿していた人に頼めばよかったんじゃ?と思うのですが。

>金平糖さん
これ以前に唐沢と安彦先生との間に関係はなかったでしょうね。

>市川さん
2ちゃん唐沢スレに書き込みがあったので紹介しておきます。

>190 名前:流れ切ってスマソ[] 投稿日:2009/05/29(金) 03:12:12
>http://d.hatena.ne.jp/kensyouhan/20090528#c1243518227
>ファンは『クラッシャー・ジョウ』などのアニメ作品からガンダムへスライドしてきた----って、逆ですよー
>ガンダムが大ヒットしたために、「ガンダムの人(安彦氏)が絵を描いてる本」として、小説クラッシャージョウやダーティペアが売れたんですよ
>アニメ化はさらに後

>192 名前:無名草子さん[] 投稿日:2009/05/29(金) 03:25:15
>>>190
>んだんだ。アニメのクラジョウはかなり後。ソノラマ文庫の表紙&挿絵は話題にはなってたけどね
>クラジョウの代わりにライディーンを入れるのが無難だと思う

>193 名前:無名草子さん[] 投稿日:2009/05/29(金) 03:50:19
>>クラジョウの代わりに

>富野・安彦コンビのトラウマアニメ、ガンダムの前々番組「無敵超人ザンボット3」も挙げたいです

>プチトリビア
>そのクラッシャージョウのコスチュームデザインは、ザンボットのコスチュームデザインの流用(一冊だけの単発作品だと思ってたので流用したら、思いがけずシリーズ化されてしまった…らしい)

>ジョウの声優・竹村拓氏は、声優はアルバイトのつもりで、本当は料理人になるはずだった
>しかしジョウの映画イベントにかり出される日々が続いたため、レストラン側から解雇されてしまい、声優を本業にした
>(ラジオにて本人談)

>個人投資家さん
みうらじゅんみたいにいいネタを見つけられればいいんですけどね。…っていうか、「と学会」はみうらさんを引き込んでおけばよかったのでは?あと山田五郎とか、シャレのわかる人がいればいいんですけど。

>トッポさん
『ガンダム』については論外なんですけど、唐沢が商業アートについてもそんなに詳しいようには思えませんね。だから、文章に「流れ」がないわけで。好きなジャンルなら歴史というか一通りの「流れ」は説明できると思うんですけど。

>kokada_jnet さん
その件については記事にしたのでよろしければごらんになってください。

>Penguinさん
2002年と現在とではあまりにも状況が違いますけど、今にしてみれば…、と頭に来ても仕方ないでしょうね。
>藤野一友
『ヴァリス』のカバーの人ですか。確かにあれは忘れられませんね。そういえばこないだ、駅前の古本屋で『銀河の壺直し』を見つけてビックリしました。サンリオ文庫=手に入らないというイメージが出来上がっていたので(ネットのおかげで探しやすくなっているようですが)。

あと、2ちゃん唐沢スレで『空の境界』ネタに反応してくれた人にも感謝。

WOOWOO 2009/05/29 21:38 >藤野一友

唐沢の序文は、私も読んでいて非常に不快でした。まだ「唐沢=盗作家」という認識がなかった発行当時のことです。
同画集中、藤野のもう一つの顔である中川彩子名義の作品は、唐沢が蔵書の中から提供した『傑作画集』(譚奇会発行『画集 縄と女』の在庫のカバーを付け替え再流通させたもの)から復刻されています。しかしその『傑作画集』、それほどの稀覯本とも思えず(探す努力はある程度必要ですが)出版社側がなぜ唐沢に頼ったのか不思議です。
この『傑作画集』、私は以前から所有していましたが、中川他数人の画家の作品をテキトーにチョイスしてテキトーに編集したとか思えぬ代物で、発売された藤野=中川作品集『天使の緊縛』を手にした時、「へ?中川作品の収録これだけ?」と落胆したものです。

ただ『天使の緊縛』については唐沢の我田引水の被害は最小限に止まっているとも思います。
今後この種の古い作品の復刻・再評価に唐沢がその編集にまで頭を突っ込んできたら取り返しのつかない事態を招きかねないと危惧しています。
古いサブカルチャーの復刻・再評価の姿勢に関して、唐沢は1980〜90年代的な古い価値観を持った人間です。
正当に評価されるべきものが歪められ、歪められたイメージが定着してしまう危険大です。
個人的には松沢呉一氏の仕事に秘かに期待しているのですが・・・

市川大河市川大河 2009/05/29 23:22 あ、言葉が間違ってましたね(汗
アニメという表現にクラジョウは入れるべきではありませんでした。
自分も当時は一応安彦ファンだったので
当時の画集とかも持っていたんですが
コメントを書くときに「ながら」だったんで不明瞭な書き方になって
申し訳ありませんでした。
自分の知る限り、クラジョウ挿絵はザンボットの辺りだったはずで
ただ、トリトンからコンV、ザンボットと既にその頃のアニメファンの間では
安彦氏の名前は覚えられていましたから
安彦氏目当てでガンダムを注目したファンがたはずという
そういう見解は動かさなくてよさそうです。
確かガンダム劇場版の頃に富野監督が
「今度クラッシャージョウを映画にするとか噂されてますけど
今のサンライズがクラッシャージョウをやるわけありませんよ!」とか
インタビューで答えていたので(後のアニメ企画とは別物)
ガンダムブームの頃には、既にクラジョウはSFファンの間では
注目作品として押さえられていたことは確かなようです。
はい、瑣末でどうでもいい言い訳で(笑)
唐沢問題も、既に第二(三か四?)フェイズへ移行してますゆえ
終わったエントリで、ささやかに言い訳して、終わりにしたいと思います(笑)

kensyouhankensyouhan 2009/05/30 15:18 コメントありがとうございます。

>WOOさん
『オタクアミーゴスの逆襲』を取り上げたときに、商品になっていない作品をソフト化するよう動いてみれば?と提案しましたが、それは危険だということですか。…一体どんな仕事ならまかせられるのだろうか。

>市川さん
こちらも勉強になりました。
唐沢俊一問題はどの段階にあるのか自分でもよくわかっていません。というか、そもそも目標をしっかり設定していないので。トークセッションは原点である『新・UFO入門』盗用事件に帰れるいいチャンスだと思いますけど。

HINOHINO 2009/05/30 16:38 みなさんガンダムの批判は一切許さない心の狭い方たちばかりなんですね。

kensyouhankensyouhan 2009/05/30 16:58 コメントありがとうございます。

唐沢俊一は『ガンダム』の批判なんかしてませんよ。いちゃもんをつけているだけだと本文でも書いてます。そのうえ画集の解説をするにあたってウソまでついてます。これを批判しても別に「心の狭い方」とは言えないのではないでしょうか。
それから「ガンダムの批判は一切許さない心の狭い方」というのは一体誰のことなんでしょう。今回の記事に対するコメントでは『ガンダム』の話題はわりと少ないように思いますけど。
そういう風にレッテルを貼れば事足れりとする発想は無意味なのでやめておいた方がいいと思います。

市川大河市川大河 2009/05/30 18:35 >みなさんガンダムの批判は一切許さない心の狭い方たちばかりなんですね

例えば、手塚治虫の評論とかをしている人がいたとして
その人がもしも「手塚治虫は『火の鳥』という漫画を描いたことによって
初めて世間に認知された」とか書いたら
そりゃ当然「『鉄腕アトム』を知らないのか?『魔神ガロン』は?
『新宝島』の時点である意味社会的認知はされてただろ?」と
当然批判を受けますよね?
それを「手塚批判は許さない」というように読めちゃうのって
なんかすごく怖いんですけど。

皆さんは、唐沢氏の「ガンダム批判」に眉をしかめているのではなく
「ガンダムに無知なのに、知ってる顔で語る唐沢氏」に肩をすくめているのです。

金平糖金平糖 2009/05/31 00:41 ガンダム批判を否定してる人がここにいるようには思えないですよね。

あくまで唐沢の批判がおかしいってだけで

>あれくらい日本のSFファンの気質を嫌らしく具象化した作品を僕は知りません。

日本のSFファンはどちらかと言えばガンダムを認めない、SFとは認めないというスタンスなのでこれはいろいろとおかしいでしょう。

>ストーリーはハインラインの「宇宙の戦士」のエピゴーネン(しかも相当無理がある)。

どのあたりに共通点があるのかまったくわからないわけですが、唐沢氏は「宇宙の戦士」を読んだのか疑問。
「宇宙の戦士」は地球連邦対巨大宇宙昆虫の戦いだし主人公は志願兵だし
どちらかといえば、「テッカマン」「テッカマンブレード」の方が「宇宙の戦士」に近い気がするんだが

>お定まりの美形キャラ。

サンライズ作品では定番のものだし他でもやってることなんでガンダム批判で取り上げてどうするんだ?

>ハデハデしいメカの行列。

主人公側の3体こそ派手なものの、ザクなどをはじめ量産化兵器と言う今までにない地味な現実的要素を前面に出してきているのでむしろ逆でしょう。

>SF用語の羅列。

「ガンダム」でSF用語の羅列があったと言う記憶がまったくないのだが、何のことを言っているのかなぞ。

>反吐をつきそうな気障ったらしいセリフ。

反吐をつきそうって表現も気になるが、それは単にあんたの好みだろうと

結局唐沢は、ガンダムを批判してるんじゃなくて、
「僕はガンダムが嫌いだ」
「僕が嫌いな作品だから駄目な作品なんだ」
といってるだけなんだよね。

藤岡真藤岡真 2009/05/31 09:25 >金平糖さん

>僕はガンダムが嫌いだ
 じゃなくて、「僕はガンダムに乗り遅れたから貶すんだ」ではないでしょうか。好き、嫌い以前に知らないという。

kensyouhankensyouhan 2009/05/31 15:51 コメントありがとうございます。

>金平糖さん
>ストーリーはハインラインの「宇宙の戦士」のエピゴーネン(しかも相当無理がある)。
これは「モビルスーツ」が『宇宙の戦士』のパワードスーツをモトネタにしていることを指しているのでしょう。「ガンダム論争」の他の投稿者のハガキにも『宇宙の戦士』が出てきますから、当時から知られていたものと思われます。

>SF用語の羅列
「ミノフスキー粒子」とかじゃないですか?山本弘会長はそういう用語が出たことを評価していましたが。…山本会長とも意見が合わないのか。

うさぎ林檎うさぎ林檎 2009/05/31 16:44 なんだか、自分の軽率さにへこんでおります。と学会についてなんと仰有るかという下世話な興味があった事は否定しませんが。私としてはこちらとか一行知識さんのトコロは、面白いですよというネタふりの意識の方が強かったんですよねぇ。それがあれよあれよという間に戦闘モードに突入してしまって、あたふた致しました。
天羽先生をスケープゴートにしてしまったようで・・・・溜息。RPGなら戦士タイプの方ですから、2ch的無礼者が出た段階で「やべっ」とあせりましたよ。
今回の騒ぎまでは、と学会を商業ベースにのせて利用している人間が質を落としている事をご存じなかったって事かと思うんですが(好意的すぎます?)、テレビはお持ちではないようですし。だとすると唐沢氏はと学会の例会などでは相当慎重にお行儀よく振る舞ってたんですかねぇ。
山本氏もこんなノミネートすれば騒ぎになるの分かってるだろうに(愚痴です)、なら唐沢氏はどうなんだって突っ込まれるに決まってんのに・・・謎です。

一行知識様、ご覧になってたら。天羽先生のところのトラックバックはシステムにバグがあって、上手く通らない事が多いので有名です。悲観される前に、掲示板の方で確認を取って頂いた方がよろしいですよ。題名が題名ですからちょっと自信ありませんが、念のため。すいません、そちらにまで書き込む気力が今はありません。

kensyouhankensyouhan 2009/05/31 16:59 コメントありがとうございます。

自分は天羽先生は巻き込まれた側面が大きいと思うので、わりと同情しています。むしろ山本会長や唐沢俊一がしっかりしていないから、こういう騒ぎになってしまったわけで、彼らに対して怒っています。
天羽先生が混乱されたのは「事態をよく理解していなかったこと」と「と学会を擁護しようとした」せいだと思います。前者は明らかに軽率ですが、後者は人情として当然なことだと思います。だから、やっぱり天羽先生に対しては同情してしまいます。