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唐沢俊一検証blog

2009-06-07

「日本トンデモ本大賞2009」レポート。

15:59

 mailinglistさんの日記をリンク集に追加しました。


 というわけで、「トンデモ本大賞2009」に行ってきた。『すべてのオタク小説家になれる!』(以下『すべオタ』)がノミネートされたとあっては行かねばなるまい(『すべオタ』については3月11日の記事を参照)。ただ、結構な騒ぎになったのに(詳しくは5月29日の記事を参照)唐沢俊一と大内明日香女史はあっさりと仲直りした様子。まあ、おめでたいことではあるが、「トンデモ本大賞を盛り上げるためのヤラセだったのでは?」という疑惑も唐沢俊一スレッド@2ちゃんねる一般書籍板で囁かれていたりする。しかし、それは有り得ないことである。何故なら天然にはヤラセはできないからだ(唐沢も大内女史も「わざとやっている」と言いたがる天然だもんなあ)。その代わり、天然同士が絡んだときにゴッドアングルが降臨することがあるということなのだろう。今後も2人から目が離せませんね。…唐沢の文章が「芳醇」なら水道水は神酒(ネクタル)だと思うけど。

 さて、今回も例によって髪型をオールバックにして行ったのだが、別段入口で止められることもなくすんなり会場へ。髪型と服装がこころもち『リベリオン』のクリスチャン・ベールっぽかったから「やべぇ、ガンカタやられっぞ?」と思われたのかもしれない。それは俺の妄想なのかもしれない。…しかし、会場に入ってすぐに感じたのは、

「ここはアウェイだ」

ということだった。ミャンマーの格闘技といえばラウェイだが、自分にとっては豊島公会堂はアウェイだったのだ。…「と学会」にあまりいい感情を持っていないということもあるのだが(むろんファンには罪はない)、実際この手の集まりに行った経験があまりないのだ。「なにがあるのか知らないが オタクはひとりで行くものさ」というモットーのもとに今まで生きてきたからなあ。「友達がいないんじゃ?」とか心無い声は都合よく聞こえないフリをすることに。

 座席についてパンフレットをチェックすると、『すべオタ』はちゃんとノミネートされていた。そして、山本弘会長のあいさつが載っていた。

日本トンデモ本大賞へようこそ!

世の中には常識を超えたトンデモない物件があふれかえってます。それらを無視したり排斥したりするのではなく、ウォッチングし、楽しみ、共存していこうというのが、我が「と学会」のスタンスです。今年はどんな発表があるでしょうか。僕たちといっしょに、おおいに笑いながら、知らなかった世界をちょっぴり学んでお帰りください。

唐沢俊一という「トンデモない物件」を無視しているじゃん。「共存」はものすごくしているけど。

 なんだかなあ、と思いつつ物販リストを見て「トンデモない」ことに気づく。『すべオタ』がリストに載っているのだ

 えーっ!?それじゃあ、唐沢と大内女史は一体なんのためにケンカしていたのか。すぐさま物販コーナーへダッシュ。すると…、

 やっぱりありませんでしたーゴチバトル風)。そりゃそうだろうけども。しかし、これはどう考えればいいんだろうなあ。パンフレットを作った段階では売るつもりだったけどその後で何故かひっくりかえった、そう考えるのが一番筋が通る。それにしても、大内女史と衝突した女性スタッフって誰なんだろう。物販コーナーで頭にアンテナを立てた女の人がいると思ったらアナログマコスプレをした開田あやさんだったけど、まさか開田さんじゃないだろうしなあ。

 その後、9年間使ってきたメガネが壊れたり3日経っても寝違えが治っていなかったりしつついよいよ開演。まず「と学会EXTRA」と称する発表が行われたので簡単に紹介。

光デパート氏による「ノストラダムスの大予言」研究発表。「アンゴルモアの大王=六本木ヒルズ」という解釈なのだが、本当に何にでもこじつけられるんだなあ。もっと強引にやった方がよかったかも。

新田五郎氏によるマンガの紹介。『シベリア超特急FINAL』のマイク水野がカッコ良すぎだったり、『ナンパ術』がしょうもなかったりしたのだが、でも、あれくらいのマンガならよくあるのでは?という印象。発表がモタモタしている感もあり。

・きだてたく氏によるエロ文房具の紹介。要するにこんなのである。実にしょうもなくてよかった。

皆神龍太郎氏によるレポート。フリーメーソンの本部に行ったり遠野に行ってカッパを目撃(ちゃんと写真に写っている)したりしているのだが、実際に現地に行ったことを写真つきで紹介するのはインパクトがある。当ブログも現地レポートの際には写真を取り入れようか。

唐沢俊一による「トンデモ本」の紹介。秋山正美『ひとりぼっちの性生活―孤独に生きる日々のために 』(第二書房)を紹介したのだが、この本については「裏モノ日記」2001年10月15日で取り上げている。どうして今またやろうと思ったのだろうか。デビッド・キャラダイン(合掌)の話をしたかったからなのだろうか。本の内容はオナニーというテーマをすごくマジメに取り上げているもので、そのために今読んでみるとかえって可笑しいということである。しかし、まあ、唐沢俊一は舞台に立つのが好きなようだ。立川談志のモノマネもしていたし(似ているのかどうなのか)。なお、『ひとりぼっちの性生活』の姉妹編として『ひとりぼっちの愛情―孤独な女性の性生活』というのもあるらしい。…こっちの方が興味あるな。

明木茂夫教授による中国ネタ。…実はこの発表は今回のイベントの収穫のひとつだった。つまり、教育現場中国の人名や地名について日本語読みだけでなく中国語読みも併記するよう強制されるようになっているという話で、「毛沢東」は「もうたくとう」だけでなく「マオ・ツートン」と読み仮名を振らなければいけなくなっているというのだ(なお「マオ・ツートン」は一般的な読み方に従った)。そんな状況になっていたとは全く知らなかったのでビックリしてしまった。明木先生も「アジアの絆を破壊する」と怒っていたけど、そもそも現地の読み方に完璧に合わせられるわけがないし(日本における英語圏の人名の読み方だって現地の発音に忠実なわけではない)、この動きが広まっていったら大変なことになる。『三国志』なんかどうなるんだろう。

・酒井和彦氏による変なミネラルウォーターとグアムの変なロウソクの話。なぜグレートマジンガーなのか。昨日はガミアQが出てきてとてもよかった。おまえだけが最強のKnight。


 ここまで観てとりあえずの感想。まず「会場の雰囲気が出来上がっている」。お客さんは本当にちょっとしたことでもよく笑うのだ。といっても、アルタの客と同じわけではなくて、「と学会」の何たるかを知っているからこそ笑っているという感じ。自分のような一見さんにはとてもつらい状況だ。

 もうひとつには「と学会に入ろうかな」と思った。…と言っても寝返ろうと思ったわけではない(金額によっては相談に応じます)。観客の前で発表をやってみたくなったのだ。平沢唯が『翼をください』の演奏を聴いて「私にも出来るかも」と思ったのと同じようなものである。以前冗談で書いた「唐沢俊一検証live」をやってもいいんだけど、唐沢の惨状をよく知らない人にこそ紹介したいし。それに、唐沢俊一は「トンデモ本大賞」の演出と構成を担当しているから、そこで発表したら余計に面白くなると思ったのだ。…まあ、『すべオタ』がらみの騒動を見る限りは無理そうだけど。いずれにしても、イベントの開催に少し前向きになったことは事実。


 で、いよいよ「トンデモ本大賞」の候補作の紹介である。立川談之助師匠に「日本のルイス・キャロル」と紹介されて山本弘会長が登場。パネリストとして唐沢俊一も登場(他に藤倉珊眠田直など)。候補作は『すべオタ』以外に、池川明『胎内記憶』(角川SSC新書)、佐野雄二『聖書日本神話の続きだった!』(ハギシン書房)、船瀬俊介『新・知ってはいけない!?』(徳間書店)。候補作が4つというのはどうなんだろう。毎年そんなにトンデモ本が出るわけじゃないんだろうけど。

 

 最初に『胎内記憶』の紹介。これはタイトルそのまま赤ん坊が胎内にいたときのことを覚えているという内容なのだが、「精子卵子にも魂がある」「母親のヘソにフォトンのセンサーがある」「ダウジングを応用する」といったある意味「トンデモ」のオンパレードといった感じ。すかさず唐沢俊一が「水子供養ならぬ精子供養をやればいいのでは」と下ネタに持ち込んでウケを取ったのは流石であった。

 そしていよいよ『すべオタ』である。山本会長のツッコミは以前mixiでやったものと同じなのだが、山本会長って文章と同じ調子でしゃべるんだなあと感心(マイクのせいか声が聞き取りづらいのはアレだけど)。観客が「オリジナリティがなくても作家になれる」「読者を虫だと思え」という部分でどよめいていたのが面白かった。『ストライクウィッチーズ』が出てくるところを紹介すればウケを取れたと思うけどなあ。…まあ、イベントをやるときに俺がやればいいか。

 しかし、「トンデモ本」の紹介は実際に会長の手元にある本(付箋がビッシリある)をプロジェクターで大写しにするやり方なのだが、いちいち該当箇所をめくって探すのでタルくなってしまう。もうちょっとやり方があるだろうに。このイベントの構成と演出をやっている人間が悪い

 会長の紹介が終わってパネリストが感想を述べる。最初に口を開いたのは唐沢俊一

「これはある意味今回最大の見ものでして…」

 自分から言っちゃったよ。で、この後実にしゃべるしゃべる。自分は東大で唐沢に直接質問したことがあるからなんとなくわかるのだが「唐沢は心にやましいことがあると饒舌になる」のだと思う。だいぶ気にしているんだろうね。しかし、それでも唐沢俊一はなかなか狡猾であった。 『すべオタ』がおかしいのを若桜木虔のせいにして大内女史を巧みに持ち上げる作戦をとったのである。

若桜木虔の小説は竜頭蛇尾どころか蛇頭蛇尾」

大内明日香という人は特殊な人でして、人によって調子をあわせちゃうのかな」

「自分の『文筆業サバイバル塾』は彼女に編集してもらったんだけど、『すべオタ』とは真逆の内容になっているから、大内明日香という人は言うなればプロ中のプロと言えるのかもしれない」

 いやあ、持ち上げる持ち上げる。なんなんだ、この2人のヨイショ合戦は。あ、発言に間違いがあれば「裏モノ日記」で訂正しておいてください。

 唐沢の「『すべオタ』がおかしいのは若桜木虔のせい」説に山本会長も同意してしまった。『すべオタ』を読むと、大内女史と若桜木氏がどこを担当しているのか区別がつかないので「おそらく若桜木虔が主導しているんだろう」とカンチガイするのはしょうがないのかもしれない。小説家でもない出版評論家が堂々と小説家になる方法を語るなんて有り得ないと考えても無理はないだろう。

 しかし、『すべオタ』の元になったネイキッドロフトのイベントの内容が収められた『「すべてのオタク小説家になれる!」「マンガを読んで小説家になろう!」特別版』を読めばわかるが、会話の主導権を握っているのは大内女史である。若桜木氏は大内女史の問いかけに答えているだけに過ぎない。山本会長は「特別版」の存在を知らなかったのかな?こっちの方がずっとトンデモなんだけど(詳しくは3月14日の記事を参照)。唐沢俊一岡田斗司夫には「師匠探し」大作戦が有効だったのが笑える。

 他のパネリストのコメントも辛辣であった。 「これはいわゆる「釣り」かもしれないからトンデモ本じゃないのでは?」「この本のやり方で小説を書いても2作目の依頼は来ない」「前作と内容がほぼ同じ」。中でも小堤正人氏のコメントには笑わせてもらった。

「でも、実際のところ、業界には褒められて喜んじゃう人って多いんですよ。そういう人っていうのは自称クリエイターなんですけど」

 自分も「打ち合わせで絶賛された」「通行人に見られた」ことをいちいち日記で書き連ねている人をよーく知ってます。あれを見るたびに「褒められ慣れてないんだな…」と哀しくなるのだが。

 次に『聖書日本神話の続きだった!』。ヤハウェイザナミノイコトだという根拠が、ヤハウェ=8(ヤ)8(は)ウェ=ははうぇ=母上、という語呂合わせだったので大笑い。凄いなあ。俺もトンデモ本を書いてみたい。

 最後に『新・知ってはいけない!?』。これは著者の名前を見れば内容がわかってしまう本だ。唐沢俊一の本もそうなりつつあるけれど。


 ここで休憩。投票用紙に記入を済ませる。もちろん『すべオタ』に投票。コメント欄が2つあったのでここにも記入しておく。

「『唐沢俊一トンデモ事件簿』は間違いだらけの上に盗用もあるので、個人的には今年のトンデモ本大賞はこれで決まりです(はぁと」

唐沢俊一さんの近著はみんなトンデモなのでぜひ取り上げてください☆(ゝω・`) 」

…まあ、こんなものはマンティスのアックスに過ぎないとミーもアンダスタンしているけど、と学会の皆さんが自分たちもウォッチの対象になっていることをわかってもらえればそれでいい。

 中華からあげ定食を食べて戻ってきたら、坂本頼光氏の活弁に先立って唐沢俊一が前説をしていた。本当に舞台が好きなようだ。上手いかどうかはわからないけど。

 で、この坂本頼光氏の活弁が実に面白かった。「トンデモ」にあてはまるかどうかは疑問だが、斎藤寅次郎の『子宝騒動』が観られたのはよかったし、なんといっても『サザザさん』だ。詳しくは説明できないがw面白すぎ!『あらびき団』に出ているマリリンジョイと組んで欲しい。…しかし、『サザザさん』が一番面白い「トンデモ本大賞」というのもどうかと思うのだが。

D


 そして、いよいよ大賞の発表。皆神龍太郎氏が「大賞を取ると、と学会的に問題になる作品があって…」とか言っていたので思わず吹き出してしまう。…そうか、表面上は平静を装っていたがやっぱり問題になっていたんだ。あと、眠田直氏は楽屋でケータイホークスの試合を観ていたとのこと。さすがは2ちゃん唐沢スレで最も愛されている人だ。

 結果は次の通りだった。まさに大接戦。

1位 『新・知ってはいけない!?』 141票

2位 『聖書日本神話の続きだった!』 140票

3位 『胎内記憶』 109票

4位 『すべてのオタク小説家になれる!』 83票

その他 9票

ということで惜しくも『すべオタ』は大賞を逃がしてしまった。俺のコメントも紹介されなかったし(当たり前)。しかし、船瀬俊介の本が大賞を獲るというのも当然すぎて面白くない。自分としてはトンデモ本らしい本がノミネートされていたので面白く感じたのだが、今回の大賞の感想を書いたブログをまわってみると「小粒だった」という意見がよく見受けられた。…思うに毎年「トンデモ本」は一定数出ていて、UFO本とかユダヤ陰謀論とか『買ってはいけない』みたいな本がなくなることはないわけだ。だから、「お約束」のネタをやろうと思えば毎年「トンデモ本大賞」をやることはできるのだろう。しかし、「お約束」のネタばかりをやっていると早晩マンネリに陥るわけで(もうなっているか?)、新たな切り口を見つける必要があるように思う。もしかすると、山本会長が今回『すべオタ』をノミネートしたのもそういう狙いがあったのかもしれない。『すべオタ』以外はみんな「お約束」的な内容だからね。

 あと、投票数をカウントしていて思ったのだが、トンデモ本大賞」に500人近い人が来ているわけなのだけど、これって多いのか少ないのか。「トンデモ本」にハマる人は今後も出続けるのだろうが、「と学会」ファンというのは今後どうなっていくのか。…「と学会」とはなんだったのか、ということについても改めて考えてみよう。過去形で語っている時点でアレだが。

 イベントが終わった後はジュンク堂書店の4階の喫茶店に下見に行ったり、mailingistさんにごはんをおごってもらったりしました。2時間くらいしゃべったらノドが痛くなってしまった。虚弱というかふだんいかにしゃべっていないかというか。


 結論としては、まあまあ楽しかったかなあ、というところで。『サザザさん』をやるなら来年も行きたい。『サザザさん』=プラモ、「トンデモ本大賞」=ビッグワンガム的な位置づけ。しかし、来年はどういう状況になっているか全く予想がつかないからなあ。それこそ観客でなく壇上で唐沢俊一ネタを発表しているかもしれない。それくらいのことは起こっても不思議じゃないほどに、唐沢俊一の検証は怒濤のごとき展開をみせているのである。

※追記 jimusiosakaさんのご指摘に基づき訂正しました。


※追記2 感情的になっている記述を一部削除しました(2012年10月20日)。


すべてのオタクは小説家になれる!

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聖書は日本神話の続きだった!

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新・知ってはいけない!?―日本人だけが知らない世界の100の常識

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TVアニメ「けいおん!」劇中歌::ふわふわ時間

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松沢呉一松沢呉一 2009/06/07 17:31 お疲れさまでした。

補足しておくと、秋山正美のオナニー本には『ひとりぼっちの愛と性』(昭和40)『女ひとりの性生活』(昭和44)もあります。これら一連のシリーズに対する反響の中に同性愛者が多かったことから、「薔薇族」を創刊したと伊藤文學氏は以前語ってました。

唐沢俊一はリンク先に「この本の出現により、オナニーは初めて不品行な夜のいたずらから脱却し得たのである」と書いています。罪悪視する空気がまだ残っていた時代に、まるごとオナニーを扱った本を出したことは画期的ではありましたが、この評価は正しくない。売れたと言っても、ベストセラーになるほどでもないですし。

自慰肯定論は戦前からありましたが、おおっぴらには語られず。これが敗戦を機に一挙に拡大していき、昭和30年代ともなると、肯定論はさして珍しくもなくなって、その延長に秋山正美の「ひとりぼっち」のシリーズがあります。

オナニー観の歴史的変遷については赤川学さんが詳しい。
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%BB%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E5%AD%A6-%E8%B5%A4%E5%B7%9D-%E5%AD%A6/dp/4326601264/ref=sr_1_2?ie=UTF8&s=books&qid=1244362042&sr=1-2
私も詳しいですけど。

冒険風ライダー冒険風ライダー 2009/06/07 18:01  お疲れ様でした。
 トンデモ本大賞の投票でkensyouhanさんは「すべオタ」に1票を投じていたのですね。私はてっきり、ノミネート対象外であることを承知の上で、「唐沢俊一のトンデモ事件簿」辺りの唐沢俊一関連著書に投票して、トンデモ本大賞投票結果に名前が掲載されることを狙うかと予想していたのですが(トンデモ本大賞の投票結果は、ノミネート対象外作品への投票があった場合でも、作品名と投票カウントが記録される)。
 やはり、kensyouhanさんにとっての本番は、6月18日のトークセッションということになりますか。そちらの方も楽しみにしております。



<あと、もうひとつ投票数をカウントしていて思ったのだが、「トンデモ本大賞」に500人近い人が来ているわけなのだけど、これって多いのか少ないのか。>

 山本弘の公式サイトに掲載されている過去のトンデモ本大賞一覧
http://homepage3.nifty.com/hirorin/tondemotop.htm
にある各年度の投票総数を見る限りでは、2005年以降がだいたい500〜600人前後で推移していますし、それ以前はさらに少ない動員数だったようです。
 何年も同じイベントをやっていれば、固定客もついて一定の動員数を確保することはできるでしょうし、一方で閉鎖的な団体であることが災いして新規参加者があまり期待できないので劇的な動員数の増加も見込めない。なので、「と学会」のイベントとしては水準レベルで特にこれといった変動のある数値ではない、ということになるのではないでしょうか。

S.KS.K 2009/06/07 18:53 お疲れ様でした。
いずこも「サザザさん」は好評なんですね。

>皆神龍太郎氏が「大賞を取ると、と学会的に問題になる作品があって…」
>とか言っていたので思わず吹き出してしまう。

「公言できないけど、トンデモやらかす身内がいる。でもと学会敵にそれ
ノーカウントだから」と公言しましたね。
まあつまり「と学会は唐沢俊一のやりたい放題を応援します」という言質
な訳で、それは結構な収穫かと思います。

藤岡真藤岡真 2009/06/07 20:13  お疲れ様でした。

>「会場の雰囲気が出来上がっている」

 確かにそうですね。数年前までわたしも、その雰囲気の中でゲラゲラ笑っていたわけですが。しかし、そこに参じるオタクたちといい、2ちゃんに集まる匿名くんたちといい、哀しいほど打たれ弱い子なんで、あの雰囲気をぶっ壊して唐沢を追求することなんか、「可哀相で」とても出来ませんね。

みたかみたか 2009/06/07 20:46  明日香ちゃんの考えていることが、相変わらずわかんないっす。

 以前会った時、
「わたし、若桜木先生が、あんな人だとは知らなくて」
 と言っていたので、もうおつきあいを辞めるのかと思っていたはるか後になって『すべオタ』が出版されたので、ずっこけたものですが。

 彼女がオタキングにのめり込み出した時も面白かった。岡田氏の受け売りみたいなことをmixi日記にずーっと書いていたので、そのつど矛盾に突っ込んだら、
「人の嫌なことばかりを言う」
 と、怒り出しまして。
 単に矛盾点を指摘しただけだったんですが。良いとか悪いじゃなく、矛盾している、と。客観的な事実を書いただけで、嫌がらせ認定されて驚きました。
 で、明日香ちゃんが自分の日記にコメントするなとおっしゃるので、マイミクを切ったら、よりいっそう怒るしさあ。

 先日、うちの師匠がトークライブをやるというので、「いきますよ」と師匠に伝えたら、なぜか明日香ちゃんが師匠を通して「こないでくれ」と言ってくるし。
 今回、唐沢氏が明日香ちゃんを、「ト」会場に来るなと言ったことに明日香ちゃんが怒ったのには、わたくし爆笑いたしました。自分が色々な人にやっていることを、そのまんまされただけなのに、なんであっさり被害者面できるかなあ。

 明日香ちゃん。永遠に理解できない、あたしのマドンナ。

古賀古賀 2009/06/07 23:13 お疲れ様でした

トンデモ本大賞はまだSF大会でやってた時に何度か見にいったことがあります。

>今回の大賞の感想を書いたブログをまわってみると「小粒だった」という意見がよく見
>受けられた。

『聖書は日本神話の続きだった!』も『胎内記憶』も、発想のパターンとしては従来あったものに多少変化をつけたにすぎないように感じますね。目新しいものがあまりないような。

>俺もトンデモ本を書いてみたい。

『と学会からの最終警告』
『奇想天外AA荒らし』
『唐沢俊一のガセ&パクリは無かったろう論』
『大内明日香を「引き戻す」科学的法則』

minomino 2009/06/08 08:07 >>教育現場で中国の人名や地名について日本語読みでなく中国語読みが強制されるようになっているという
中国語読みといっても、漢音とか呉音とかいろいろあるでしょうに。
北京方面の読みを採用したら、上海方面の人に反感を買ったりしないのかなぁ?
私としては、中国側が日本人名を日本語読みしてくれるなら考えなくも無いですけど。

粗忽亭主人粗忽亭主人 2009/06/08 16:07 参加ならびにレポート、お疲れ様でした。

> 「会場の雰囲気が出来上がっている」

これはまさにそのとおりですね。私事で恐縮ですが、わたしが2004年のトンデモ本大賞に参加したときに書いたブログ記事があります。(名前横の家のマークから飛べます。)
そこでも書きましたが、SF大会内でやっていたときにはもっとも楽しみだった企画が、独立のイベントになって、どうもなじめない感じを受けるようになっていました。当該記事を書いたときには自分のがわの変化が大きな要因だと思ったのですが、今回のエントリを読んで
> 「会場の雰囲気が出来上がっている」
のも原因の一つだったんだな、と思い至りました。
なんかまとまらない内容でもうしわけありませんが、kensyouhanさんが感じられた感覚とわたしが5年前にいだいた感覚とになにか共通点がある気がしたので。

寒河江寒河江 2009/06/08 18:57 声ちゃんの結婚について一言お願いします。

個人投資家個人投資家 2009/06/10 06:55 >教育現場で中国の人名や地名について日本語読みでなく中国語読みが強制されるようになっているという話で、「毛沢東」は「もうたくとう」でなく「マオ・ツートン」と読まなければいけなくなっているというのだ(なお「マオ・ツートン」は一般的な読み方に従った)。そんな状況になっていたとは全く知らなかったのでビックリしてしまった。明木先生も「アジアの絆を破壊する」と怒っていたけど、そもそも現地の読み方に完璧に合わせられるわけがないし(日本における英語圏の人名の読み方だって現地の発音に忠実なわけではない)、


 これは数年前に政府の外来用語のカナ書き規則が変わって、原則原音表記になったためだと思いますよ。
 IT業界はこれで結構マニュアル表記の規則が変わりました。
 「コンピュータ」を「コンピュータ−」と書いても良くなったり。
「Violin」を「バイオリン」と書いても「ヴァイオリン」と書いても良くなったり。
 NHKも「ミャンマー」と「ビルマ」を言い換えたりしてますね。

 明木茂夫教授って世の中から数年ほど遅れてませんか?

kensyouhankensyouhan 2009/06/10 20:11 コメントありがとうございます。

>松沢さん
唐沢俊一はそういった背景には一切触れずにひたすらウケを狙ってましたね。イベントの後でmailinglistさんと食事した時も「あれって本当はトンデモ本ではないんじゃないか?」という話になりましたけど。

>冒険風ライダーさん
すみません、いまひとつシステムを理解してませんでしたw
でも、まあ、『すべオタ』が大賞を取ったほうが面白い展開になりそうだったので、投票してよかったと思ってます。
来年行くとしたら『昭和ニッポン怪人伝』に入れてきます。

>S.Kさん
>『サザザさん』
2ちゃん唐沢スレで「あれって面白いの?」という意見があったので若干補足。
まず、今回のイベントで放映されたのは『サザザさん5』で、ようつべにあるのは『サザザさん1』です。だから単純に比較することはできないし、ハッキリ言って「5」と「1」では破壊力が全然違います。自分は「1」も十分面白いと思いますけど。
次に、会場の雰囲気のせいで評価が上がったということはあるでしょう。『サザザさん』の前に『子宝騒動』をやっていたというのも大きかったと思います。でも、これだけ多くの人が褒めているということは十分信用していいのではないかと。…ま、「面白い」というのは個人個人のセンスの問題なので押し付けはしませんが。
著作権の問題は当然ありますけど、あそこまで行けば「創作性」を認めてもいいんじゃないか?とは思いますが、…あー、でも、明らかにヤバいところがあったなw 頼光さんは才能があると思うので、気をつけてやってほしいですね。『サザエさん』のパロディを抜きにしても十分面白いものを作れると思いますし、『サウスパーク』みたいに専門の弁護士をつけるのもいいかも。

>藤岡さん
まあ、自分の場合は単純にケンカに勝てそうも無いのでやらなかったのですが。1vs499!

>みたかさん
大内女史と知り合いだったんですか。それなら今回の騒動にはいろいろ思うところがおありでしょうね。

>古賀さん
>『唐沢俊一のガセ&パクリは無かったろう論』
これ面白そうですね。いつかやってみよう。

>minoさん
いろいろと無理がありますよね。

>粗忽亭主人さん
良くも悪くも「外部」というものがないんでしょうね。だから「大内女史をゲストにすれば?」というのは無茶な提案でした。悪いことを言いました。あと、唐沢俊一の盗用に興味が無い「と学会」ファンも多いのかも、と思いました。

>寒河江さん
何故w
いや、おめでたいことだと思いますよ。

>個人投資家さん
でも、明木教授の発表は面白かったですよ。読み方が変わった背景には文部科学省からの通達があった、と仰ってましたし、テストで「リヤオトン半島」と書かないとダメだとか(「リャオトン半島」と書くと×)。この辺の事情は面白そうなので個人的に調べてみようかと思ってます。

jimusiosakajimusiosaka 2009/06/11 00:24 初めてお邪魔いたします。
ブックマークでもコメントさせていただきましたが、明木教授の発表について、どうにも不可解に思われて仕方なかったもので、質問させてください。

>教育現場で中国の人名や地名について日本語読みでなく中国語読みが強制されるようになっているという話で、「毛沢東」は「もうたくとう」でなく「マオ・ツートン」と読まなければいけなくなっているというのだ

 私は、高等学校で主に世界史の授業を担当している者ですが、もしもこの「教育現場」が高等学校を含んでいるのであれば、これは全く根も葉もない出鱈目と言わざるを得ません。私が授業で使用している教科書は、世界史教科書の中で最も標準的なものとみなされている『詳説 世界史』(山川出版社)ですが、今年度に使用している教科書で「毛沢東」の名前が出てくる本文を読んでみますと、「もうたくとう」とルビがふられており、「マオ・ツートン」などとはなっておりません(なお、同じ山川出版社の『詳説 日本史』でも同様です)。もしも「中国語読みが強制されるようになっている」というのであれば、教科書の表記が「もうたくとう」であるのは全く矛盾した話でしょう。
 なお、『詳説 世界史』は最寄りの教科書センターでお読みになれると思いますが、少し大きめの書店であれば参考書・問題集のコーナーに置いてあることも多いです。また、教科書がない場合でも、『世界史B 用語集』(山川出版社)で確認することができると思います。

 また、中学校の歴史教科書の場合は、日本語読みと中国語読みの両方が書かれている場合が多いです。こちらも教科書センターでご確認いただくのが最善ですが、てっとり早く確認されたいのであれば、書店の参考書コーナーで中学校社会科(歴史的分野)の参考書に目を通してくだされば、日本語読みと中国語読みの両方が書かれていることがおわかりいただけると思います。いうまでもないことですが、もしも中国語読みが強制されており、日本語読みで答えるとテストで点数が取れないのだとすれば、日本語読みが参考書に書かれるはずがないでしょう。

>テストで「リヤオトン半島」と書かないとダメだとか(「リャオトン半島」と書くと×)。

 これもずいぶんと不思議な話に思われます。「遼東半島」が社会科のテストで問われることが多いのは、中学校の歴史的分野においてでしょう。そして、テストで出題される場合、普通は漢字で解答するように指導されると思います。もちろん、個々の中学校における指導では違いがあるかもしれませんが、少なくとも高校入試においては漢字で解答するのが原則でしょう。なお、これにつきましても、中学生用の問題集に目を通していただければ、日露戦争や三国干渉に関する問題で、模範解答が「遼東半島」であって「リヤオトン半島」ではないことをご確認いただけると思います。

長文の書き込み失礼いたしました。

kensyouhankensyouhan 2009/06/11 09:41 コメントありがとうございます。

ブックマークでのコメントを見てから自分でも調べるつもりでいたのですが。
明木教授は教科書や公務員の試験問題などの実例を示して説明していました。その教科書では蒋介石と毛沢東の名前に日本語と中国語、2通りの読み仮名が振ってありました(そして、その中国語読みがおかしいと明木教授は指摘していたのです)。
しかし、お話の通りだと、全ての教育現場で行われているわけではなく、一部の教科書や学校でそのような教育が行われている、ということになるのでしょうか。明木教授の教え子がそのような教育を受けていたらしいのですが。
この件については自分も調べてみることにします。

jimusiosakajimusiosaka 2009/06/13 01:48 お返事を頂き、まことに有難うございます。

 しかし、このお返事にはいささか首を傾げざるをえません。ブログ主様は、このエントリにて以下のように書いておられます。

>教育現場で中国の人名や地名について日本語読みでなく中国語読みが強制されるようになっているという話

 この部分を素直に読めば、教育現場では中国の人名・地名を日本語読みでは教えず、中国語読みでのみ教えている、と受け取るほかないと思います。ですから私は、前の書き込みにおいて、高校の歴史教科書では日本語読みのみであり、中学の歴史教科書では日本語読みと中国語読みとが併記されているということを述べて、「中国語読みが強制されている」とおっしゃっていることに対して疑問を申し上げたわけです。
 ところが、お返事では次のように述べておられます。

>明木教授は教科書や公務員の試験問題などの実例を示して説明していました。その教科書では蒋介石と毛沢東の名前に日本語と中国語、2通りの読み仮名が振ってありました(そして、その中国語読みがおかしいと明木教授は指摘していたのです)。

 「2通りの読み仮名が振ってあ」るのでしたら、これは日本語読みと中国語読みの両方を教えていることになりますから、エントリ本文の「日本語読みでなく中国語読みが強制され」ているという部分と矛盾しているのではないでしょうか?
 また、「その中国語読みがおかしいと明木教授は指摘していたのです」とのことですが、ということは、明木教授は中国語読みが強制されているのはおかしいと主張されていたのではなく、教えられている読み方がおかしいと主張されていたのでしょうか?

kensyouhankensyouhan 2009/06/13 07:09 コメントありがとうございます。

じゃあ、明木教授がイベントで見せたのは中学の教科書だったのかもしれませんね。本文は不正確だったので訂正しておきます。
でも、明木教授は「中国語読み」が書かれていること自体も批判していて、そのうえで読み方もおかしいと批判していたのだと思います。だから、結論で「漢字はアジアの絆なのだ」と述べられていたのでしょうから。
なにぶん、イベントでの発言なので正確にお伝えできないのが申し訳ありませんが、この件に関しては他の「トンデモ本大賞」を観覧した人のブログでも取り上げられているので、そちらも参照していただければ、と思います。

筑前の猪筑前の猪 2009/06/14 21:44 明木教授の発表が議論になっているのを今頃知りました。
明木教授のこの研究(論文として大学の彙報にも載せていますから)の出発点は、中高地図帳中の地名現地音表記が不統一でデタラメいいかげんということに憤激した、というものですから、申し訳ないがkensyouhanさんの報告だけを基にピントはずれの議論になっていると思います。
明木教授はこの問題で学術論文と同時に一般向け同人誌も出してます。この夏コミには増補改訂版が出るはずですから、と学会関連ブースで購入できると思います。

jimusiosakajimusiosaka 2009/06/16 00:30 再度のお返事を有難うございます。
さて、「トンデモ本大賞」を観覧した人のブログをいくつか検索してみましたが、その限りでは、どうも明木教授は地理分野の教科書や地図帳を問題視されて議論を展開されていたように思われます。これは、筑前の猪様のコメントとも符合しますね。
ただ、それならばなぜ毛沢東や遼東半島など歴史分野に登場する用語が出てきたのだろうか、という疑問は残りますが。
なお、地理分野に関しましては、中学校の教科書や地図帳では、中国の地名は中国語読みのカタカナ表記で書かれています。また、高校の教科書や地図帳につきましては、私の勤務校では地理科目がないものですぐには確認できませんが、大学受験において中国・韓国の地名は、漢字またはカタカナで答えることが原則となっています。地理学においては、中国・韓国だけでなく、世界中の地名については現地の発音で表記することが原則となっているそうなので、学校教育においてもその原則が反映されることになっているのでしょう。なお、「中高地図帳中の地名現地音表記が不統一でデタラメいいかげん」という明木教授の主張の正否につきましては、明木教授の論文を読む機会があれば、その時にまた考えてみたいと思います。
長文の書き込み失礼いたしました。

kensyouhankensyouhan 2009/06/16 15:25 コメントありがとうございます。

自分としては明木教授の発表を見聞きしたままに書いたつもりだったのですが、不備があったのかもしれません。その点は申し訳なく思っています。
この問題は自分も興味があるので、夏コミで同人誌を購入して確かめてみたいと思っています。